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入学式が終わった、凄くあっという間だった
ダーマに会ったのは良いものの、あとは3人だ
シルク、ンダホ、ザカオ
この3人
モトキが先輩だと思うから、この3人も年齢が違う可能性がある
いや、どうなんだ?
「なぁ、マサイ」
「あ、ダーマ?ていうか、本当にダーマなのか?」
「本当だよ、俺、会えてよかったわ」
ダーマらしくない少し震えた声、俺もこの声を久しぶりに聞いて、泣きそうだった
「後、マサイは覚えてたんだな」
「あぁ、あッッッ!!!」
「うわッ、!びっくりしたぁ、なんだよ」
「あのな、さっきモトキに会ったんだよ!」
そうだ、忘れてた、言わなきゃいけない
そしてモトキにあった事を洗いざらい話したが
「そうなんだな」
「おい!!なんか冷静にもほどがあるだろ!」
「モトキがいたんだぞ!?」
「いや、俺も会ったからさ」
あぇ?
「ていうか、俺今世ではモトキの従兄弟だったから」
マジか?おいおいマジかよ??
一瞬でザ・ワー○ドしたぞ?時が止まったぞ?
「は?」
「いや、俺も最初は驚いたんだけど」
俺はダーマの話を隅々まで聞いた、なるほど! とはならなかったが、落ち着いて聞いたところ、モトキはフィッシャーズの記憶がないらしい
「だから、残りは3人だな、」
「そうだな、俺もマサイに協力する」
「ありがとな」
ガタガタッッ
教室のドアが空いた、開けた人は腕に生徒会とかいた物をつけているのでモトキと同じ生徒会なのだろう
「あの、この紙全員に配っといてください!」
先生がこの後紙?チラシ?を俺とダーマ、他のクラスメイトに配った
それは生徒会の募集の紙だった、入ろうか迷ったが俺は頭が悪い、いわゆる馬鹿なので入れないと思った
いや、思っていた
入学式先から一週間、あの3人、モトキにも会えてない
どうしようと思って、焦ってトイレに駆け込んで考えた
トイレに軽く5分、こもっていた
もう出るか、トイレのドアを開けて手を洗おうとするとハンカチが無いことに気づいた
落としたかなぁ?と思い廊下を見たが、誰かが少し早歩きをしてこっちに向かってくるのが見えた
その人はモトキだった、どうやら俺が今いるトイレに、、あれ?俺以外にいねぇよな?
「あの、そこの君!ハンカチ落としたでしょ?」
「あ、ごめんなさい、俺が落として、」
「だよね?後、マサイ君だっけ?」
「あ、はい」
「あのね、今ちょっと人手が足りなくて、生徒会の部員入ってくれる?」
「へッ、?」
「えええええぇぇぇぇッッッッッ!!!?!??」
そうして俺は、生徒会に入ることになった
「お前マジ?」
「マジ、どうしよ」
「まぁ、頑張って」
「ダーマぁぁ、置いていかないでくれぇぇ、」
「MU☆RI☆」
「おいッ!?」