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こと🎀🌌
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校舎裏
昼休み。
廊下は生徒たちの話し声で賑わっていた。
👁️🗨️が教室を出たその時。
「少し話そう。」
背後から彼氏が声をかける。
👁️🗨️の表情が固まる。
「……今は。」
「すぐ終わる。」
彼氏は周囲を見回し、人の少ない渡り廊下へ歩き出す。
👁️🗨️は戸惑いながらも、その後をついていってしまう。
⸻
校舎裏。
昼休みとは思えないほど静かだった。
風だけが木々を揺らしている。
彼氏は立ち止まり、振り返る。
「最近、避けてるよな。」
👁️🗨️は目を伏せる。
「……そんなこと。」
「あるだろ。」
少し強い口調になる。
👁️🗨️は一歩後ろへ下がった。
そのとき。
「失礼します。」
穏やかな声が聞こえた。
新任教師である秘書が、書類を抱えて校舎裏へ姿を現す。
「お二人とも、次の授業の時間が近いですよ。」
自然な口調だった。
偶然通りかかった教師にしか見えない。
彼氏は少し表情を曇らせる。
「……もうそんな時間か。」
秘書は穏やかに続ける。
「先生方が探していました。教室へ戻りましょう。」
👁️🗨️へ目配せをする。
ほんの一瞬だけ。
「大丈夫ですか。」
という意味を込めた視線だった。
👁️🗨️は小さく頷く。
「……はい。」
秘書は何事もなかったように歩き出す。
「一緒に戻りましょう。」
👁️🗨️もその後ろを歩く。
彼氏はその場に立ち尽くしたまま、二人の背中を見送るしかなかった。
⸻
職員室へ戻る途中。
秘書は周囲に他の生徒がいることを確認してから、小さな通信機に一言だけ伝える。
「対象は無事です。」
それだけを報告すると、再び教師として穏やかな表情に戻り、廊下を歩き続けた。
コメント
1件
かほさん、第110話読ませていただきました! 彼氏に問い詰められるシーン、👁️🗨️さんの緊張がひしひしと伝わってきて胸が苦しかったです…。そこに現れた秘書の「大丈夫ですか」の目配せが、本当に救いでした。最後の「対象は無事です」という通信、一体どんな任務なんだろうと気になります。続きが楽しみです!