蘭視点
三途が死んだ。
詳しく言えば、スクラップの時のミスだ…
人数があっておらず、ある一人に殺された。
その後は、アジトが静かになったりNo,2が居なくなったもんだから
仕事も忙しさが増した。
でも、あれから、3年も経ってるから皆、立ち直っていた。
バンッバンッ
「はぁ~何で裏切るんだろうかな?
殺されるのは、当たり前なのに。」
今日もいつものように、裏切り者を殺して
仕事が終わる。
「帰るか、」 ガタンッ カーンッ…カランカラ
路地裏から、音がした 人がいるのか?
その場合殺すことになるな…
「お~い居るなら出てこーい」
返事も人影も無い
「出迎えてやるか、」
コツン コツン コツン
自身の靴の音が響く、
そして、そこに居たのは……
「ウワッ!?」 ドスンッ
足の痛みとともに、押されたのか
俺は尻もちをついた。
上半身に重みを感じ、見てみると、
フードを深く被っている6~8歳位の子供が
ナイフを向けて座っていた
「金」
金、と言ってきた。それで生活していたのか
俺は怯えながら「はい、どうぞ」と
金を渡すような男じゃねぇ
そして、よく見るとナイフを持った手が
震えていた。
それを見た俺の動きは速かったと思う。
両手首をつかみ、起き上がる勢いで、壁にその子供を押しつけた。
「はい ざんねーん。」
俺はその子供が持っていたナイフを
その子供の首筋に当てた
普通の子供なら、暴れるだろうが
まぁこんなことをしているもんだから、冷静だった。
「離せよ…」
「自分から近づいてきたのに?」
「………」
(俺今、ド正論言ったな)
「名前は?」
「………」
「春千夜…」
……………………………………
「ハッ?」
「えっま、は?三途!?!?」
まぁ死んだ奴がガキになって転生してんだよ?
焦るだろ
「えっ?えっ!?フード外して良い?」
まぁ?確認のために、フードを外して見たら……
「!!!!ダメッッッ!!!!!」
パサッ
「完全に三途えっ……………猫耳?!」
「………」
まさかの、三途?に猫らしき耳が生えていた
しかも、顔そっくり。
これからどうするか?
放っておくのは、死ぬかもなのでアジト………
止めておこう
取りあえず、俺のセーフティーハウスに連れて帰った。
あっ竜胆居るじゃん。
まあ大丈夫でしょう!
end
コメント
4件
題名面白すぎw