テラーノベル
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前回の続きです。
また短いです!それじゃstart!
蘇枋と身体だけの関係を初めてから数日後__桜は身体だけの関係じゃ物足りなくなっていた。
身体目当てじゃなくて、自分の全てを求めてほしかった。
🌸「ただのセフレ関係なんて……お互い身体にしか興味ねぇみてぇじゃねぇか……」
🌸(身体だけの関係で優しくされんのが、一番つれぇんだよ……)
こんな関係が続くならいっそ__
-翌日-
蘇枋はまた、桜を抱こうと部屋まで来た
🫖「桜君~、今日は玩具使ってシてみようよ」
🌸「……いいけど、今日で最後にする」
(突然の言葉に、蘇枋の身体がぴくりと反応する)
🫖「……どうして?」
🌸「“どうして”なんて、言わせんなよ……」
(震えた声。泣いてないはずなのに、喉が詰まってうまく言えない)
🌸「……お前が俺を本命にする気がねぇなら、もう……身体だけっての、やめたい。
こんなの……耐えられねぇよ」
(蘇枋は言葉を探すように、ゆっくりと起き上がる)
🫖「……桜くんは、俺にとって、大事な存在だよ」
🌸「“大事”って言葉で逃げんなよ。俺は、お前に“好きだ”って言ってほしかった。
“お前だけだ”って抱いてほしかった……!」
(涙がこぼれる。拳を握りしめて唇を噛む桜)
🌸「……それが叶わないなら、もう無理だッ……
俺……“愛されないまま、抱かれる”の、辛ぇんだよ……ッ」
(蘇枋は桜の肩に触れようとする。でも、桜はその手をそっと振り払う)
🫖「桜くん……」
🌸桜「……もう来んな。次、部屋に来たら……ほんとに嫌いになるから」
(蘇枋はなにも言えずに、ただ部屋から出ていく桜の後ろ姿を見ることしかできなかった。)
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