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厨二病男子高校生の転生譚

序章

ド田舎に住む俺、鏡 龍魔は日々の暑さと畑作業の辛さに耐えるためにライトノベルなるものを読んでいた。どこにでもあるようなありふれた内容の異世界転生譚だ。

だけどこの苦しい生活の中での数少ない楽しみだった。不慮の事故で異世界に生まれ変わって類稀な能力と美しい容姿を持ち世界を堂々と進んで行く、そんな話が龍魔の心を熱くした。

ある日も龍魔は1日を乗り越えるために汗水垂らして畑仕事に勤しんでいた。龍魔がちょうど休憩しょうと椅子に腰掛けた時だった。古くなった椅子は龍魔の体重に耐えられずに真ん中から壊れてしまい、後ろにあったレンガに後頭部を強打してしまったのだ。

『まじか、、、これが、俺の最後、、、。』 そして龍魔は意識を失った。

第一章「異世界での難題」

第一話「転生したら精霊だった」

深い闇の中にいた、、、。しばらくすると誰かの声が聞こえてくる。

『異世界人 鏡 龍魔、通称:リューマの受肉完了。リューマのスキルに〈アカシック・レコード〉を追加し、世界の核情報に接続、、、完了。』え、なに?頭の中に響く機械的な声、AIアナウンスのような無機質な声、、、まさか、ここは、、、!?

勢いをつけて起き上がったリューマはシパシパする目を擦りながら周りを見渡す。だが、周りには草木しか存在しない。というか、巨大な草木だ。通常の3倍近くはある巨大な草木が周りにはあった。異世界に来たのならと、自分の姿を確認するために近くの水溜りに反射する自分の姿を見た。

「、、、は?」そこに映る自分は少し発光して透けていたのだ。羽もある。ゴーストなのだろうか?いや、決めつけるのはまだ早い。ステータスだ。

「、、、ステータス」恐る恐るといった感じで言ってみた。するとやはり、目の前に半透明の板が出現した。

リューマ レベル1

種族:風の小精霊

〈スキル〉

・アカシック・レコード

・風操作

・ドレイン

「精霊!?」しょっぱなから精霊と来ましたか。すでにチートでは、、、?まあいい。強ければ強いほど良いからな。困ることはない。だが、人と交流できるのか?いや急に難題突きつけるのやめて欲しい。俺、異世界生活大丈夫なのか?

 こうして、リューマの異世界転生譚が始まったのだった。

厨二病男子高校生の転生譚

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コメント

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ユーザー

絶対異世界行くだろってゆう名前で草

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