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「あ、網走掘削エリア、、なんでそんなところにNGEのやつらが、、」
なぜそんなところに行く必要があるんだ?
「まだ網走掘削エリアとは決まっていません。札幌新都心の可能性もあります。ですが網走掘削エリアの可能性の方が極めて高いですね。」
「なんでわかんだよ海琉」
こいつは俺と違って全てを見据えて行動している。だから何かしらの理由があるはずだ
「なんでって、網走掘削エリアで働いてる人は横の網走強制収容所ダスハドの囚人たちですからね。そっちに行った方がまだメリットがある。」
メリット?もしや、、
「NGEは仲間を増やそうとしている??」
だとしたらかなりやばい、ダスハドのことは詳しくは知らないが重要指名手配犯などが収容されている施設なのは知っている。そいつらが仲間になるとなったら、、
「あなたにしてはいい考えです。私もそうだと思います。しかし真実はこの目で確かめなければなりません。行きましょう。」
その後話にひと段落が着いて今から向かおうとした時に海琉がまた話しかけてきた
「そういえば忘れてました。こちらをどうぞ、装着しておいて下さい。」
俺は海琉から通信機のようなものをもらった。
「これはなんなんだ?どうしていきなりこんなものを、、」
「それはそのうち分かります。必ずそれを使う場面がくる。あなたの実力ならばね。」
そう言うと海琉は北海道の方とは違う方へ行ってしまった。
「聞こえますか。私です、今すぐ北海道へ向かってください私のレガリアを追尾させました。今はもう青函トンネルの出口付近にいます。」
こいつのレガリアは遠隔型だったのか!通りですぐ帰ったはずだ。そしてそのために俺に通信機を渡した。こいつ敵に姿を見せないでやるつもりか、、
「わかった。とりあえず急いで向かってみるけど間に合わなかったらどうするんだ?」
これで間に合わなかったらもう仲間を増やしているかもしれない。
「いや、、、その必要はないらしいです。私のレガリアが動かなくなりました。相手は青函トンネルの出口で待ち構えています。」
「じゃあ青函トンネルで戦うしかねぇのか!?」
出口だと?そんな場所でどうやって戦えばいいんだってんだよ
俺のガレリアフェイタリティはパワーならトップレベルらしいが連続的にはいかないらしい、、、
どうしたものか、、そうだ!
「海琉!敵の人数を教えてくれ!数によっては俺じゃ手に負えないかもしれねぇ!」
人数が多いのであれば俺は海琉に助けを求めることになるな。プライドが少し邪魔するがそんなことは言ってらんねぇ!
「敵は、、、6ですね。」
6?俺一人で6人相手しろと?いやいやまだだここで勝敗を決めつけるな、相手はガレリアを持っていないかもしれない。まだ負けたとは決まっていない。しかし6か、、、
「前を見てください!!すぐ目の前に敵がいます!」
なっ!考えるのに集中してよそ見してた!そもそも俺は考えるようなタイプじゃねぇんだ!このフェイタリティで切り刻むしかねぇ!
「てめぇらNGEのやつらだな!覚悟しとけ!この大宗が許さねぇぞ!」
「あの人、、なんで本名を敵に名乗るんですかね、、」
俺は何も考えずガレリアを上に振り上げた。
「くたばれや!クソどもっ!!」
「敵襲だ!野郎ども!」
フェイタリティは刃をエターナルモートルを使って超高温にすることによって切るガレリアだった
冷却性能は他のものと劣るが圧倒的火力であった
もはや切るという表現よりも溶かすという表現の方が正しいだろう
俺のガレリアは敵の体を一人一人、左右、上下、前後、色んな向きで一刀両断した。6人とは言っても1度に全てを切れば1人となんら変わりは無い。
なんの思いもなかった。勝った喜び、敵を倒した達成感、仲間と協力した団結力、何も感じなかった。
そのくらいエターナルモートルを搭載した武器は強力だった。
「これが、、ガレリア、、、俺は今6人の命を、、」
思ったより精神的に来るものだった。
「彼はかなり精神的にきていますね。当然です、子供にいきなり6人の人間を殺させる経験をさせたのです。耐えられるはずがありません。」
しかし休む時間も束の間だった。
「こちらB班政府の人間と接触の後全員負傷、そちらはどうだ?」
な、、なぜ生きてやがるこいつらは!身体を一刀両断して今も尚繋がっていない!なのに生きてやがる!
「そうか、ダスハドには着いたか、済まないこちらはゾームがやられた。間もなく絶命する」
ゾームがやられると死ぬのか?こいつらはゾームのエターナルモートルによって動いていたのか、、
「これはやばいですね。今まで敵の数はNGEの社員だけだと思っていましたが、、今回で確定しました。敵の数は想定の倍とかいう騒ぎじゃないですね。」