ピピピピ、ピピピピ
ピピピピ、ピピピピ
カチッ
無唯)…、
静かに起き上がって下に向かう。
話すことなんてないし。
無唯)…、おはよ
お母さん)おはよう、無唯。今日は特別学園の入学式よ。朝ごはんちゃんと食べて学校に行きなさいね
無唯)(頷く
話す必要のないことは話さない。
返事も頷けばいい。
無唯)ご馳走様。行ってくる。
お母さん)気をつけるのよ!
無唯)(頷く
お母さん)いってらっしゃい。寮での生活楽しみなさいよ!
無唯)…、
ガチャ、
無唯)はぁ、
さっき母さんが言っていたように今日から特別学園に入学する。そして、学園なんだから『寮』で暮らす。
同じ部屋の人は男だって。
最悪だよ。
話す気は一切ないけど。
だってなんて対応したらいいかしらへんもん。
生まれた時から親父がおらんのやから。
そうこう考えてるうちに学園に着いた。
無唯)。
でかい。
無理やろ。怖いわ。
僕は震える足を動かしながら体育館へと向かった。
入学式_______
校長)新!生徒の諸君おはようございます!
生徒)おはようございます
校長)普通の学校だったらここからバカみたいな長い話を始めるんですよ。でもめんどくさいので生徒会の挨拶をして入学式は終わりでーす☆
無唯)(先生最高かも知らん)
無唯)(教室向かえばええんか。)
僕のクラスどこやねん。
Kクラス(まだ仮なので)
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水蓮無唯
無唯)!(あった。これやねんな?大丈夫やろな?同名とかあらへんよな?)
ガラガラ
無唯)キョロキョロ(僕の席どこや?)
無唯)!(ここかぁ、って言いたいところなんやけど誰やねんコイツ。何僕の机に腰掛けてんねん。)
無唯)バシバシ(腰掛けてる人を叩く
モブ)ん?
無唯)どけや
モブ)なんで?w
無唯)僕の席やねん
モブ)『どいてください』だろ?w
無唯)イラッ💢
無唯)シュッ、ドスン(モブを押し倒して踏み付けた
モブ)お前!どけよ!
無唯)…『どいてください』やろ?(ニヤッ
モブ)ッ!…ど、どいてください。
無唯)ん、(立ち上がる
無唯)…(座ろ。)
キーンコーンカーンコーン
先生)今から体育館に移動し、能力診断をする。
後ろに並んでみんなでいけ。
次回、第2話 能力診断
お楽しみに〜!
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