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ナツナツ
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吉田仁人は、誰にでも優しくて、笑顔が眩しすぎる。
先輩にも後輩にも好かれて、抱きつかれたり頭を撫でられたりするのが日常になっていた。
楽屋でも、控室でも、移動の車内でも、誰かが自然と彼に寄りかかってくる。
普段ツンツンして強い口調ばかり喋っている仁人はそれを拒まず、むしろ少し照れながら受け入れてしまう。
その無防備さが、余計に周りを狂わせる。
そしてM!LKのメンバーたちは、嫉妬で頭がおかしくなりかけていた。
特に、佐野勇斗と塩﨑太智の二人は、限界に近かった。
ある夜、地方ロケの宿泊先。
仁人がシャワーを浴びて出てきたところを、勇斗が部屋に呼び込んだ。
タオル一枚の姿で髪を拭きながら入ってきた仁人は、部屋の中に太智もいることに気づいて少し目を丸くした。
「え、二人とも起きてたの?」
「寝てるわけないだろ」
勇斗の声は低く、いつもの明るさが消えていた。太智も黙ってドアをロックする。
仁人は一瞬、空気の異変を感じ取った。
「なんか……機嫌悪くない?」
「機嫌悪くないわけあるかよ」
勇斗が一歩近づく。
仁人の腕を掴んで、ベッドまで押し倒した 。
タオルが少しずれる。
太智が反対側から覆い被さるようにして、仁人の両手首を頭上に固定する。
「先輩にも後輩にも、あんなに愛想よくして。俺たちだけ無視してるみたいで、うざいんだよ」
「そんなつもりじゃ……っ」
言葉を遮るように、勇斗が唇を重ねた。
強引で、少し痛いキス。舌を押し込まれ、息が詰まる。
、太智は仁人の耳元に顔を寄せて、低く囁いた。
「嫉妬で頭おかしくなりそうなんだよ、俺ら」
仁人の体が少し強張る。
でも、抵抗らしい抵抗はしなかった。むしろ、力を抜けて受け入れてしまう。
その癖が、二人をさらに煽った。
タオルを引き剥がされ、全裸にされる。
太智が乳首を指で摘まみ、勇斗が太ももを開かせる。すでに硬くなったものを、仁人の腿の間に押し当てた。
「仁人、今日は俺たちだけのものだ」
「……わかった。だから優しくして」
その言葉が、スイッチを入れる。
勇斗がゆっくりと中に入っていく。
仁人の背中が弓なりに反り、小さく甘い声が漏れた。
太智はそれを見逃さず、口を塞ぐようにキスを重ねる。
二人で挟み込むようにして、仁人の体を動かしていく。
「んっ……あっ、勇斗……太智……」
名前を呼ばれるたび、二人の動きが荒くなる。嫉妬と独占欲が混じった、少し乱暴なリズム。仁人は完全に受け入れてしまい、足を絡めて二人を引き寄せた。
「もっと……中、突いて……」
そんな言葉を吐く仁人を見て、二人はほぼ理性を失った。
何度も体を重ね、汗と息が混じり合う。
仁人が限界近くで喘ぐたびに、勇斗と太智は互いに視線を交わし、ますます深くまで突き入れる。
夜が更けるまで、部屋のドアは開かなかった。
翌朝、仁人は二人の間でぐったりと眠っていた。
首筋や太ももに、はっきりと痕が残っている。
勇斗が静かに呟いた。
「先輩にも後輩にも、もう少し距離置いてもらわないとな」
太智が小さく笑う。
「……でも、仁人が本人から離れたがらないんだよな」
二人とも、既にわかっていた。
吉田仁人は、誰にでも愛される。
そして、M!LKのメンバーたちは、その事実に嫉妬して、どうしようもなく彼を求め続けてしまうのだ。
コメント
1件
うわっ、第1話からすごい熱量…!読み終わってちょっと息整えちゃいました(笑) 仁人の「抵抗しないどころか受け入れちゃう」甘さと、勇斗と太智の溜め込んだ独占欲のぶつかり合い、一気に引き込まれました。特に「名前を呼ぶたびに動きが荒くなる」ところ、嫉妬と愛情の境界が溶けてく感じが生々しくて印象的でした。 これ、普段の仁人の無防備な明るさとのギャップが効いてますね。続きが気になります!