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レイア「ぷー太郎くん。もう動いて
平気なの?」・横から声をかけた
ぷー太郎「うん。軽い打撲だけで
済んだからね。それよりも、
爆破された家を見にいこうかと
思って。」・ポーチを肩にかけながら
言った
「ヒョイ。」
語り手「ぷー太郎は、画面上部に
消えた。」
女の子「へぇー。これが、
しゃべる犬か。」
語り手「髪の長い女の子が、ぷー太郎を
持ち上げている。」
これ↓
ぷー太郎「だれ?」・女の子を見た
クロム「その子は、私の娘だよ。」・
書類を見ながら、ぷー太郎に言った
ぷー太郎「え!?クロムさんの(驚)
!?」・クロムを見た
クロム「名前は、セレン。ちょっと
抜けてるけど、仲良くやってくれ。」・
コーヒーを飲もうとした
セレン「パパのアホっぷりよりは
マシだと思う。」・クロムを見て言った
クロム「ボフッ!」・吹き出した
レイア(うわー、娘さんにアホと
言われている…。)・クロムを見ながら
思った
イタチの獣人「所長。三日月諸島や
ナンノ島などで、喋る犬を目撃したとの
ことですが…。」・所長室の扉を開けた
クロム「ゴホン。ロボットだと広めろ。
」・イタチの獣人に指示を出した
イタチの獣人「わかりました。」・扉を
閉めた
ぷー太郎「そろそろ、おろして
くれないかな。」・セレンに言った
セレン「あっ、うん。」・ぷー太郎を
おろした
『森の中で…』
レイア「あれ?爆破されたんじゃ
なかったの?」・ぷー太郎に訊いた
ぷー太郎「そのはずなんだけど…。」・
きょろきょろする
語り手「ぷー太郎の住む家は、なぜか
無事だった。」
セレン「ねぇ。ゆうびん受けに
何かあるよ。」・中を覗いた
ぷー太郎「えっ?ゆうびん受けに?って
、なんでセレンさんまで居るの(驚)
!?」・その方を見た
セレン「別にいいじゃん。それより、
はいコレ。」・ぷー太郎に、手紙と
金属の、カタマリを渡した
ぷー太郎「う、うん…。」
手紙の内容「ぷー太郎くんへ。ダマして
ごめんね。それと、ロジウムを
お返しする。ぷー吉。」
ぷー太郎「あいつ…。」
レイア「ねぇ。ロジウムって?」・
手紙を見ている、ぷー太郎に訊いた
ぷー太郎「45番元素のことで、
装飾とかのメッキに使われているんだ。
」・レイアに答えた
レイア「ふ〜ん。」
ぷー太郎「兄さん(れお助)が、
パラジウムを創ろうとして、まちがって
出来たものなんだよ。それをぼくが
もらったんだ。」・ロジウムを見た
レイア「どういう、お兄さんなの?」
ぷー太郎「頭が良くて、ぼくの発明品を
軽く超えてくるんだ。いつだったか、
扇風機を改造したら、竜巻が
発生したりして(嬉)。」
セレン「ヘタレなパパより、
よっぽど、いいじゃん。」
クロム「ボフッ。」・吹き出した
レイアの心の声(今度はヘタレか…。
)・セレンを見ている
ぷー太郎「そういえば、セレンさんは、
どうして研究所に?あそこは、
極秘なんでしょ?」・セレンに訊いた
セレン「しょっけんらんよう、とか、
おじいちゃんが言ってた。」
レイア「おじいちゃん?」
セレン「うん。この国。マッタリ国の
大臣で、ママの、お父さん。ちなみに、
パパは、ムコようしだよ。」
アンコ「あらあら、お客さん?」
語り手「ぷー太郎たちのところに、
手さげカバンを持ったキツネの獣人が
現れた。」
これ↓
ぷー太郎「アンコさん!」・その方を
見た
アンコ「おかしいわね。声はするのに
姿が…。」・ぷー太郎を探し始めた
ぷー太郎「こっちだよ!毎回、自身の
眼線で探さないで!」・アンコに訴えた
アンコ「冗談ですよ。あなたほど、
かわいい子は居ないじゃないですか
(嬉)。」・ぷー太郎を持ち上げた
ぷー太郎「もう…。」・ぶすっとする
レイア「えと…。」・アンコを見た
ぷー太郎「あぁ。こちらは、アンコ・
シャルルさん。ぼくの保護者だよ。」・
持ち上げられたまま、レイアに紹介した
セレン「ほごしゃ?かいぬしじゃ
ないの? 」
ぷー太郎「森で倒れていたのを助けて
くれたんだ。」・地面に、おろされた
セレン「そういうことか。」
アンコ「この子の声が、わかるなんて、
あなたたちは仲が良いのですね(笑顔)
。」・ぷー太郎のことをセレンたちに
言った
セレン「ちがうよ。ぷー太郎は、人語を
しゃべってるんだよ。」・アンコを見た
アンコ「道理で…。私は、
聞き取りにくい方なんですけど、
この子の声がハッキリわかるから
変だな、とは思っていたんです。」
ぷー太郎「・・・・・。」・アンコを
見ている
『家の中で…』
アンコ「まぁ。なんて散らかりようなの
(驚)!?」・オモチャや発明品を見て
言った
ぷー太郎「あの、えと…。」・
うつむいている
アンコ「片づけが終わるまで、遊んでは
いけません。」・ぷー太郎を叱った
セレン「パパの頭の中みたい。」・
家の中を見ながら言った
クロム「ボフッ。」・吹き出した
イタチの獣人「所長。さっきから
吹き出しまくっているんですけど…。
」・クロムを心配した
クロム「いや、なんでもない。」
レイア「セレンちゃん。そろそろ、
パパを悪く言うのは、やめようか。
」・屈みながらセレンの顔を見た
セレン「なんで?」・レイアに
聞き返した
レイア「パパはね。セレンちゃんの
ために働いているの。疲れたなぁ、って
こともあるし、感謝の気持ちを
伝えた方が、いいと思うな。」
セレン「ふ〜ん。」
『しばらくして…』
ぷー太郎「ふぅ。やっと終わった…。
」・床に座り込んだ
アンコ「どうぞ。」・レイアの前に
紅茶を置いた
レイア「ありがとうございます。」・
イスに座っている
アンコ「あなたは、トウガラシ入りの
ジュースだったわね。」・セレンの前に
クリームソーダを置いた
セレン「セレン、そんなの頼んでない。
」・アンコを見た
アンコの心の声(冗談が
通じなかったかしら?)・イスに座った
セレン「ズズ〜…。」・ストローで
クリームソーダを飲み始めた
アンコ「そうだわ!私、故郷から
戻ったところなんですけど、お土産が
あるんです。良かったら、みんなで
食べません?」・生のキノコを皿に
出した
レイア(これも、冗談…かな?)・
色とりどりのキノコを見て思った
アンコ「あなたには、これを…。」・
足元の、ぷー太郎に、ピンク色の石を
渡した
ぷー太郎「石?」・アンコを見た
アンコの声「湖のほとりで、
ひろったんですよ。『れお助』と書いて
あったから、あなたの、お兄さんのじゃ
ないかしら?」
ぷー太郎「へっ!?」・おどろいた
セレン「説明書もあるよ。」・アンコの
手さげカバンから、紙を取り出した
紙の内容「犬から人になる石。DNAを
登録した犬がボタンを押すと変身できる
。元の姿に戻るには、もう1度、
ボタンを押せばいい。その場合、誰が
押しても可。」
セレン「さっそく押してみよう。」
語り手「セレンは、ぷー太郎の右前足を
取った。」
ぷー太郎「ちょっ、まだ準備が…。」
「ポン!」
語り手「眼の大きな男の子が、青い服を
着て現れた。」
これ↓
ぷー太郎(人)「・・・・・。」・
自身の手を見ている
セレン「はい。」・ぷー太郎に手鏡を
渡した
ぷー太郎(人)「これが、ぼく…。」
レイア「ちょっと残念。」
語り手「レイアは、ぷー太郎(人)が
裸になると思っていた。」
アンコ「どちら様?」・ぷー太郎の姿を
見て、首をかしげた
ぷー太郎(人)「いやいや、状況を
わかっているでしょ。」・アンコを
見ながら、手を横に振った
語り手「その後、アンコの故郷へ
向かった、ぷー太郎たち…。」