テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
第1話「7人目の新住人」
「𝐩𝐫𝐢𝐬𝐦」
そこは、個性豊かな6人の男の子が暮らすシェアハウス。
朝のリビングには、今日も賑やかな声が響いていた。
來「琥珀ー!朝ごはんまだー?」
キッチンで朝食を作っていた琥珀は、振り返って笑う。
琥珀「もうすぐできるよ。來、寝ながら待たないの」
來「だってお腹空いたんだもん!」
風雅「朝からうるさい……」
コーヒーを飲みながら、風雅が呆れたようにつぶやく。
葉流「風雅って、朝からほんとクールだよね」
鏡を見ながら髪を整える葉流に、風雅はため息をついた。
風雅「葉流は朝から鏡ばっかりだろ」
葉流「身だしなみは大事なの!」
その様子を見ながら、塁は静かに本を読んでいる。
真明「……今日、新しい人が来るんだよね」
真明が眠そうに顔を上げる。
來「そうそう!今日から7人になるんだよ!」
琥珀「どんな子なんだろうね」
その瞬間――。
ピンポーン。
葉流「来たんじゃない?」
來「俺、行ってくる!」
來が勢いよく玄関へ走っていく。
來「はーい!」
ドアを開けると、そこには大きな荷物を持った男の子が立っていた。
蘭「はじめまして……春馬 蘭です」
少し緊張した様子で、蘭はぺこりと頭を下げる。
蘭「今日からここで暮らします。よろしくお願いします」
來「よろしく!俺、來!仲良くしよう!」
琥珀「荷物、持つよ」
蘭「えっ、ありがとう……」
蘭がふわっと笑う。
その笑顔を見た瞬間、風雅はなぜか視線を逸らした。
風雅「……よろしく」
塁「……蘭くん、だね」
葉流「わぁ、可愛い雰囲気の子が来たじゃん!」
真明「これから一緒に暮らせるんだね。嬉しい」
蘭「うん。みんなと仲良くなれたら嬉しいな」
來「じゃあ、まずは家の中案内するよ!」
蘭「ありがとう、來くん」
來「“くん”付けなんだ!なんか新鮮!」
葉流「ふふっ、來だけ嬉しそう」
6人の笑い声がリビングに広がる。
こうして、𝐩𝐫𝐢𝐬𝐦に7人目の住人――春馬蘭が加わった。
まだ誰も知らない。
この出会いが、6人の毎日と、それぞれの気持ちを少しずつ変えていくことを――。
コメント
1件
おお、第2話読んだよ!來の元気な感じとか琥珀の優しさとか、それぞれのキャラの個性が短いやり取りでしっかり出てて、もうみんなの顔が浮かんできたわ。新しく入ってきた蘭くん、緊張してるけど笑顔がふわっとしてて可愛い…。風雅が視線逸らすところ、何か感じるものあったのかな?これから7人の関係がどう変わっていくのか、めっちゃ気になる🔥