テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
篝火

16,226
コメント
1件
おお、第2話読んだよ!來の元気な感じとか琥珀の優しさとか、それぞれのキャラの個性が短いやり取りでしっかり出てて、もうみんなの顔が浮かんできたわ。新しく入ってきた蘭くん、緊張してるけど笑顔がふわっとしてて可愛い…。風雅が視線逸らすところ、何か感じるものあったのかな?これから7人の関係がどう変わっていくのか、めっちゃ気になる🔥
第1話「7人目の新住人」
「𝐩𝐫𝐢𝐬𝐦」
そこは、個性豊かな6人の男の子が暮らすシェアハウス。
朝のリビングには、今日も賑やかな声が響いていた。
來「琥珀ー!朝ごはんまだー?」
キッチンで朝食を作っていた琥珀は、振り返って笑う。
琥珀「もうすぐできるよ。來、寝ながら待たないの」
來「だってお腹空いたんだもん!」
風雅「朝からうるさい……」
コーヒーを飲みながら、風雅が呆れたようにつぶやく。
葉流「風雅って、朝からほんとクールだよね」
鏡を見ながら髪を整える葉流に、風雅はため息をついた。
風雅「葉流は朝から鏡ばっかりだろ」
葉流「身だしなみは大事なの!」
その様子を見ながら、塁は静かに本を読んでいる。
真明「……今日、新しい人が来るんだよね」
真明が眠そうに顔を上げる。
來「そうそう!今日から7人になるんだよ!」
琥珀「どんな子なんだろうね」
その瞬間――。
ピンポーン。
葉流「来たんじゃない?」
來「俺、行ってくる!」
來が勢いよく玄関へ走っていく。
來「はーい!」
ドアを開けると、そこには大きな荷物を持った男の子が立っていた。
蘭「はじめまして……春馬 蘭です」
少し緊張した様子で、蘭はぺこりと頭を下げる。
蘭「今日からここで暮らします。よろしくお願いします」
來「よろしく!俺、來!仲良くしよう!」
琥珀「荷物、持つよ」
蘭「えっ、ありがとう……」
蘭がふわっと笑う。
その笑顔を見た瞬間、風雅はなぜか視線を逸らした。
風雅「……よろしく」
塁「……蘭くん、だね」
葉流「わぁ、可愛い雰囲気の子が来たじゃん!」
真明「これから一緒に暮らせるんだね。嬉しい」
蘭「うん。みんなと仲良くなれたら嬉しいな」
來「じゃあ、まずは家の中案内するよ!」
蘭「ありがとう、來くん」
來「“くん”付けなんだ!なんか新鮮!」
葉流「ふふっ、來だけ嬉しそう」
6人の笑い声がリビングに広がる。
こうして、𝐩𝐫𝐢𝐬𝐦に7人目の住人――春馬蘭が加わった。
まだ誰も知らない。
この出会いが、6人の毎日と、それぞれの気持ちを少しずつ変えていくことを――。