🎻受け、愛され

僕は最近中国の流行りの曲を踊っている。

そして流行りで腰振るやつを見つけた。

やってみよう。

そう思って、やった。

「ん、、ふっ、、」

振りを考えながら曲どおりに踊った。

少し僕なりのカリスマ性も入れた。

表情管理も気をつけた。

そして投稿した。

そしたらまさかの数時間で大バズり。

「ゎ、、すご、、800万、、?」

コメントを見てみたら、

「えっろ、!!!!!!え、腰振りえぐい、!!」

「顔がもう、やってる時、(((」

「どんって時なんか突き上げられたみたい、((」

「え、待って、?!?!?!その顔に腰振りは反則級なんですけど、?!?!」

とか、いやらしいってことですごくバズっている。

よかった、、のか、?

…

「緊急会議。」

俺は即座に緊急会議を開いた。

もちろん、ハオのあの投稿についてだ。

数時間前、俺はハオの部屋から動画の音が聞こえた。

これは撮ってるなと思い、リビングでスマホを出して待っていた。

動画が上がった瞬間俺はそれを見て最初は見とれていた。

だがあとから気付いた。

この顔、アウト。

この振り付け、アウト。

明らかに口から声が出ていそうなところもアウト。

全てがアウトラインを超えていた。

だからカトクでみんなを深夜に呼び出した。

もちろん、ハオが寝る時間。

一応みんなに確認した。

「みんな、わかってるな、?」

ユジナが答えた。

「、、、あの腰振りにいやらしい顔の踊りですよね。」

「そうだ、ユジナ。」

ゴヌクはため息をついて言った。

「あれは、、もう、、、アウト。」

テレが付け足した。

「今までギリギリラインだったのに、今回は一気にアウトライン、、、」

メテュヤが急に立って口を開いた。

「ダメだっ、ハオヒョンを守らなくては、!!」

すると、ジウニヒョンが少し怒り気味に言った。

「もう、いっその事分からせたいんだが。」

テレヤは確認するように聞いた。

「てことは、、?」

リキヤはなんの躊躇いもなくはっきりとその意味を教えるように言った。

「襲う、犯す。」

そんなはっきりと言うリキヤに戸惑うギュビナ。

慌ててメテュヤがリキヤを叱る。

「ちょ、リキヤ、!!」

ジウニヒョンは冷静に言った。

「まぁ、リキヤの言う通りだな。」

「明日オフだよね、?」

俺は確認をした。

そしてみんなの頷きを見て提案をした。

「今日する、?」

「じゃないともっとこれ以上腰振られても、、」

みんなうんうん頷いていたら本人が登場した。

「ん~、、何、みんななんでそんなに騒いでるの~、、」

「は、ハオヒョンっ、、どうしてここに、?」

まさかハオが起きるとは予想していなかった。

珍しい。

この時間帯に起きることは滅多にない。

だからみんな困惑して、慌てている。

「ん~、、喉が渇いて起きちゃったの、、」

相変わらず可愛い。

しかし、いいタイミングだ。

「喉乾いてるなら、俺らの、飲む、?」

「んぇ、?なんか飲み物作ってくれるの、?やった、!飲む飲むっ、!」

純粋だな。

そっちの飲み物じゃなくて、こっち（精子）だよ、

「まぁ、、どこで飲みたい、?」

「んぇ、?どこって、ㅎ僕はリビングで飲んで部屋に戻るよ、ㅎ」

「、、無理。」

ﾄﾞﾝｯ、!

「わっ、、!な、なに、、じうにひょん、、?」

耐えられなくなったジウニヒョンはハオを壁に押した。

「え、ちょ、、僕たちアイドルだからっ、、こんなことっ、、、!」

流石に察したハオは拒否をした。

「アイドル」っていう困った理由をね。

「っ、、クソ。」

…

俺はハオに拒否された。

アイドルだからって、、

「だったら、、アイドルだったらそんないやらしい顔して、、腰振ってもいいのか、?」

「そ、、それは、!「ファンのため、だろ、??」」

「っ、、、」

「ごめんだけど、それ、俺らみたいにハオのこと愛してる人達の理性煽ってるだけだから。」

「いや、俺らはまだハオと親しくて、耐えれるとして、他の人には絶対見せるな。」

「っ、、ぁ、、、」

俺は今どんな顔をしているのだろうか。

下に逃げようとしているから股ドンをした。

「ひっ、、、」

「もう、、、、俺らの理性を煽らないでくれ。」

「ぁ、、ご、ごめんなさ、、、」

言い過ぎたかもしれない。

「ごめんな、ほら、水飲んで寝な、疲れたでしょ、」

離れた俺に抱きついてきたハオ。

じわぁっと俺のシャツに涙が広がる。

「ごめんなさいっ、、ぼくっ、ぼくっ、、」

ああ、、泣かせてしまった。

「ごめんな、、泣かせるつもりはなかったんだ、、」

「ぼくっ、、おこらせるつもりはっ、、なかったの、、、はやりに、のりたかっただけなのっ、、、ごめんなさいっ、、」

「っ、、、俺も言い過ぎたな、ごめんな、、」

ぐすぐす言う可愛いハオ。

はあ、なんで泣き顔も反則級なんだ。

…

僕は昨日、怒られた。

でも、頭に残ったのは、

「俺らはまだいいとして、他の奴らには見せるな。」

俺らだけに見せろってこと、、?

あのときから、僕は性欲を抱いた。

だから、今日、、女装して、理性を煽ってやろうと思った。

「ん、完璧っ、!」

カトクを開いた僕はみんなにリビングに集まって欲しいと頼んだ。

…

ハオヒョンにいきなりリビングに集まって欲しいと頼まれた。

何かと思い、みんなと合流した。

そしたら、、

「じゃんっ、!」

なんと、、可愛い純粋メイクに、短いスカート。

細い太もも丸出し、へそ出しにもふもふしたジャケット。

セットしたふわふわの髪にもふもふした帽子。

ああ、もう女だ。

「何、、してるんですか、、、」

「ん、可愛い、?」

「それ、ネットにあげてないよね、、?」

鋭い目で確認するハンビニヒョン。

「してないっ、!みんなだけ、!特別、!ㅎㅎ」

ああ、、なんと可愛い生き物なのでしょうか。

襲ってしまいたい。

わかる、わざと僕たちの理性を煽っているのが顔に出てますよ。

「はぁ、、襲われたいの、?」

「ん~、、みんなになら、いいよ、、//」

はあ、なんですかその反則級の発言に表情、!!!

「後悔しても知りませんよ。」

…

朝、起きたら、ハンビナのパーカーを着て、ショートパンツを着て寝ていた。

脚腰が痛い。

「っ、、、/////」

思い出した。

昨日何をしたのか。

僕は昨日、初めてを奪われた。

起き上がって見ると、鏡に映る僕は跡だらけだった。

「あ、、おっきい、、、隠すしかないか、、」

僕は弱った身体で部屋を出た。

「ハオヒョン、?!」

「ちょ、、なんで1人で歩いてんの、?!」

「大袈裟な、、、」

「ほら、ソファーに、、!!」

みんな僕を世話してくれる。

ありがたいな。

今日はゆっくりできそうだ。

煽り ～完～