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本当に体力テストはあれだけだった様で、今は身体検査の為の部屋に向かっている。
ないこから教えて貰ったこの組織の実態は大体こうだ。
俺達能力者は、その名の通り特別な力を持っている。
能力者にも二種類の人種があって、その一つが、俺達『正能力者』
もう一つ、その能力を悪事に使い人々の生活を脅かすのが『反能力者』
俺達の様な組織に加入している正能力者は、基本的に反能力者との交戦、捕縛が主な仕事らしい。
主に3つの部隊で構成されていて、
『戦闘部隊』・『医療部隊』・『援護部隊』
その名の通り、それぞれの役割は戦闘、医療、後方支援だ。
騎恋「…と言っても、最近の反能力者は俺達を狩るのを楽しんでる様な物だけどねー、、、、」
「戦闘部隊は辛いよぉ💦」と弱音を吐くないこに同情しながらも、いや、お前絶対強いやん…。と心の中で呟く。
威風「大変やなぁお前らも。俺はぁ、援護部隊とかでぬくぬくしとるわ!笑」
痛いの嫌やし。
血ぃ見た無いし。
騎恋「なに言ってんの?まろも戦闘部隊だよ??」
威風「はぁ、!?!?」
なんっやこの組織!!!希望部隊も申請させてくれないんか!福利厚生終わってんな!!!(白目)
威風「そんなん…いつ決まったん、、」
騎恋「さっき。」
威風「さっきぃ!?!?」
どうやら体力テストの時に決まっていたらしい。
せめて医療班にしてくれ…死なないんやから輸血し放題やぞ…
騎恋「こら、死ぬ事前提で考えない。」
バレたし。いや俺かて死にたくは無いけどね?
ないこ「それに…医療部隊の総隊長は、初兎ちゃんだよ??」
え゛、、アイツ偉い奴やったん、???
全然そうは見えへんかったけど。スパスパしか印象ないし。
‘’総‘’隊長て…あんだけ部隊あっての一番やろ、、?
威風「やらかしたぁ…!!(小声)」
騎恋「ふふっ笑。因みに俺は戦闘部隊の超絶エリートで、第一部隊の副隊長!!」
威風「副…」
騎心「ちょいちょいちょぉーい!!凄いからね!?!!戦闘部隊でここまで上がるのって凄いんだからね!?!?」
威風「ほー…ないこ、今何歳やっけ」
騎恋「…24。」
威風「へー、それって会社で言う課長とかって事やろ?大分凄いんちゃう?」
騎恋「まっ、まぁね!!!…会社と一緒にされちゃ困るけど、、、(小声)」
威風「んで、たいちょーは。」
騎恋「へっ、、💦?!?」
威風「隊長は???」
そう聞くとないこは口をもごもごしだした。
威風「なんや、言ってくれてもええやん。どうせ四、五十代やろ??」
「俺課長に良い思い出無いわぁ…あのオッサン許さんからな。」とか呑気な言葉を繋いでみても、ないこは一向に答えてくれない。
威風「そんな勿体ぶらなくてもいーやんか。なんでそんな言いた無いん?」
騎恋「いや別に…言いたくない訳じゃ…、、、」
威風「んじゃ教えてや。もしかしたら俺の所属する部隊かもやろ?」
騎恋「じゅ、…ち、、」
威風「ん?なんて??」
騎恋「じゅ、はち…」
威風「だから聞こえんて」
騎恋「じゅうはち!!!!18歳だよ俺の上司は!!!!!!」
、ぇーーーーーーーーー…
設定資料に各メンバー所属部隊を足しました!!(9月5日)
コメント
4件
医療部隊の総隊長が🐇で、戦闘部隊の総隊長が🐤副隊長が🍣、💎🤪は戦闘部隊だけど役職なし、ということは後方援護が🦁? いや、これ普通に自己紹介のやつ見ればわかるやつですね。 🔪のいつ決まったん!?のテンポ感めっちゃ好きですwwww