翔太「……ねぇ涼太」
なんで君はそんなに可愛いの…?
涼太「……へぁ?…」
驚きすぎてうまく声が出てないね…?
翔太「…襲っても、いいですか?」
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襲うって…?
なんで押し倒されてるの…
これ………でも、翔太くんになら……
スッ…
『早く“俺の子”を孕んでね…??♡』
『あ““ぁぁ“……////ッッ!』
『んはっ“”……らめぇ゙ッ…//!♡』
涼太「ッッ…!?」
涼太「ダメッッ!」 ドンッッ!!
翔太「涼太…?」
涼太「……ぁッ…」 カタカタッ…
涼太「ごめっ……ごめん、な…さいッッ…!グスッ」
翔太くんは…そんな事しないって分かってるのに
手を伸ばそうとすると“あの記憶”がフラッシュバックする
あの人の声、あの人の姿、あの人の触り方、あの人の行為……全てが怖くて
翔太くんでも受け入れられなかった
翔太「……涼太、ごめんっ早かったな…」
涼太「っ!…ちがっ…ちがうッッ!」
「はやくないッッ!いやじゃないっ……!でも、でもッッ!!…」
翔太「涼太、落ち着いて。大丈夫…ゆっくり息吸って」 トントンッ…
涼太「ハァッ…ハァッッ!…グスッ…エグッ…しょ…ら……」
こんな人に迷惑かけるなんて…俺はなんて贅沢な人間なんだ
涼太「しょた……グスッ」
翔太「大丈夫…」
涼太「…俺の話、きいてくれる?」
翔太「もちろん…今涼太の心はどんな状況なの?ゆっくりでいいから…」
涼太「…もう忘れかけてた。翔太くんといる内に頭の中で整理がついたのか、奥にしまってあったのに…」
「一瞬だけ、触れようとしただけで記憶が戻ってきた。」
「今でも…あの人が言った言葉一つ一つ鮮明に思い出せる」
「翔太くんが、あの人じゃないって分かってるのに…重なってしまう」
翔太「涼太……」
涼太「翔太くんと……もっと触れたいのに、怖いの……グスッ」
翔太「……」 ギュッ…
「何も考えてなかった…ごめん、俺バカだった」
ちがう…謝ってほしいんじゃない。
涼太「……翔太くん…違うよ、俺は」
「“翔太くん”に触ってほしいの…」
涼太「まだ重なってしまうけど…俺は翔太くんを感じたい。満たされたい…」
「我儘だって…分かってるけど、俺を…」
「俺のトラウマをいい思い出にしてくれますか?」
翔太「っ……もちろん」
「一生…大事にするから……」 ギュッ…
ドサッ
コメント
8件
続きがとても楽しみです!また待ってます❣️