「運命の赤い糸って信じてる?」
なぜ俺がそんなことを聞いたのかって?
俺はおんりーちゃんに想いを寄せているからだ。
『信じてるよ。』
俺も信じてる。
彼と繋がっていればなんて常々思ってる。
まさか泣かれるとは思わなかった。
すごく胸が締め付けられた。
自分の腕の中で静かに震え泣く彼。
そんな彼を守ってあげたくて俺は心の中で意思を固めた。
「おんりーちゃん聞いてほしい。
俺、おんりーちゃんのことが好きだ。
付き合ってほしい。」
言ってしまった。
嫌われてもいい。
自分の想いを伝えられたから。
後悔はしたくないから。
彼はびっくりした様子で戸惑いながらも。
『お、俺も。MENのことが好き。
こんな俺で良ければ
よろしくおねがいします。』
雲1つない晴天の日。
手のひらを太陽にむけふとつぶやいた。
「俺らの赤い糸は繋がってたみたいだね。」
コメント
3件
やばい…これはめっちゃ泣けます…BADENDだとどうなっちゃうんでしょうかね?