「ダルカン様! ご無事ですか!?」
「貴様! ダルカン様に近づくな!」
「ハリケーン、そしてアイスウォールウェーブ」
本陣だけあり、周囲は無数の竜騎兵が包囲し、さらにダルカンのすぐ近くに控えている近衛兵たちも、二十五レベル前後のドラゴンの背で敵意をあらわに俺に槍を向けてきた。
だが、俺は烈風魔法で包囲陣の連中をまとめてなぎ倒し、百メートル以上も後退させてから氷壁魔法で周囲に氷の壁を構築した。
見上げるように高く、向こうが見通せない程に分厚い氷の牢獄に、近衛兵たちは慌てふためいた。
「こ、これ、は……?」
「横やりが入ると邪魔だからな。お前らも」
俺が指を鳴らすと、地面から砲弾のような勢いと速度で石柱が飛び出し、近衛兵たちが騎乗するドラゴンたちのどてっぱらを打ち抜いた。
「■■■■!?」
「うわぁっ!?」********************
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