※エセ関西弁
※某関西人実況者
※ご本人方には関係ありません
夏の暑い風が窓から流れ込む。
もわっとした空気の中、セミの声が響き渡る。
「ぁ”ーーーー!あちぃ”ー!」
「ほんっまに夏は嫌やわぁ”ーーー!」
電気代がかかるから冷房は付けない。
冷房とかの電気代使うくらいならタバコとか賭け事に使ったるわ。笑
でもこの暑さは尋常じゃねぇ”、!
「ぁ”ーーー!あちぃ”!」
そう言って俺は投げ捨てたパンツやら洋服やらを身に着け、近くのスーパーに駆け込んだ。
「無料でエアコンを堪能出来るなんて俺天才かもしれへんな!」
自分の天才さに惹かれる。
これだから俺はモテるんだ。
浮気が悪いんじゃない。
この俺の素晴らしさが罪なのだ。
「あ!だいせんせー!」
あ、?
うわ、アイツかよ。
「チーノかよ。」
「ちーす!」
「俺もいますよ」
なんやコイツら、
俺のことも誘えや!
2人で仲良く楽しみやがって…、!
「俺ここに涼みに来たんすよね〜笑」
「チーノが見えたんで。」
同じ考えがいただと…!?
ば、馬鹿な…!?
「へ、へぇー、」
「大先生は??」
「い、いや。俺はタバコを買いに……」
ニヤッ×2
「あ!俺タバコ切らしてるんすよね〜!」
「ワイも。」
「あれー!財布がぁー!」
「あれれー。財布忘れてしもたなー。」
「「大先生!俺の(ワイの)もタバコ買ってくださいー!」」
ゲッ…
コイツら……、
昔の俺に似てきてへんか……!?
だるいだるいだるいだるい、
「エ…イヤ……」
「いいじゃないすか!
ちゃんと金は返しますよ!」
「利子付きで」
そーゆー問題じゃねぇぇー、
頼む、神様、!
俺に救済の手を……!
「よぉ!お前ら!」
コネシマぁぁぁぁ!!!
「シッマぁぁぁぁ!」
神様仏様コネシマ様、
哀れな俺に手を差し伸べて下さったんですね
一生ついて行きます。床でも靴でも舐めます。
「なんや気持ち悪いな」
「暑苦しいったらありゃせんな。」
「カツアゲされてんの!俺!」
「部長ぉぉー!」
「先輩!」
「なんやスーパーん中でもお前らはうるさいな!」
1番お前がうるさいけど今はそんな事関係ねぇ!
「なんやお前ら。大先生にタバコでも強請ってるんか。」
「そーなんすよ!部長!」
「先輩が奢ってくれてもいいんすよ!」
俺はぜってぇ奢らねぇ!
財布なんか持ってねぇ!
鬱軍団の長としてこの財布(コネシマ)を上手く利用してやるんだァ!
「……」
「なぁ!シッマ!俺可哀想やと思わへんか!」
「……お前財布もってるん?」
ゲッ…持ってないとか言ったら俺の長としてのプライドが……、!
ただ涼みに来たとか言えねぇ……、!
「も、持っとるよ!そりゃぁ!」
コネシマは一瞬で表情を変えた。
「お前何しとるん!」
「お前の尖りはどこ行ったんやァ!!!」
やべ……馬鹿なことしたかもしれへん。
「チーノ行こーぜ」
「んー。」
スーパーの店員が焦ってこちらを見ている。
チーノやショッピは知らぬ間に消えている。
周りの客は珍しいものを見るようにこちらを見ている。
最悪や。
こーなるなら何事も正直に言えばよかった。
変なプライド持たなければ良かった。
夏はほんまに最悪やな。
夏の空に響くのは、
尖りを求めてる声と
それから逃げる叫び声と
それを笑う声。
それと、セミのうるさい声だった。
自分何書いとるん🪼🪼
コメント
3件
wwww大先生...お疲れ様ぁ☆ ショピチノは相変わらず御ねだりかいなw