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名無しの英雄の物語

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名無しの英雄の物語

11 - 第11話【エピソード1始まり】

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2024年08月12日

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[エピソード1『裁判官のカプリース』]

あれから数日後…俺は気になることがあった。それはサンダーさんのことについて…。

サンダーさんは何かに取り憑かれたかのように、いつも仕事をしている。○し屋の仕事…アイドルの仕事…とにかくいろんなことをしている。

どうしてそんなたくさん仕事をするのか…僕は知らなかった。そして…僕が知ってるサンダーさんとは少し違っていた。

僕が知ってるサンダーさんは、もっと小さくて少年の姿をしていた。リーフさんと仲が良いということは同じだったはずだが、声すらも聞いたことがなく、多分あまり喋らないタイプだったはず…。

なんで…僕は…こんなにサンダーさんたちのことを知ってるんだろう…。


【リオン】「あの…リーフさん…なんでサンダーさんって…あんなに仕事をやってるんですか…?」

僕は試しにリーフさんに聞いてみた。そしたら驚きの言葉が返ってきた。

【リーフ】「あー…サンダーはね…全て完璧にしなきゃ…気が済まない性格なんだよ。」

【リオン】「えっ…?」

リーフさんいわく、サンダーさんは超が付くほどの完璧主義らしい…。

【リーフ】「リオンくんがもしヒーローだとしたら…サンダーは優しい悪役のような人だろうね…。」

【リオン】「えっ…どういうことですか…?」

【リーフ】「いつか分かるよ。それじゃ…明日からお出かけなんだし…早く寝な?」

【リオン】「は…はい…おやすみなさい…。」

【リーフ】「おやすみ…。」


僕は自分の部屋に戻り、ベッドの中でさっきのリーフさんの言葉の意味について考えていた。

【リオン】「あれ…どういう意味なんだろう…。」

まぁ…一生懸命考えても、今の状態で分からないだろう…。そう思い、僕は目をつぶった。 すると…

ガチャ…🚪

誰かが僕の部屋に入ってくるような音が聞こえた。足音は僕に近付いてくる…。

【リオン】(誰だろう…?)

僕は眠気で意識が途切れそうな中、目をつぶったままで居た。

【?】「勝手にこの世界に呼んでごめんな…。もう一度だけ…オマエに会いたかったんだ…。」

そう言って、その声の主は僕の手をそっと握ってきた。どうやら…その人は前から俺のことを知っているようだった…。

そして俺は眠りについた…。

あの声の主は誰だったのか…分からないまま…。


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