コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こんにちわ。
とっても久しぶりですね。
このまま、第6話を出したいところですが。
皆さんこのお話のストーリーを忘れているでしょう。
なので、第1話を読み直してから第6話を見た方がきっとキリがいいでしょう。
時間はたっぷりあるので読み直して来てください。
読みましたか?
それでは
いってらっしゃい。
~涼架side~
若井が救急車で運ばれてる。
息がとてつもなく荒くて。
意識がないのにも関わらず、左胸を着ている服が破れてしまいそうなぐらい強く握りしめている。
これ以上見てられなかった、こんなにも苦しそうな若井を見たことがないから。
思わず下を向いてしまった。
だけど、僕は最年長だから。
2人のそばに居てあげないと、
そう思って顔をあげると、若井が泣いている。
元貴がなんか言ってる。口パク?泣きながら一所懸命若井になにか伝えている。
若井?
どうしたの?
大丈夫だよ?
ずっとそばにいるからね。
頼りなくてごめんね?
そう思ったけど、こんな事簡単に言っていいのだろうか。
頼りない奴から言われても安心しないよね。
でも、これだけは言わせて。
若井は一生の”宝物”だよ。
~元貴side~
なんで、俺はこんなに苦しそうな若井を見ないといけないの…。
こんなはずじゃなかった。俺がもっと早く皆に伝えてれば、ならなかったかもしれない。
元)……。ア゙ッ泣、”あぁ”ァ泣。
俺は、声が枯れるまで泣き続けた。
それでも、若井にはこの声は届かない。
そう思って、若井の顔を見た。
え?
若井が泣いてる。
ごめん。苦しいよね。
若井が泣き始めてから、左胸をさっきよりも強く握りしめている。
このままだと、服が破けてしまうし。
手を怪我してしまう。
とっさに、若井に俺の手を握らせた。
俺の手が壊れそう。
若井の爪が俺の手にめり込んで、血が出てきちゃった。
でも、若井はこれよりも辛い思いをしている。
耐えなきゃ。
俺は喋れているか分からないぐらいの枯れている声で若井に言った。
元)だ、い”じょ…ヴ、、ぶ、だッから。
元)わ…が、、い!
きっと、涼ちゃんにも聞こえてないだろう。
手が痛い。
俺の手から出てきている血は床に垂れ始めてきた。
ごめん、ごめんなさい。
~若井side~
“あー。
右手が思うように動かない。
多分だけど、無意識に力が入っているからだよな。
でも、俺じゃコントロール出来ねぇんだよ。
あれ?
なんでだ?
力を入れていた右手の感触が変わった。
布的なものから、
他のものに。
なんだろう、これ。
あぁでも
落ち着くなぁ。
暖かい。
いつ起きるか分からない眠りに入るかもしれない。
おやすみ。
おかえりなさい。
久しぶりの作品でしたね。
いいね1000
目指してます。
それではまた第7話でお会いしましょう。