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ㅤㅤㅤ ㅤ zm×rbr
ㅤ 帰り道
ㅤ ほのぼのより 学パロ
ㅤ ちなみに特に攻め受け関係ないです
ㅤ zm 『』
ㅤ rbr 「」
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rbr視点
はぁ~~バイト疲れた、 でも今日はこれで終わりやったよな確か…はよ帰ってゲームでも…
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って雪やば…バイトが屋内やから雪のこと忘れてたわ…いつも自転車やけど歩いて帰るか…まぁ近いし降ってるけどなんとかなるやろ、
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…傘もない、終わった
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『よ~』
「ッわぁ!びっくりしたやん」
『おつかれさん』
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こいつはゾム、バイト先も年も同じ。 ちなみに他校やからほんまに接点がなかった笑
誰にでも優しくて面白くて、時々ぶっ飛んでるけどええやつやで?
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急に話しかけられてびっくりするのも無理は無い…と思う、だってこいつのこと、
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『傘は?』
「ないんよー… ってことはもしかしてゾム、」
『俺もない』
「…はぁ」
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1日に1回は呆れとるけど、
俺はそんなゾムのことが好きで
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『一緒帰ろやー確か家近いよな』
「別に子供じゃないんやからひとりで…」
『俺まだ高校生( •̥-•̥ )』
「高校生なんは俺もだわ…」
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一緒に帰りたいって言うやつがおるから仕方なく、本当に仕方なく一緒に帰ることにした
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『ここ滅多に降らんからテンションあがるわ』
「そうやなぁ珍しいよな」
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会話をしながら歩いているのは
傘も持たない俺たち、ふたりだけ。
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にしても静かやな…まだ20時やのに…雪が降ってるからか
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家が近いと言っても互いの家までは片道徒歩15分と
まぁまぁ距離がある
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一緒に帰ろうって誘ってくれて嬉しかったなー…2人きりでムードもめちゃええやんか…!
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『ってロボロー?聞いとる?』
「あ、あぁごめん聞いとr」
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その瞬間俺は尻もちを着いた
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「…ッたぁ!?」
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ズボン越しに尻を支えながら立ち上がると、そこにはニタァと笑っているゾムが居た
そして彼の手には
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「お前投げたやろ!雪!ꐦ」
『んーテンションあがって…っと』
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ゾムが喋り終わる前に雪玉を投げ返した
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『お前もやる気満々やん』
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とさらに笑顔になり雪合戦になった
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zm視点
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雪ってやっぱテンションあがるなぁ
バイトで疲れてたはずなのに疲れは吹き飛んでもっと遊びたい欲が出てきた
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「ちょっとタンマ、」
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と黙り込んで鞄から何かを探っている
…真剣な顔も好きなんよなぁ
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「もう9時過ぎとるわ、流石にやめよ笑」
『もうそんな時間なん?』
「白熱しすぎたわ…」
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俺たちは鞄を持ち再び歩き始めた
温まっていた身体も段々と冷たくなっていく
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『身体冷えてきたわ…』
「手袋もマフラーもしてないのが悪いんやで」
『そんなロボロさんは
ㅤ妙に長いコート着てますね?』
「うるさいなぁ」
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なんか着てくればよかったなぁ、
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「ん、これ」
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と言ってロボロが使っていたカイロを渡してくれた
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『ありがとうやけどロボロは寒くな…』
「それ、そっちの手に持ちな?」
『え、あ、うん』
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カイロをもう片方の手に持ち替える。
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「…いや?」
『嫌…じゃない、けど、』
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あと20分くらい、一緒に手を繋いで帰れる
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あー幸せすぎるかも。
ずっとこのまま続いたらええのに、なんて、
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『あ、コンビニ行かん?』
「なんか買うん?」
『いやもう少し一緒にいたいなーとか…』
「ふ、ええよ、一緒おろ」
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ㅤ 終
コメント
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なんかすっごいほんわかするお話で心ぽっかぽかになりました...✨ このお話漫画にしたい(画力的に上手く行くかは別として)んですけど、いいですか...?