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幼い鬼酒「どーしたのこんな所で」
その時の2人の優しい眼差し、今でも鮮明に思い出す僕は2人に救われた。2人が居なかったら今の僕も居ない。2人には本当に感謝しかない
幼いルシファー「大丈夫〜?怪我してるけど〜」
僕はその頃他人を信じられなくなっていたので、当然2人を信じられなかった。だが、ある事を境にその2人が信じれるようになった。
__出逢ってから数年後__
突然出会いはある物だ。僕は二度と出会いたくない人と再会してしまった
幼い優夜「え、兄ちゃ…」
???「げ…“殺人鬼”まだ生きてたんだ。早く死ねよ」
あれは僕の兄だった。丁度その時村から出ていて殺せて居ない奴の一人だ。
僕は兄に殺人鬼と呼ばれた事で、2人に僕がひとを殺したのを悟られたと思い恐る恐る2人の方を見た。2人はとても驚いた様な顔をしていた僕は2人に嫌われたと思った。だが、2人は違った
ルシファー「弟に再会して初めて喋る事がそれかよ」
鬼酒「優夜に吐いた暴言、お前にそのまま返すよ」
庇うように僕の前に2人は立ち兄を睨みながらそう言った。
兄「こいつは村を、家族を殺したんだ。しょうが無いな」
ヘラヘラ笑いながらそう言った僕は反論したかったが事実なので何も言えなかった
鬼酒「呆れすぎて物も言えない…」
その言葉にルシファーも同意するように頷いた
僕はその場に居る事が苦しくなり逃げ出した。“誰もいない所へ、誰とも会わないところへ”
僕はこれからどうすれば良いんだろう…僕は生きていて良いのかな…
僕は近くに会った石に寄り掛かった
鬼酒「優夜〜!どこー!」
数日経った頃僕が入った洞窟の近くで鬼酒の声が聞こえた
何で…僕を探してるの?僕なんて居ても居なくても変わらないのに
鬼酒「っ…!優夜ぁ”」
いつもとは明らかに違う助けを求める声が聞こえた。僕は出ようかどうか迷ったが、答えを見つける前に体が勝手に動いていた
優夜「どこにいるの!?鬼酒!」
声は帰ってこない。自分の声だけが反響する。
ふと後ろを見ると兄と鬼酒、ルシファーが居た。兄が2人を脅していた
優夜「兄さん…何やっている」
僕は自分でもびっくりするくらい冷たい声が出た
兄「何って見れば分かるだろ」
軽く溜息をつきながらそう言った
優夜「2人は関係ない。2人を離せ」
兄「離すわけ無いよね」
僕は再度2人を見た。心配そうな目でこちらを見ていた僕は心配されたくなかったので微笑んで大丈夫だと言うことを伝えた
優夜「離した方が身のためだよ」
僕は睨みながらそう言った。言ったと言うよりかは言っている途中で、我慢が出来なくなった。僕は気がついたら原型を留めていない兄を攻撃し続けていた
鬼酒「優夜!優夜!大丈夫!?」
鬼酒に名前を呼ばれ意識が戻った。僕は目の前を光景を見て何も思わなかった
優夜「ごめん…それじゃもう会わないように違う所行くね。今までありがとう。」
僕がそう言い去ろうとした時呼び止められた
鬼酒「何で?何で勝手に俺らが優夜にもう会いたくないみたいな感じになってるの?」
え?違うのと言いそうになったが、黙って置いた
鬼酒「俺はずっと優夜とルシと一緒に居たい。優夜が昔村を燃やしたのも家族を殺したのも知ってる。でもそれでも俺は優夜達と一緒に居たいんだ!」
言ってくれた。僕はその言葉に救われた。こんな僕でも一緒にいてくれる人が居るなんて…僕は久しぶりに泣いた。本当の感情なんて瑠々といた時以来に出した。
ルシファー「辛かったな。俺らの前ではどれだけ泣いてもいいぞ」
鬼酒「そうだよ」
その時から2人の事が心から信用できるようになった
白い煙を立てて優夜さんが元の姿に戻った
鬼&ルシ「優夜!大丈夫か!?」
優夜さんの辛いことが会った時の記憶は消えているらしく普段の笑顔で“おはよう”とだけ言って去って行った。それを追いかけるように鬼酒さん、ルシファーさん、怜さんは走っていった僕はそこに知ってる人が少なかったため少し遅れてついて行った。
僕は盗み聞きするつもりは無かったが、扉越しに優夜さん達が話しているのを聞いていた
優夜「記憶?残ってるよ?」
そう言った後少しザワザワしたが優夜さんが続きを話した
優夜「でもいい記憶も思い出したから大丈夫。ね!鬼酒にルシ!」
2人の声は聞こえなかったが少し雰囲気が暖かくなった気がした
優夜「まあ、辛くないって言ったら嘘になるけど…」
躊躇いながらそう言った最後の方は嗚咽を抑えながら言っていた僕は聞かなかった事にしてその場を去った僕は優夜さんの事は気になっていたが、気にしないことにした
僕は暇だったので貰った本をペラペラしていたら気になる情報を見つけた
ルーカス・フィルム
生存△
生存:男 __________
生存△?×と〇は分かるけど△?よく分からない…優夜さん達に後で聞いてみよ。
軽く欠伸をしその場を去った