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エンスではrtttてぇです
口調迷子
⋯
KOZAKA-Cが一通り掃けて、はぁ、と思わずため息を零す。
残機猫が心配そうに足元をウロウロするので、「もう大丈夫」と声をかければ
にゃーん、と鳴いて姿を消した。
首元になにか刺された感覚にポリポリと首を掻いて、一人で来るべきじゃなかったなぁ
なんて遅い後悔をする。まぁ一人で討伐したから褒めてほしい。
戦闘の疲れか、刺されたせいなのか身体が火照る感覚に、とりあえず基地に帰ろう、と
屋根へ飛び移って颯爽と夜を駆けた。
「ただいまぁ、」
なんて自分でもびっくりする気の抜けた声で扉を開ければ、「お、テツ」なぁんてリトくんのお出迎え。
その安心感からか身体の力が抜けた俺をやれやれと言いながらもソファーまで運んでくれた。
「⋯ふふ、イケメンだねぇ」
「あったりまえよ。セクスィーなイケメンだからな」
くすくすと二人で笑っていれば、そういえば二人いないような。
「ウェンとマナは買い出しに行ってて、俺はテツの帰り待ってた。」
「そんなに俺に会いたかったのりとくぅん、」
なんてぽやぽやとする思考で受け答えをする。
思えば今日は、リトくんが心做しかいつもよりかっこよく見えて、
「ねぇリトくん」
気だるげな身体を起こして彼の厚い胸板に触れる。
予想していなかったのか、体勢を崩したリトくんにそっと唇を重ねた。
「ん…ッ!?」
「…はは、りとくんかおまっか。」
「ッおま、ウェンとマナ帰ってくるって…!!」
「いーじゃんいーじゃん、俺さっきから身体暑くってさぁ…」
なんて、彼の手を取って自身の下腹部へ手を置く。
かぁ、っと更に赤くなったリトくんの顔に頬が緩む。
「…ココ、リトくんのリトくんで発散させてよ。」
「ッ責任取れよお前…」
ここまで来てやっと、あの時KOZAKA-Cに刺されたのは媚薬だったんだと理解する。
雄の匂いをプンプン撒き散らすリトくんに腹の奥がなんとも期待したように収縮する。
足が宙に浮き、乱雑に抱えられたと思えばそのままベッドまで運ばれ、今から犯されるんだ、と
想像しただけで身体が震える。
「もう後戻りさせへんからな」
「あは⋯いいよぉ、りとくんのぶっといおちんちんでめちゃくちゃにしてよ」
「どこで覚えたんそんな言葉遣い…ま、言われなくても滅茶苦茶にするけど。」
薬のせいか、僕らの熱気のせいか。
荒くなっていく息を誤魔化すように、リトくんの首に腕を回しそっと口づけをした。
…
要望あれば続き書きます