テラーノベル
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虐待表現あり、人物崩壊あり、💬では🐤、など検索避けをお願いします。
誤字があったらすみません
()=心の声
「」=言葉
[] =過去の声
三日目の夕方。
ないこたちは、まだ探していた。
1週間。
ほとんど休まず、町中を回った。
公園。
商店街。
住宅街。
それでも見つからなかった。
ほとけが小さく言う。
💎「りうちゃん……」
初兎が拳を握る。
🐰「絶対見つけたる。」
ないこは静かに前を見ていた。
そのとき。
Ifが立ち止まった。
🤪「……ないこ。」
🍣「ん?」
Ifは少し先の古いアパートを見ていた。
🤪「ここ。」
ないこが見る。
Ifが続ける。
🤪「りうら、ここ見たとき震えとった。」
ないこはすぐ理解した。
🍣「……行こう。」
五人はそのアパートに向かった。
⸻
そのころ。
りうらは暗い部屋の隅に座っていた。
三日。
三日経っていた。
りうらの目は少し赤い。
泣きすぎたからだ。
(……だめ……)
(……ないちゃ、だめ……)
りうらは膝を抱える。
(……いいこ……する……)
(……いいこ……)
そうすれば怒られない。
そう思っていた。
でも。
体はずっと震えていた。
そのとき。
玄関の外から声が聞こえた。
?「すみません。」
りうらはびくっとする。
(……だれ……)
ドアが開く音。
男の声。
「なんだよ。」
その直後。
別の声。
🍣「りうら!」
りうらの心臓が止まりそうになった。
(……え……)
この声。
(……ない……にぃ……?)
ドアの向こうに立っていたのは――
ないこだった。
その後ろに、
まろにぃ
いむにぃ。
しょうにぃ。
アニキ。
みんな、いた。
りうらの目が大きく開く。
(……なんで……)
(……きたの……)
ないこがりうらを見る。
そして、すぐ駆け寄った。
🍣「りうら!」
その瞬間。
りうらの体がびくっと震えた。
(……こわ……)
ないこが手を伸ばす。
でも。
りうらは後ろに下がった。
🐤「……っ」
みんなが止まる。
ほとけが戸惑う。
💎「りうちゃん……?」
りうらは震えていた。
🐤「……すみません……」
声が小さい。
初兎が言う。
🐰「なんで謝んねん!」
でも。
りうらは頭を下げた。
🐤「……ぼく……
……いいこ、するので……」
🐤「……おこらないで……」
その言葉に、空気が凍った。
ないこが震える声で言う。
🍣「りうら……?」
りうらは顔を上げない。
🐤「……ないこ、さん……」
ないこの目が揺れた。
呼び方が変わっていた。
Ifが小さく言う。
🤪「……あかん。」
悠佑も静かに眉をひそめる。
りうらは続けた。
🐤「……ごめんなさい……
めいわく……かけました……」
ほとけの目に涙が浮かぶ。
💎「りうちゃん……」
初兎が言う。
🐰「迷惑ちゃうやろ!」
でもりうらは震える。
(……こわい……)
(……おこられる……)
ないこはゆっくり近づいた。
しゃがんで目線を合わせる。
🍣「りうら。」
優しい声。
でも、まっすぐだった。
🍣「迷惑なんて思ってない。」
りうらの目から涙がこぼれる。
🐤「……でも ……りぃら……」
ないこはそっと言う。
🍣「帰ろう。 家に。」
りうらの体が震える。
(……おうち……)
(……あそこ……?)
Ifが言う。
🤪「みんな待っとるで。」
悠佑も言う。
🦁「ご飯もあるで。」
ほとけが泣きながら笑う。
💎「りうちゃんの分!」
初兎も言う。
🐰「はよ帰ろ!」
りうらの涙が止まらなくなる。
🐤「……なんで……」
小さく言った。
🐤「……なんで… …きたの……」
ないこは少し笑った。
🍣「当たり前じゃん。 家族だから。」
その言葉で。
りうらの涙があふれた。
⸻
でも。
りうらの心の中の怖さは、
まだ完全には消えていなかった。
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