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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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この子の顔にスプーンを近ずけた

驚いた顔をして「あのぉー自分で食べれます」と言った

俺からのご飯は受け取らないってことか?

「ん?いいから食べろ」

少しきつい口調で言ってしまった

あれだけ大切にしようと誓ったのに

どうして俺は、、、

だが、運命の番は普通に頷いただけだった

コクっとした仕草が可愛い

他の人とは違う、運命の番だけにしかできない可愛さ

お粥が熱そうだから息をふきかけ覚ましてスプーンを口に持っていった

熱そうに涙目になりながらも美味しそうに食べていた

あぁ~これはたまらなくいい

もぐもぐとちゃんと噛んで食べてるところが小動物みたいでとても愛らしい

いくらでも食べさせてやる

と思ったらお粥の量が少ない

スプーンに乗るお粥の量が少ないのに気づいたのか、少し悲しそうな顔でお粥の皿を見ている

だが、満腹でもういらないのかもしれない

だから「まだ食べたいのか?」と聞いた

さっきまでの可愛さとは裏腹に淡々と「いりません、作ってくれてありがとうございます」

と素っ気なく答えた

「そうか」まだ見たかったがお腹が満腹なら仕方ない

「また、食べたかったらいつでも言え」

とだけ言って、部屋を出るタイミングで

「はい、ありがとうございます」とだけ聞いて、キッチンに向かった

さすがの俺でも洗い物ぐらいはできる

まだ、やっていない仕事が大量にある、食器を洗ったらすぐさま取り掛かろう

素早く、洗い終え

リビングのソファーに座る、食べ方も熱くて涙目になるところもとっても可愛かった

もっと、食べさせてあげたい

そんなことを考えながら仕事をしていたが10分経ったぐらいに、運命の番のいる寝室のドアがガチャと開いた

トイレでもしたいのだろうか

ガチャガチャと他のドアを開けている

と思ったら、リビングに入るドアが開き、涙目になりながら俺が居たことに安堵したのか分からないがほっとしたように、近寄ってくる

俺の近くに来て「ごめんなさい、ごめんなさいまた発情しちゃった」っと泣きながら伝えてくる

そんなに泣きながら伝えられると心配になって

「大丈夫だ、ベッドに行こう。すぐ楽にしてやるから」

「うん」と、運命の番が返事をした

早く楽にしてあげたい

お姫様抱っこをし、寝室へ向かった

密着しているとどうしても抑えられなくなってしまい

部屋に入ってすぐさま、ベッドに運命の番を押した

運命の番ってそんなに溺愛するものなのぉーーー【一次創作】

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