媚薬の話
含まれる要素
媚薬ネタ ♡喘ぎ 濁点喘ぎ 軽微な攻めの♡喘ぎ 潮吹き 失禁
蛇草深影は浮かれていた。普段から優しいハルは、いくら好きにして良いと言っても、酷くして欲しいと言っても葛藤の末それを実行する事はなく、(それでも葛藤してくれるのは嬉しいのだが)どうしたものか、と深影の頭を悩ませていた。
蛇草深影は頭のキレる男で、目的の為ならどれだけ時間がかかってもそれを実行するだけの頭と行動力があった。今回はその力を割と頭の悪い方向で使用してしまったことは言うまでもないが、彼自身も気恥しい想いを抱きつつ、やってしまったものは仕方がないと吹っ切れた後に浮かれているのである。
部屋着のポケットの中、そこには媚薬がひっそりと入っていた。申し訳ない気持ちもあったが、何より自分の恋人がしたいと思うことを自分のせいで我慢させているのは辛抱ならなかった。と、いう言い訳をしつつも、実際はめちゃくちゃにされたい気持ちが強いのだが。
当のハルは入浴中で、その間にこっそりとペットボトルの水に媚薬を数的垂らす。勢い余って多めに入ったが、成分を見る限り大丈夫そうなので良しとした。
「戻りました」
「おかえり。ここおいで。」
ハルを隣に座らせて、例の水を手渡す。信頼から、何も気にせず水を口にするハルを見て、若干申し訳ない気持ちになった。
「この後どうする?」
「あー、どうしましょうか。明日の朝食の準備だけしておこうかなとは思ってて。」
「手伝う?」
「いえ、今回はそんなに凝ったやつ作らないのでゆっくりしててください。」
手を握って、ゆっくりとキスをする。イチャイチャする時の、何となく決まった動き。特段いつもと変わったことはなく、そんなにすぐ効果が出る訳でもないよな、などと思いながら、恋人との時間を楽しむ。
ハルが髪を乾かしに行って、1人のリビングで軽く酒を楽しんでいた時、ハルは帰ってきた。発情した雄の顔だった。
「あの、深影さん、」
「どしたの、大丈夫?」
「深影さん、」
いつもより強めに抱き締められる。服越しでも分かるくらいに、ハルの体温は高かった。
「あの、ごめんなさい、」
そのまま寝室へと引っ張られて、力任せに押し倒される。息は上がっていて、瞳は情欲に濡れていた。
「ちゃんと、慣らすので、許して」
「大丈夫だよ、えっちすると思ったから、ちゃんと慣らしてきたし」
「だめです、深影さんが傷付いたりしたら嫌なので」
盛られていても、ハルはハルだなと思った。自分よりも深影が大切で、その為なら我慢をしてしまうところ。好きだなと思うと同時に、少し困ってしまうところでもある。
ハルはいつもより少しだけ荒い手つきで深影の後ろを暴く。指を2本差し込んだかと思えば、すぐにもう1本を差し込んで、ぐちゅぐちゅ♡と音を立てながら弱い所を刺激していく。
「ん、ふ、ぁっ♡」
ハルは何も喋らない。代わりにその瞳はメスを捉えたオスそのもので、それだけで下腹部に熱が集まってナカが収縮する。
「1回出しますか」
「ん、大丈っ、夫。辛いでしょ、 」
いつもであれば、大丈夫です、と返ってくるのがお決まりだった。ただ、そんなことを言えるほどの余裕が今日のハルには無かった。
「ありがとう、ございます、挿入れますね、」
そのまま、じゅぷ♡♡という音を立てて深影の後孔に剛直が挿入される。いつも以上の熱と質量が、深影の前立腺を刺激した。
「あ、♡♡♡♡ん、ぐ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「深影さん、すき、すきです」
そのまま、力任せな律動が開始された。深影のことを考慮しない、ハルが気持ちよくなるだけの為の動き。結合部はばちゅばちゅ♡♡♡♡と音を立てていて、その度に腫れたしこりが削られる。
「あ゛♡♡♡♡う゛♡♡♡♡♡♡き゛も゛ち゛、♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
あまりの快楽に深影はあっという間に一度目の射精を迎えたが、ハルが止まる気配は一向になかった。
「イ゛っだ♡♡♡♡♡♡ハル♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ね゛ぇ♡♡♡♡♡♡まっ、て♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
「深影さん♡♡♡♡深影さん、♡♡♡♡♡♡♡♡」
深影の腰がガクガクと震える。自分にだけ甘い彼氏はここには居なくて、暴力みたいな快楽を与えられる。
「あ゛♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ん゛ぅ〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
直ぐに2度目の絶頂を迎える。ハルも達したようで、ナカに精液が注がれる。
「あ、ぅ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「クソ、なんだこれ・・・♡♡♡♡」
ハルの熱がたった1度の射精で収まることは無い。ハルもハルで困惑しているようで、そのまま唇を重ねられる。
口内は熱くて、そのまま舌を絡め取られて吸われれば、それだけでまた下腹部がきゅん♡♡とした。
「ごめんなさい、深影さん、もうちょっと・・・♡♡♡♡」
「いいよ、好きにして♡♡♡♡♡♡」
愛しい恋人の目の色が変わったような気がした。
ぐっ♡♡♡♡と寝バックの体制で最奥まで突き入れられて、何度目かも分からないメスイキを迎える。とっくに身体は限界を迎えていて、ビクビク♡♡♡♡と体全体が震えた。
「お゛♡♡♡♡♡♡んぎ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡んぐ、♡♡♡♡♡♡♡♡」
「深影さ、すき、深影さん♡♡♡♡♡♡♡♡」
耳に直接甘い言葉をぶち込まれる。それだけで身体が快楽に震えて、脳まで溶けそうになる。そのまま肩口や項にまで噛みつかれて、痛みすら気持ち良いに変換される。
「は、はるっ♡♡♡♡♡♡♡♡しぬ、♡♡おれ、しんじゃ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「大丈夫です♡♡♡♡大丈夫ですよ深影さん♡♡♡♡♡♡♡♡」
そのまま割開かれた結腸をぐ〜〜♡♡♡♡と刺激して、そのまま揺らして刺激する。その度に奥がぎゅうぎゅう♡♡♡♡とちんぽを刺激して、そのまま中イキしてしまう。全くと言っていいほど身体は言うことを聞いてくれなくて、ハル専用のオナホみたいになった気分だった。
「う゛♡♡♡♡♡♡はる、はる♡♡♡♡♡♡♡♡」
「すき、大好きです、深影さん♡♡♡♡」
知ってるよ、と返してあげたい気持ちは山々だったが、どうやっても返す余裕などなかった。体重をかけて奥を潰される。それだけで余裕なんか消し飛んでしまって、気持ち良いだけが残る。でもいつもの刺激だって欲しくて、深影はそのままシーツに擦れた乳首に手を伸ばす。それをハルは見逃さなかった。
「気持ち良いですか、深影さん♡♡」
「ん゛ぅ♡♡♡♡きもち、♡♡♡♡♡♡ちくびもすき♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
恋人の骨張った手がシーツと体の間に差し込まれて胸を触る。それだけで大きく身体が跳ねて、やっぱり自分はハルから与えられる快楽が1番好きだなと自覚する。
「すいません、全然なんか♡♡♡♡収まらなくて♡♡♡♡♡♡ちゃんと深影さんにも気持ちよくなって欲しいのにっ・・・♡♡♡♡」
「あ゛♡♡♡♡♡♡う゛♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡やばぃ♡♡♡♡♡♡お゛♡♡♡♡♡♡こ゛われ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
立ち上がりもしない性器からぷしっ♡♡♡♡と潮が漏れる。そのまま胸をコリコリ♡♡と刺激して、時折ぐい♡♡と抓ってやれば、その度に壊れた蛇口みたいに潮が出る。
「えっちです♡♡かわいい♡♡♡♡」
「む゛、む゛りっ、♡♡♡♡♡♡♡♡変なのく゛るっ♡♡♡♡♡♡いっかい、いっかいと゛め♡♡♡♡♡♡♡♡」
「いやです♡♡もっと見せて♡♡♡♡♡♡♡♡」
「お゛♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ばちゅん♡♡♡♡♡♡♡♡と、杭が打たれる。より深く嵌りこんだそれは、深影の良いところを余す所なく刺激した。そのままじょぼ♡♡と黄色い液体がクリトリスと化したチンポから漏れ出て、いつもの綺麗な顔は見る影もない下品なメス顔を晒していた。
「お゛♡♡♡♡♡♡♡♡ひ゛っ♡♡♡♡♡♡んぎ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ほ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「かわいい♡♡♡♡俺でぐちゃぐちゃになってる深影さん本当にかわいいです♡♡♡♡♡♡」
下品なメス顔のまま、深影の意識は落ちていく。その後もハルが深影の体を貪り尽くした事は知る由もないし、一瞬の覚醒の後に快楽の波に揉まれてまた意識が飛んでいたこともあまり覚えていない。
ただ、次の日ハルに土下座と共にめちゃくちゃ謝られることだけは間違いないよな、と考えて、ネタばらしだけはしてあげないと、と心に誓った。
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