前回のあらすじ____
一人で書類作業を続けるut。
総統室に向かう中、内ゲバに巻き込まれたり、いたずらにあったり、
歌い手組の買い物に行ったりとハプニングが何回か。
身が少し寒く感じる中、utは軍基地へと向かう。
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ut「あ~!!寒かった…」
ようやく買い終わり、軍基地に着き、時計を見る。
夕食の時間。
本当は7時半からだけれど、
俺とか、たまにtk氏とかは料理を作る担当だから7時ぐらいにはもう食堂にいなくてはならない。
体が冷えたまま食堂へと急いだ。
今日はあったかいものにしようと思う。
みんなも体冷えてるだろうし。
俺はあまりお腹空いてないから、昨日の余り物でいいや。
みんなの分のコーンスープを作る。
7人分となると結構時間がかかるが、もう慣れてきた。
サラダも作って、たっぷりな野菜とお肉の回鍋肉も作る。
あしたは…おでんがいいかな。
そう考えていると、後ろからガチャと言う音が聞こえた。
km「お、utくんや。」
ym「ut~!!腹減ったからはやくつくってな~」
ut「ん~、もうすぐ終わる」
どうやら入ってきたのは、ymdとkmgらしい。
内ゲバを終えたのかは知らないが、後で書類ちゃんとやったかだけは確認しておこう。
ut「ッッ…ゔ、…」
また頭に痛みが走る。
さっきより痛いの。
結構頭にガンガンくるタイプの頭痛だ。
後で薬飲んでおこう。
料理を運んでいると、突然俺の足はふらついた。
「は…?」と、俺自身もびっくりして、受け身を取り損ね、
もうすぐ地面についてしまうところだった。
だけど、ymdとkmgが素早く駆けつけてくれて、
kmgは俺を、ymdは料理を支えてくれた。
km「ちょ、utくん急にどしたんッ!?」
ut「あ…、ごめん。寝不足かも」
ym「全く…これだからメガネは嫌なんよ。ちゃんと寝ろや、…ったく…」
嫌味を足してきながらでもしっかり心配してくれているところが
ymdの優しいところだと思う。
kmgも、「気をつけてな」と料理を一緒に運んでくれた。
沢山の料理でも流石の筋肉でね。
気づけば30分になっていて、他のメンバーがぞろぞろとやってくる。
tk「あ、買い物あんがと」
kyu「ヘアピンだ~ッ…やっぱこれが落ち着く!ありがとうvtくん!」
ut「うん、大丈夫大丈夫。またいつでも言って」
俺がそう言うと、突然みんなの顔が不安そうになった。
急にどうしたのかと思えば、その視線は俺に向いている。
やらかしたことでもあったか?
疑問に思いながら待っていると、はるてぃーが口を開いた。
hr「書類やってくれるし、買い物行ってたし、最近寝てないつったらしいじゃん。お前」
あッ…zursがあの後hrtiに言ったのか…、
ut「いや、そんなことないから。心配しな…「また言った」…!」
ut「え、ちがッ…「違くねぇだろ?」ッ…、」
hr「ッ…なんなんだよお前…、昔っからずっとそうだ、」
ut「ッ…、!」
hr「こっちが心配してんのも分かんねえのかよッ!
体調崩しやすいんだから自分の体の心配ぐらいしろッ、!!」
km「ちょッ、hrti落ち着けってッ…」
ut「…お前だって,俺のやりたいようにやらせてくれない癖に何言ってんだよッ…、!」
kyu「utくん…」
hr「しらねぇよッ…!こっちは心配してんだっつうの!!「気にすんな」…!」
ut「自分のことは自分でやらせろ、
hr「ッ…、!!
あぁそうかよ、余計なお世話かよ!!」
ut「いッッ…!!は…」
yu「ッ…、!?utくんッ、…!?」
頬がぴりぴりしていたい。
殴られたのかもしれない。
体もだるい。倒れそう。
右を見ると、
若干怒っているymd
困惑しているkmg
こっちに駆け寄ってくれるy-mくん
必死に止めようとしているzurs
騒ぎがばれないようにしてくれるtkpn
今にも泣き出しそうなkyu
ym「ッhrti**やりすぎやぞッ…**これはお前が悪いッ、」
ut「ymdッ…、」
yu「utくん!大丈夫ですか…って大丈夫じゃないですよね」
tk「まって、いま治療する」
ut「ん…ありがとう」
yu「…流石に,僕もこれはhrさんがやりすぎな気がします」
hr「…」
um「utくんはたしかに休憩も取らないで内ゲバに巻き込まれて、
寒い中買い物も行って徹夜して書類もやってた。
だけど、こうやって直接utくんを傷つける行為は、しないほうがいいと思います」
ym「ymdもや。y-mと同じ。hrtiが悪いでこれは…、」
hrtiはそれっきり黙り込んでしまっている。
補佐として、幹部として失格だな…。
意識が飛びそうになる。
そして、いきなりひどい痛みが襲ってきた。
ut「いッ…!!!」
tk「!?ut、傷が痛む?」
ut「わかんなッッ…!!ごめッ…ゲホッゲホッう…く…はぁッ…!
tk「落ち着いて、深呼吸。吸って、吐いて」
ut「うッ、…は、すー…はぁ、う、はッ…」
痛い、苦しい、息ができない、助けて_
そう言いたいけど声が出ない。
たくぱんが背中をさすってくれる。その手は暖かくてすごく安心できた。
ut「す~……は、ーすー…」
tk「おっけ、落ち着いた?」
ut「う、…ん」
tk「まだ苦しい?」
ut「う…ん」
tk「わかった。とりあえず医務室行こっか」
周りを見渡す。
倒れた椅子や机。
溢れたスープや回鍋肉。
怒ったり心配そうな顔をしているメンバー。
俺は、その様子を苦しく見つめた。
hr「…俺は、お前が
『御免なさいもう無理しません』
っていうまで謝んねえから。
書類も渡さない。
仕事がしたいんだったら自分でなんとかしろ、」
ut「ッ、hrti、…!」
hrtiのその顔は、一見、怒っている顔つきだったが
その瞳は心配で溢れた瞳をしていた。
hrtiは俺の横を通り過ぎると、大きな音を立てて食堂から出て行ってしまった。
tk「あいつは…ut、?たてる?」
ut「え、…あ、うんッ…」
tk「…落ち着いて少しづつ行こっか」
ut「…わか、った…」
tkpnが温かい手で撫でてくれる。
こいつはこう言うところがおかんっぽくて好きだ。
やまだはまだ若干怒っているけれど、倒れた椅子やスープを直してくれた。
俺は、立つとちょっとふらついたのでkmgもついてきてくれることとなった。
ut「ぅ…っ!」
ドサッ
km「!utくん!」
ut「う…ごめ…」
俺はそのまま、意識が飛んだ。
続く___。
コメント
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んもぉ〜神なんだからぁ
あ、神ですね