前回のあらすじ__。
ご飯を作り終えたut。
だが、日頃の寝不足のせいで足がふらつくことも数多くあり…、
ついにはhrtiと喧嘩に陥ってしまう。
体調不良になったutは、目が覚めると、医務室にいた。
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ut「んッ…」
目を開ける。
眩しい。
白い天井が映る。
心地いい感触。
ここは…ベット?
俺はたしか…食堂で倒れて…hrtiと喧嘩して…
ふと横を見ると、書類をやっているtkpnを見つけた。
ut「…!tkpッッ…!」
tk「あ、utくん。目覚めた?」
ut「覚めた…けど。そうだッ!ご飯は!?書類は!?」
tk「ちょっと…、utくん病人だし、無理しないで休んでくれないと困るから。」
tkpnは再び寝かせてくれた。隣におかゆも置いて食べさせてくれた
ut「…美味ッ…」
ふと呟いてしまう。tkpnは嬉しそうに微笑み、俺の横の椅子に座った。
tk「…書類はhrtiが全部やってるよ」
ut「…ぇッ、hrti…が?全部ッ、?」
tk「うん。俺らも最初は手伝うっつったんだけど…あいつ、どうしても聞かなかったから」
罪悪感がわく。やっぱり俺が悪い
ut「…やっぱり…俺が悪かったんだよなぁ…、」
tk「…、utだけが悪いわけじゃないと思うけどね、俺は。」
ut「…でも…、俺が悪いのには変わりないからさ、
俺が一番新人だから、みんなに迷惑かけないように…、がんば、ってッ…、
なのに、みんなに迷惑、かけちゃったなぁッ…、
頑張ろうと思ったのになッ…w」ポロッ
tkpnの前なのに涙が溢れてくる。
なんで俺って、さっきから迷惑しかかけてないんだろ。
ut「えッ…、」
tk「…たしかに今回はutくんの働きすぎだったと思う。
ut「ッ…、」
tk「**お互い様だ,**ってことじゃないの、?」
ut「なんで…、
hrtiは悪くないからッ…!なんで俺を責めないんだよッ…、」
tk「…utくんは優しいからかな、
今日だって俺たちが欲しいもの買いに行ってくれたし。
みんなutくんのことなんか責めないし、むしろありがたく思ってるぐらいだけどね。」
ut「…でも、勝手に自分で自分のこと責めてるんだよッ…無意識に、」
tk「…知ってる、?アインシュタインの言葉。」
ut「…、?」
っていう言葉。」
ut「…聞いたことは、あるかも。」
tk「…本当にこの言葉の通り。utくんは自分のこと責めすぎ。もう少し自分のこと大切にしよ。
…後,これだけは忘れないで。
ut「そう…なのかッ…?
俺、
tk「もちろん。だからさっさとhrtiと仲直りすればそれで解決。頑張ろ。」
ut「…コクッ」
俺は黙って頷いた。
tkpnが優しい口調で話しかけてくれる。
俺はそのまま暖かい布団の中で一眠りした。
○○
hr「……」
目の前には、黙っているymdがソファに座っている。
俺はutと、自分の分の書類をやっている。
ymdには申し訳ないけど、何も言うことがないなら出てって欲しい。
そう言おうとしたけれど、先に口を開いたのはあっちだった。
ym「hrtiはこのままでええんッ、?」
hr「…どう言う意味だよ、?」
さらっと返す。
ymdはそのまま、いつもの声で、俺に返した。
ym「ut、すんごい痛そうやったで、
お前の言葉も、お前が殴った場所も、その傷も。
お前は、あのまんま、utと喋れんまま、ここで生きていくん、?」
hr「…俺、あいつが謝るまであいつに話しかける気ないから。」
ym「……あっそ。」
また無言が続く。
俺は、utに謝る気はない。
みんなの役割を請け負って、体も弱いくせに体張って、
ym「ut、悲しんでると思うけどな」
hr「…、ッ」
ym「幼馴染のお前に無視されて、話しかけられんくて」
hr「…」
ym「書類やらせてる責任感やってあるやろ」
hr「ッ…それは…、
ym「……」
hr「ut、生まれつき体が弱くて、病気にもなりやすくてさ、
どうせ体が弱いのならできる限りのことをしよう…とか馬鹿げたこと言って…、
俺は、それがutの嫌いなところだった、ずっと。」
ym「…それを言いに行けばええやん。」
hr「…は、ッ?」
ym「utはhrtiがなんで怒ってんのか、わからんと思うで。」
hr「…言いに行く…か…。」
ym「まあymdはどっちでもええけど。じゃな」
ymdはそう言って出ていった。
…**“気持ちを伝えることも大事”…**なのかもな。
○○
tk「…うわ、」
ym「うげッ、…」
医務室に向かう途中で、会いたくないやつに会ってしまった。
メンヘラなワカメ。
…まぁ、tkpnっちゅうやつにあってもうた。
tkpnはいっつもymdに会うと、顔を歪ませる。
後ろの医務室の、ドアが開きっぱなしだから、今tkpnが出てきたのかもしれん。
ym「…なんでおんねんゴミドリムシ」
tk「はぁ?俺はここの担当だっつうの。なんでいるとかそんなん当たり前でしょ」
ym「お前つくづく腹立つ野郎やなッ、!!……んじゃ、そこどいてや」
tk「なんで?」
ym「んなもん、医務室行きたいからに決まっとうやん。
utの様子見ようと思っただけ。だから通せ。
tk「………」
tkpnは俺がそう言ったら黙った。
なんやこのメンヘラワカメ。言いたいことあるんやったら言えや。
そう言おうとしたけれど、先に口を開いたのはtkpnの方だった。
tk「utは寝てる」
ym「ん、何やそうなんか。てっきり寂しがってるもんかと…」
tk「寂しがるっていうか…はるてぃーのこと相当心配してた。
ym「……はぁ~~~~しゃあないわな。んで?お前はどこ行こうと思ったんや」
tk「hrtiのところだけど」
ym「あ~~…あいつもutを許す気はないらしいけど…あいつんとこも今行かん方がええわ」
tk「あ、そう。んじゃいいや。y-mんところ行こ」
ym「あ、ymdもいこ~!!」
tk「真似すんじゃねぇ」
ym「別にしてへんわッ!!」
たしかにこいつには腹が立つけど…
そう思って、俺はtkpnについていった。
○○
yu「…あの二人ッ…大丈夫ですかね?」
km「…」
談話室には僕y-mと、spちゃん、kyuちゃん、kmさんがいる。
昨日の騒動が起きてからhrさんは元気がなく、
いつもガヤガヤとしていたmmntrは、驚くほどに静かになっていた。
so「止めたんすけどね…」
kyu「kmさんの筋肉で解決…とかッ、?」
km「えぇ~…暴力振るわなあかんの?てかいきなりあんなんなって困惑しかせえへんやん」
yu「…昨日の騒動。どっちが悪かったんですかね…」
談話室がシーンと静まる。
たしかに休みを取らなくて無理したutくんも悪い。
だけど、何も説明しないでいきなり殴ったhrさんも悪い。
…よくわかんないです。
後ろから、ガチャと音がしたと思うと、tkpnさんとymdさんが入ってきた。
yu「あ…お二人とも、珍しいですね」
tk「…まぁ、うん。んで、なんの話してたの?」
yu「…二人の今回の騒動、どっちが悪かったのかなって…」
ym、tk「……!」
kyu「え、kmさん?どうしてそう思うのッ…、?」
km「…まぁ殴ったのあいつやし、傷つけたのあいつやしッ…
yu「…、どうしてッ、?」
so「僕バカだからわからないっすけど…
utくんの働きすぎででhrさんを傷つけていたのは同じじゃないかなって…」
yu「…たしかに…」
kyu「…僕は、いきなりのことにびっくりしちゃったからあまり考えられないけど…
どっちもどっちだと思う…かな」
kyuちゃんが静かに言う。
また、談話室がシーンと静まった。
ついさっき入ってきたtkpnさんとymdさんが顔を見合わせる。
不仲として有名な二人だけど、今は、思っていることが同じように思えた
tkpnさんが口を開く。
tk「どっちにしろこんな状況が続くのは嫌だし困る。
hrtiには早いとこutのところに行ってもらって、utにもhrtiにも謝ってもらおう」
ym「…こいつの意見に賛成すんのは嫌やけど、ymdもそう思う」
kyu「で、でも、あの状況でhrさん、大丈夫なのかなぁッ…、?」
yu「…たくぱんさんッ…」
tk「結果は終わってから伝えるから、いってくるわ」
tkpnさんはそう言って出ていった
…一人で大丈夫かな
続く___。
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