テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「……まだ、外へ行こうとするんですか?」無限城の喧騒が嘘のように静まり返った、蝶屋敷の奥深く。そこは陽の光も届かない、しのぶだけが知る隠れ家でした。
かつての宿敵であり、今は「恋人」という歪な鎖で繋がれた童磨は、しのぶの手によって完全に自由を奪われていました。手足には冷たい鎖が食い込み、その白い肌を赤く縁取っています。しかし、彼を最も深く縛り付けているのは、物理的な拘束ではなく、しのぶが与える過剰なまでの「献身」でした。
「しのぶちゃん、これじゃあ動けないよ。それに、この……布も、少し窮屈かな」
童磨が困ったように笑い、自分に穿かされた厚手の大人用おむつを指差します。鬼としての高い再生能力も、しのぶが毎日欠かさず投与する特製の「毒」の前では意味をなしませんでした。筋力は衰え、排泄の感覚すら彼女の手の内に落ちていたのです。
「あら、そんな顔をしないでください。あなたが勝手にどこかへ行ってしまわないよう、私が全てお世話して差し上げると言ったでしょう?」
しのぶは慈しむような笑みを浮かべ、童磨の膝に腰を下ろしました。彼女の指先が、おむつの膨らみを確かめるように優しく撫でます。童磨はわずかに頬を染め、羞恥と快楽が混ざり合った吐息を漏らしました。かつて感情を持たなかった教祖が、今はしのぶの指先一つに翻弄され、情欲を露わにしています。
「今日は一度も失敗しませんでしたね。良い子には、ご褒美をあげなくては」
そう囁くと、しのぶはおむつの隙間から細い指を滑り込ませました。冷え切った鬼の体温が、彼女の熱に触れて震えます。しのぶは、彼が自分なしでは生きていけないことを刻み込むように、執拗に、そして甘く彼を愛撫しました。
「あぁ……っ、しのぶ、ちゃん……!」
童磨が身悶えし、鎖を鳴らします。その瞳には、かつての冷酷な光はなく、ただ目の前の女への渇望だけが宿っていました。排泄すら管理され、赤子のように扱われる屈辱。それが、彼女に全てを委ねる悦びへとすり替わっていく。
「いいんですよ、童磨。あなたは何も考えなくていい。ここで私に甘やかされて、私だけを見ていればいいんです」
しのぶは彼の唇を奪い、深い接吻を交わしました。それは毒のように甘く、逃れられない愛の証。
「……ねぇ、しのぶちゃん。俺、もうずっとここがいい。君がいないと、もう何もできないよ」
童磨のその言葉に、しのぶは満足げに目を細めました。彼女は再び、彼が漏らす甘い声を閉じ込めるように、その体を深く抱きしめたのです。永遠に終わらない、二人だけの毒に満ちた楽園。そこには、復讐も正義も存在せず、ただ互いを壊し合うような狂おしい愛だけが満ちていました。
風宮 むぅまろ🦇🍀︎ 🍬🍚
#仮面ライダーエグゼイド
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!