にゃんぱすー、11話です。
てりやきセットを完食できない僕の腹ってどうなってるんだろう。
そんなことを考えながら、共に勉強会についても考え、慣れた通学路を横目に進める。
美晴の交渉(脅し)術により、無事に燕さんの勉強会えの参加が決まったのだが、ただ単純に勉強をするだけでは効率が悪い。
そこで何かわかりやすく、というか効率よく勉強を進める方法を考えなければならない。
という使命感にかられているわけである。
教材を使うと明確な到達点が見えるので効果的である、と誰かが言っていたので何か燕さんにあった教材はないかと家を漁る予定を作った。
そして燕さんが、よりわかりやすく理解出来るように、教えるための台本を作っておきたい。
教材を自分で作るというのもありかもしれないが、それは最終手段であるため優先度は低い。
何か楽しみながらできると、とても効率よく、そしてモチベーションを保ったまま勉強できるのだが、それも要工夫である。
そのようにして、勉強会についての考えをまとめる。
家についた。
「おかえり。」と声を出し、早速自分の部屋に行き教材を探す。
フィギュアやグッズ用のロッカー以外は整頓され、小綺麗であるため教材の場所もわかりやすい。
確かここらへんだ。が。
あった。…「始めて習う、算数、」
確かに、燕さんっぽいが、これは算数であり、数学ではない。
高校生になってまで算数とか意味符のスペルカードである。
何かもっとないか探していくうちに、懐かしいものが出てきたりと、だんだん目的を忘れる僕であった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!