にゃんぱすー、ついに12話。
明日から二期ですね、そんなやってないけど。
野崎 燕
勉強会の日がやってきた。いや、やってきてしまった。
この日が来るなと何度願ったか。
確かに美晴ちゃんと、勉強会とはうれしい限りなのだが、場所が美晴ちゃんの家でもなく、図書館である。
昔っから、静かな雰囲気が苦手なので図書館となると、息が詰まって苦しくなってくるのだ。
また、沢山の本に囲まれていると何だがとても部屋が狭く感じてきつい。(作者は逆にワクワクする)
そうして待ち合わせの図書館についたのだが、中に二人いることを確認し、図書館の前でウロウロすること十分。
燕ちゃん?と声をかけられ。「居たなら早く入ってくればいいのに。」と早く入るように言ってくるのは、美晴ちゃんだ。
千蔭君は奥で教材かなにかに目を通している。
そして早く行けばいいものを、
「痛ったただだだァァァ!ちょ、マジで急にお腹ガア!イタクナッ、テキタナァ!アガァァァ!」
自分の往生際の悪さに絶望を感じていると。
さっきの抵抗を無視して無視して、「恥ずかしいから辞めてよ、」と、言ってまわりを見るように、と仕草をする。
そのとおりに見回してみると、
この私に世間は、釘付けなようだ。
耳まで赤くして図書館に入る決断を下したとき私は、ひどい屈辱と共に何か興奮を覚えた。
そうして図書館に入ると千蔭君から、何かあったのか?と聞かれるのでうまくいなすのに苦労した。
千蔭君は私のためにかなり準備をしていたらしく、とても良く頭に入ってきた。
感謝してもしきれないが、とりあえず感謝しか今はできないので、自分のできることをして、あとは自分を高めるために、神経をすり減らしながら、頑張って勉強を進めた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!