みんなな楽しみ修学旅行!
というわけで、今、私たちは修学旅行のバスに揺られている
そして今頃は金閣寺!
のはずなんだけど…
「ここはどこ? 」
「先まで俺ら、バスに乗っていたよな」
「じゃあ、ここって一体どこなのよ!」
「知るか!」
えっと、みなさん、私達は死んだんでしょうか、なんか王様がすわりそうな椅子が真ん前にあるんですけど
「皆さんお静かに!」
その時、王様の椅子に続く階段から人が下りてきた
だがその人が下りてきても誰も聞く耳を持たなかった
すると、
「静かにしろって言ってんだよ!」
小さめの声で、だが、確かにそう言っていた
すると、上一面に氷の刃がずらっとならんでいた
「おいおいおい」
「マジかよ」
「…?」
「は?」
「はい皆さん静かになりましたね。早速ですが自己紹介を、私はユーラティア王国第一王女ミリア・ユーラティアと申します。
そしてここは皆様がいた世界とは異なる世界、つまり異世界に当たる場所です」
(異世界?)
(どういうこと?)
(いえにかえりたいよ~!)
(魔法使えるかな)
「つまり皆様は異世界転移をしたということです。お判りいただけたでしょうか?」
「質問をしてもよろしいでしょうか」
「どうぞ」
そう言うのは学級委員長 髙橋実人。
テストでいつも490点辺りをとる人だ
ちなみに私は真生、まきではなくまおと読む。
話がずれてしまったが実人は頭が良い、それだけだ
「ここに転移されたということは私たちわあなたたちにつれ来られたということですか?」
「ええ、そうですけど、それがどうしたんですか?」
「ならばどうしてこんな私たちをここに連れてきたのですか」
「それは、転移者には、必ず特殊な能力を持っているからです」
「この大陸には魔族という種族がおり、そのものたちがこの国を襲ってくるのです。そのため、あなた達にそれらから私共を守ってほしいのです」
「つまりあなたたちは自分の国が困っているからという理由で全く関係関係の無い私たちまで巻き込もうとしているということですね」
「はい、、」
「最後にもう1つ、どうやったら元の世界に変えることができるのですか」
「っ…」
「それは、」
「…」
「確証はありませんが、 魔族の王、魔王カルナが知っているといううわさがあります。
あくまでうわさですが」
「では私たちは、魔族を倒して魔王城を目指せばよいということですね」
「はい」
「早速ですが皆さんのスキルとステータスを測ろうと思います」
「前にも言ったとおり皆様にはスキルというものがあります」
「スキルには様々なものがあり、以前救っていただいた転移勇者様は、Sランクのスキルで、攻撃力アップ、防御破壊、絶対防御などを兼ね備えた最強スキル『創造神』を持っておられました」
(後はよろしく)
(かしこまりましたミリア様)
「これから皆さんのスキルを測定するので皆さん前に来てください」
「「「「「ハーイ」」」」」
「まずはあなた」
「えっ、私ですか?」
「みずちゃん頑張ってね」
水原菜穂
学級副委員長のストレートヘアーの女の子だ
「では、この水晶に手を当ててください。」
その直後、水晶が淡い緑色に光った。
すると、右手首に黒い線が入り画面に文字が表示された。
「え~っと、 え? 森の精霊、森の精霊ですよミリア様!Sランクのユニークスキル、です!ミリア様!!」
「えっと、それってすごいスキルなんですか?」
「ええ、もちろん!」
「このスキルは、植物を自在に操ることができ、新しい植物に品種改良などをすることができ、森の中での戦闘は最強といわれています」
「ただし、砂漠など植物のないところではあまり戦えません」
「あまり時間がないので次に行きましょう」
「ではそこの方」
「あなたにスキルは、Dランク器用(A)」
「なんでも器用に扱えるスキルで、まあ武器は好きなものを使えますね」
「器用の中でもAなので、まあ大丈夫だとは思いますよ」
「はい次の方~」
そうしていくうちにどんどん鑑定は進んでいった。
Aランクのスキルを持つすごい人や最低ランクのFランクのスキルを持つ人中くらいのCランクのスキルを持つ人など様々だ。「ミリア様!またSランクです!」
「こんかいのSランクは誰ですか?」
「高橋実人様です!」
「ちなみにどんなスキルですか?」
「知恵の神です!」
「『神』ですって!」
「あの勇者様と同じですか!」
「はい!」
「直ぐにユーランを連れてきて 今年は豊作よ!」
「はい!」
「つっ次の方!」
「はい」
(ついに私の番か)
「ではここに手を当ててください。」
「えっと、こうですか?」
「その時水晶から緑の光と青い光が漏れた」
「あなたのスキルは、『不老不死』老いず、死なない。えっと効果は、毒無効、呪い無効、自動再生、完全回復、バリア、ヒール、ハイヒール、スーパーヒール、ウルトラヒール、パーフェクトヒール、死者蘇生(一回限り)不老、不死、」
「まあ簡単に言うと不老不死で戦闘には参加しないで仲間を回復させるということですね」
「まあ、ヒーラーならこの世界には山のようにいますし、いきかえらせたいひとを蘇生をすると死んでしまうような人ばっかりですけどね。」
「あ」
「ミリア様~」
「どうしたの」
(この人は死者蘇生が1回だけできるらしいので、先代勇者様を生き返らせてはどうでしょうか)
(その手があったわね)
「では真生さん、こちらに来ていただけませんか」
「はい」
(なんだろう)
「こちらです」
「ここは?」
「先代勇者様の棺です」
「あなたのスキルで勇者様を生き返らせてはくれませんでしょうか」
「わかりました。」
「光の海 闇の海 光の聖霊よ 闇の聖霊よ すべての命あるもののものよ わが求めに応じ かの者を祝福せよ
「死者蘇生!」
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