コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
桜蘭(鏡夜の境界)
深夜
鏡夜は深夜遅くまで書類の確認をしていた
鏡夜
「はぁ、、少し休憩するか、、」
と鏡夜は眼鏡を外しコーヒーをコップに接ぎ飲んだ
ゴクゴク
鏡夜
「ふぅ、、仕事の詰め込み過ぎは余り良くないな、、、黒杖代、悪いが書類を片付けてくれ、、、」
そう鏡夜が頼むと黒杖代は書類を一つ一つ片付け、確認が必要な物は別々に片付ける
鏡夜はそれを見てコーヒーを飲んで行く
暫くすると、書類を片付け終わった黒杖代が来て眼鏡を鏡夜に渡す
鏡夜
「ありがとう、、ん?、そうだな少し出掛けるか、、」
鏡夜
「支度をするか」
鏡夜は黒杖代にそう言うと素早く外にでかける支度をし桜蘭から出て行った
桜蘭から出た鏡夜は姿を消して夜の町を飛んで行く
鏡夜
「久しぶりの夜の町も良いな、明るい時に見えない物が見える」
と鏡夜は言いながら居ると人が余りいない通りに居酒屋があるのを見つけた
鏡夜
「こんなと所に居酒屋が合ったのか、、」
鏡夜
「入りたいが、、この姿だと、、補導されるか通報だな、、」
と鏡夜は自身の姿を見て言った
鏡夜の年齢は既に百歳を越えておりお酒も飲めるがこの姿ではお酒は飲めない
だって、死んだときの姿で見た目は17才
補導と通報される
鏡夜
「仕方ない、、あれをするか」
そう鏡夜が言うと黒杖代は鏡夜を囲む、すると中から二十歳位の姿になった鏡夜が現れた
鏡夜
「久しぶりだからな、、変か?」
鏡夜は黒杖代に聞くとユラリも揺れたまるで大丈夫ですと言っているかのように
鏡夜
「そうか、なら入るか」
そう鏡夜は言うと居酒屋へと入っていった
中へ入ると余り人は居らず、一人か二人、テレビや雑誌を読んだり、見たりして、酒を飲んでいた
鏡夜
(ここは人通りが少ないからな、、結構な穴場か)
鏡夜はそう思いながら席に座り、メニューを見て注文をする
鏡夜
「すいません」
店員
「はい、ご注文は何でしょう」
鏡夜
「ハイボールと、、枝豆を」
店員
「ハイボールと枝豆ですね、少々お待ち下さい」
と店員は言うと裏へと向かった
鏡夜
(本当は日本酒か梅酒にしたかったが、、明日に響く可能性があるからな、、仕方ない)
と鏡夜は一人思いながら雑誌やテレビを見て待っていると店のドアが開き、若い男性が入ってきて鏡夜の隣の席に座った
鏡夜
(この穴場にも来る人は居るのか、、)
鏡夜
(見た感じ、、二十歳位か?)
鏡夜はそう隣の男性を見ていると男性は店員を呼び注文した
男性が注文したのはビールともつ煮だった
すると店員はあれ?と言う
店員
「串カツは良いんですか?、何時も頼むのに、、まさか奥さんに油っぽい物は止めろとか言うわれたしたか?」
と店員は聞くと男性は違うと答えた
鏡夜
(この人は、、常連客か)
店員
「まさか、、また奥さんと喧嘩したんですか?ダメですよ、奥さんと喧嘩したら」
店員がそう言うと男性は喧嘩では無いが合ってると言う
どうやら喧嘩とは違う理由らしい
店員はそうですかと言って裏へと向かった
店員が居なくなり、鏡夜は何を思ったのか男性に話しかけた
鏡夜
「店員さんと仲がいいんですね、常連客なんですか?」
鏡夜がそう聞くと男性はそうだよと答え、鏡夜はそうなんですかと言う
鏡夜
「店員さんが言ってましたが、、何時も串カツ頼むそうですが頼まないんですか?」
そう鏡夜は聞くと男性はこう言った
妻が浮気をしておりこれからの話しをしていたがうまく進まず逃げてきたと
鏡夜
「奥さんの浮気ですか、、大変ですね、、」
鏡夜
「ですけど逃げて来ても良いんですか?奥さん困ってると思いますが、、」
そう言うと男性は良いんだと答える
どうやら、奥さんは浮気相手の元に行き遊びに行っているらしい
鏡夜
「それは、、、大変ですね、、」
と鏡夜が言っていると鏡夜と男性が頼んでいた物が来て二人はそれを飲んで食べた
鏡夜はハイボールを飲んでいると男性はもつ煮を一口食べたあとビールを一口飲んでそれっきり何も食べず、飲まなかった
鏡夜
「、、、食べないんですか?、、」
鏡夜
「ビールも、、飲んでいませんし」
と男性に鏡夜は聞くと男性は余り食欲がないと答え、ぼんやりと時計を見つめる
それを見ていた鏡夜は男性の手に触れてこう言った
鏡夜
「食欲が無いんでしたら、、俺と遊びませんか?、、勝ったらあなたの好きなように俺をして良いですよ、、負けたら俺がここの会計払いますので、、」
鏡夜はそう言うと男性は面白いと良いその勝負に乗っかった
勝負は至って簡単、ただ相手を見つめるだけ
鏡夜と男性はお互い見つめるあっているといつの間にかお互いの唇があたりキスをしていた
そして、二人はキスを止めて、鏡夜が店の会計を済ませて二人は店から出ていった
二人は店を出ていったあと、近くのホテルへと向かい部屋の中へとやって来た
部屋の中へ入り鍵とカーテン閉め、電気を消したあと鏡夜と男性は深いキスする
鏡夜
「ふ、ふぁふ、、、ふん 、」
そして、男性が鏡夜の服の中に手を入れ始めた時、鏡夜は黒杖代に目線で部屋から出ていけと伝える
黒杖代はそれに気付き部屋から出ていく
部屋から黒杖代が居なくなったのを確認した鏡夜は男性を抱きしめキスする
二人はベッドへと倒れて、、、
そして、廊下で姿を消している黒達は主が居る部屋から聞こえる、主の声を聞き話す
黒
『主様、、、何故、、』
玄
『主様が決めたことだ、、俺達が言うことじゃあないだろう』
黒
『だな、、だか、、主様のその、、声はなんと言うか、、長時間はキツイ、、』
と黒が言うと玄も頷く
玄
『だな、、、交代交代で休もう、、黒、お前は外に行ってろ、、少ししたら俺と変われ』
黒
『オッケー、、行ってくるわ』
黒はそういうと消えて行った
黒が居なくなったのを確認した玄は主の喘ぎ声を外で聞きながら待った
そして、1時間後、黒が戻って来て交代した
黒
『まだ、、』
玄
『あぁ、、、、、じゃあ、、行ってくる』
黒
『あぁ、、、』
そう黒が言うと玄は屋上へも消えて行った
屋上へ着くと玄は近くにあった自動販売機で熱いコーヒーを買って飲んだ
玄
『生き返る、、、』
と玄はコーヒーを飲んで休み、1時間して交代を繰り返した
何回目かの交代をしてそろそろ夜明けになり掛けた頃、ドアの横で耳栓をして待っていた黒に主である鏡夜から脳内で中に入れと言う言われた
黒
(ぅ、、主様、、入ったあとで怒らないで下さいよ?)
そう黒は心の中で言いながらドアをすり抜けて部屋に入る
部屋に入ると男性の鏡夜の服が散乱しており、靴などが散らばっていた
そして、ベッドには裸の男性と男性のシャツを着て座っている鏡夜がいた
黒
『主様、、そのシャツは、、』
鏡夜
「これか?、、俺に合うサイズがこれしか無くてな、着てるんだが?」
黒
『そ、そうですか、、』
そう黒はいうが絶対に嘘だと思った
黒
(だって、サイズなら主様が脱ぎ捨てた服がある、、、主様、まさか、、わざと着てるのか?)
黒はそう思いながら鏡夜に男性の事を聞く
黒
『主様、その男性ですか寝ておられるのですか?』
鏡夜
「あぁ、ぐっすりとな、、あれだけ運動したからな、、暫くは起きまい」
黒
『さようですか、、、』
そう黒は言うと鏡夜に夜明けが来ている事を伝え、お風呂の支度をすると言うと鏡夜は必要ないと言う
黒
『必要ないとは、、どうしてですか?』
鏡夜
「帰ってから風呂に入る、今入ったら、、こいつが起きる」
と鏡夜は男性を見て言いながら言うと黒にこう言った
鏡夜
「先に外に出てろ、俺は少しやることがあるんでな?」
黒
『何をするつもりで?』
鏡夜
「秘密だ」
そう鏡夜は言うと黒は分かりましたと言った窓をすり抜けて屋上へと飛んで行った
屋上へ着くとそこにはコーヒーの飲んでいる玄がおり、黒の存在に気づくと終わったのか、、と呟く
玄
『主様は大丈夫だったか、いや男の方は大丈夫そうだったか?』
黒
『あぁ、、、無事だったよ、』
玄
『そうか、、って主様はどうした、お前が来たのなら主様も来るはずだろう?』
黒
『主様が少しやるべき事があるとかで先にでてろと言うわれてな、、』
玄
『やるべき事とは何だ?、、』
黒
『さぁ、、』
黒達はそう話しているとか鏡夜がやって来た
鏡夜
「待たせたな、帰るぞ」
黒達
『『畏まりました』』
黒達はそう言うと人魂に戻り、鏡夜と共に桜蘭へ戻り、お風呂に入ってから何時もどうりの日常へと戻った
しかし、黒達は知らない
男性と出会った事で鏡夜に大きな影響、、変化を与える事を、、、
続く