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敦「そういえば、乱歩さんと与謝野さんって彩華さんと仲良しですよね!」

乱歩「そーお?まぁ!彩華とは一緒に居てたからね!」ニコ

与謝野「まぁ、確かに色々あったけど…彩華は変わらないままだからねぇ笑」

敦「色々?」

乱歩「話せば長くなるよ〜」((もぐもぐ

乱歩さんは駄菓子を食べ始めた。

与謝野「じゃ、アタシが話してあげようか」ニコ




アタシは森さんから離れ、病院にいた時。

社長と乱歩さんと彩華が来てくれた。

(ちょっと違うところとかありますセリフとか)




与謝野「……」

彩華「君が与謝野晶子ちゃんね」

ドアが開き、目をやるとアタシより年上の女の子と男の子が立っていた、それが乱歩さんと彩華との出会いだった。


乱歩さんが車椅子を押してくれて、その隣を歩く彩華。

アタシは、外には出れなかった。

与謝野「…戻して」

乱歩・彩華「…?」

彩華「…それは無理かな、君をここから出すから」

与謝野「アタシは…生きてちゃダメなんだよ」

彩華「君は生きてていんだよ」

与謝野「…どうしてわかるの…?」

乱歩「…よーし!僕が今から良いもの見せてあげるよ!」ニコ

乱歩さんはアタシの目の前に来て、


乱歩「種も仕掛けもないこの手から〜ほら!」

彩華「おぉ!すごーい!」

与謝野「…!!なんで……あんなに探したのに…どうして知ってるの?!」

乱歩さんの手にあったものは。それは、アタシが大切な人から貰った物だった。

乱歩「分かるよ〜僕は世界一の名探偵だからね!だから、君のこともわかる」ニコ

与謝野「ッアタシは……ッダメなんだよッ生きてちゃッ……アタシの異能力は誰かをコロす為に治しているようなもんだッ……ッアタシが生きてていい場所なんてあるの?!!」

乱歩「ある、この世でたった一つだけ君の異能力を必要としない場所がある、君は武装探偵社に入れ」

与謝野「…ッ!」

彩華「…君は優しい子だね」

与謝野「…ぇ?」

彩華「君の異能力は、優しいものだ。助けるためにあるもの、君は…誰にも死んで欲しく無かったんでしょ?」((微笑み

与謝野「ッ……ッ泣」

彩華「大丈夫、君は生きてていいんだよ。

もう大丈夫だよ」((ぎゅ



そして、アタシは救われたんだ。


敦「いい話ですね!!!」

与謝野「実はこの話には続きがあるんだよ」ニコ

敦「続きですか?」

乱歩「あの後、彩華は森さんの所に行ったんだよ」

敦「え!?」




彩華は森さんと取引をしたんだ



彩華「…話ってなんですか」

森「やぁ、君が花峰くんだね」ニコ

彩華「質問に答えてくれますか」

森「単刀直入に言おう、与謝野くんを──」

彩華「お断りします、あの子は幸せになる事です。貴方の元には行かせない」

森「…まぁ、これは予想通りだよ。では、君が来てくれないかな?」ニコ

彩華「ッ…私が?…お断りしま──」

森「では取引をしよう。君が私の所に来てくれれば……君の大切な…誰かの命には手出はしないよ」

彩華「ッ!!!…脅しですか?」

森「…まぁ、そうなるね。君が来てくれればいいんだよ」ニコ

彩華「…本当に…私がそっちに行けば、誰にも手出はしないんですね?」

森「勿論だよ」ニコ

彩華「……分かりました。今夜12時半ここにまた来ます」

森「答え…待っているよ」ニコ








乱歩「彩華〜おかえり〜」

彩華「…あ、うん!ただいま」ニコ

与謝野「彩華さん!おかえりなさい!」ニコ

彩華「ただいま笑」ニコ


乱歩「…彩華」

彩華「何〜?」

乱歩「何かあったの?」

彩華「ッ…何も無いよ笑」

乱歩「……森さんと会ったんでしょ」

彩華「ッ!!!…そんな訳ないでしょ?笑」ニコ

乱歩「彩華、僕に嘘は──」

彩華「江戸川くん……それ以上はやめて」

乱歩「ッ…!」


そして暗くて、闇に包まれた夜。

僕は彩華と言い合いしたんだ。


彩華「…よし、何とか抜け出せた。みんな寝てる時間でよかった……」


乱歩「彩華」

彩華「ッ!?!?」

乱歩「…」

彩華「江戸川くん……何でここに」

乱歩「言ったでしょ?僕に嘘は通用しないよ」

彩華「…確かにそうだね…笑…でも、私は行かなきゃならないの」

乱歩「彩華が居なくなっても与謝野さんは嬉しくないよ……幸せにしてあげたいなら彩華も側に居てあげなきゃ!」

彩華「…ごめんね…私の好き勝手で…江戸川くん…晶子ちゃんをよろしくね…福沢さんにはありがとうって伝えて…笑」ニコ

乱歩「ッ…君は何に脅されてるの?」

彩華「ッ…!!」

乱歩「僕らに関係する事なんでしょ?自分一人で解決しないで、僕達を頼ってよ!!」

彩華「…無理だよッ…(ボソッ)…そんなのッ…無理なのッ!!!」

乱歩「ッ…」

彩華「怖いの…ッ…大切な人が失うのが…目の前で…失うのがッ…だから…私は…守る為に行くよ」

乱歩「ッ嫌だ…行かないでよ…!!!1人にしないでよ!!彩華…!!!」

彩華「ッ…乱歩くん…じゃあね」







乱歩「……」

敦「…?乱歩さん?」

俯いていると、ドアから声が聞こえた。


彩華「只今戻りましたぁ〜……」

与謝野「あぁ、彩華おかえ──ってなんだいその荷物?」

彩華はダンボールを2箱を持ちながら帰ってきた。

まぁ、依頼人からのだろう。

彩華「依頼人さんがお礼にどうぞって……ダンボール2箱パンパンにお菓子が……どんだけ持ってたんだあの依頼人さん…」

敦「僕も手伝いますよ!」ニコ

与謝野「一緒に片付けようかね笑」

彩華「ありがとぉ〜!助かるよぉ!」


もし


もしもまた、あぁなったら。

僕は──


与謝野「だいぶあったね笑」

彩華「依頼人の人いい人だったよ〜」

敦「お疲れ様です笑」

彩華「そういえば、皆で何話してたの?」

乱歩「ん〜、雑談?」

彩華「ほんとに〜?」

乱歩「ほんとほんと笑」

敦「やっぱりお2人は仲良しですね笑」

彩華・乱歩「そーお?」

敦「喧嘩とかした事あるんですか?」

彩華「まぁ、あるよ〜!」ニコ

敦「そうなんですか!?」

与謝野「アタシが知ってるのは、彩華が戻ってきた時しか──」

彩華「その前にもあったんだよね〜、あの時。乱歩くんが──」

乱歩「こ、この話は終わり!」

彩華「え〜…」

乱歩「それ以上喋ったら彩華と口聞かない!」

彩華「そ、それはずるいよ……仕方ない、今回は話さないでおくかぁ…さて!仕事に戻りますか」

敦「あ、はい!」

与謝野「…笑そうだね笑」


敦「では!お先に失礼します!」

鏡花「…」((ペコ

与謝野「じゃ、アタシも帰ろうかね。お疲れ様」

彩華「うん、お疲れ様!」


皆仕事を終え、各自帰って行った。

そして、彩華と2人っきりになった。


彩華「ん〜…もう夜になるのかァ…乱歩くん帰る?」

乱歩「うん、そろそろ帰ろうかな」

彩華「じゃあ。また──」

乱歩「…途中まで送る」

彩華「…へ?」

乱歩「だーかーら!途中まで送ってく!…夜になるし…危ないから送ってく//」

彩華「ッ…!///あ、ありがとう//じゃあ、お言葉に甘えようかな//」ニコ





彩華「やっぱ夜は冷えるね〜」

乱歩「風邪引かないでよ〜?」

彩華「乱歩くんこそ笑」

乱歩「…星、綺麗だね」

彩華「ほんとだ!もう星見えてる!」


君は目を光らせ、星を眺めていた。

そんな君が愛らしくて、好きだ。


乱歩「……ねぇ、彩華」

彩華「んー?」

乱歩「…」

彩華「…?乱歩くん?」

乱歩「何でもなーい」

彩華「えー!?何それー!絶対なんかあったじゃん!」

乱歩「必ず伝えるよ」ニコ

僕は悪戯に何も伝えなかった。

いや、悪戯じゃない。

勇気があれば、僕は君に言えたのに。

好きの気持ちを伝えたかった。

まだ、返事を返せてないから。



乱歩「ねぇ、彩華」

彩華「どうし──」

僕は君を抱き締めた。

強く…抱き締めた。

乱歩「…ッ」

彩華「ら、乱歩くん…??く、苦しいのですが…笑」

乱歩「…絶対…居なくならないでね?」

彩華「…!…分かってる笑居なくならないよ笑夜になると乱歩くんは何時もこの質問するねぇ」

乱歩「だって……また、居なくなりそうなんだもん」

彩華「…まったく笑乱歩くんはまだまだ子供だね〜笑」

乱歩「子供扱いしないでくれる…?」

彩華「はいはい笑……大丈夫、もう居なくならないよ笑」

乱歩「…本当?」

彩華「本当…笑」

乱歩「…なら、良かった笑」ニコ

彩華「…もう1人にはしないよ」((ボソッ

乱歩「…!なんか言った~?」

彩華「分かってるくせに笑」

乱歩「なんの事かなぁ?笑」

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