テラーノベル
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こんばんはまたはこんにちは、「クリオネ?」です。
新作を書き上げました。
「作品関係のご報告部屋」の方でもご報告しましたがちょっと今回のは、記念投稿には向いていない気がしましたので普通投稿にしました。
今回のは、妊パロとかはありません!
設定ネタバレの予告を読んで楽しみにしていてくださった数少ない方々遅くなりました。
ということでどうぞ!
第1話:黒い画面の魔法使い
身長185センチ超え、どこから見ても隙のない国宝級の顔立ち。
しかしその男、目黒蓮は、すれ違う老若男女が思わず振り返るほどのイケメンでありながら、極度の無愛想で挨拶一つまともにしない。
理由はシンプルである、
彼が重度のADHDとASDの特性を持っているからだ。
興味のない人間には一切の愛想を振りまかないし、感情表現も壊滅的。
「……涼太、お腹すいた」
自宅のデスクで緑色の文字が流れる黒い画面(コマンドプロンプト)を睨みつけながら、蓮は低い声で呟く。
「はいはい。今ローストビーフ切るから待っててね、蓮」
キッチンからエプロン姿で現れたのは、夫の目黒涼太。
旧姓は宮舘。
仕事は超一流のバリバリのエースだが、恋愛には疎く30を過ぎるまで独身を貫いていた男だ。
涼太の勤務先はかなりのブラック企業だが、蓮の働くIT企業は障害支援もしっかりした超ホワイト。
蓮はその卓越したPC能力を買われ、自分のペースで社内セキュリティを仕切っている。
「蓮、今日の会社でのトラブル、無事に解決できたの?」
「……ん。社内のサーバー、ちょっと組み替えた。バカが変なファイル開いたから」
言葉遣いはすこぶる悪く態度も大きいが、涼太は微笑んで蓮のボサボサの頭を撫でた。
蓮の部屋はまるで中学生の子供部屋のようにフィギュアやパーツが散乱しているが、PCの前に座れば彼は天才になる。
その時、涼太のスマホが鳴った。会社からの緊急呼び出しメールだ。
「え……会社の基幹システムがダウンした? 明日のプレゼン資料が取り出せないって……」
顔を青くする涼太。
会社へ戻ろうとする涼太の袖を、蓮が無表情のままキュッと引っ張った。
「……涼太の会社のネットワーク、セキュリティ穴だらけでウザいって前から言ってる」
「でも、僕が行かないと……」
#一般人
あべさく正義♡
クリオネ?
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「涼太はそこにいて。ごはん、冷める」
蓮はカタカタと超高速でキーボードを叩き始めた。わずか3分後。
「……はい、直した。ついでにセキュリティ上げておいたから」
「え……? 遠隔で他社のサーバーを……?」
「涼太の会社のIP、前にもらってたやつ。……これで、ごはん食べられる?」
態度は横柄で説明も不親切。
けれどそこには、涼太への不器用で巨大な執着と愛が詰まっていた。
「……ありがとう、蓮。すごく助かったよ」
涼太が微笑むと、蓮はそっぽを向いて「……べつに」と小さく呟いた。
耳の先端が、ほんのり赤くなっていた。
コメント
1件
⋆⸜ 第1話、読んだよ〜!!⸝⋆ 蓮くん、まさかの無愛想イケメン×天才ハッカー設定…しかもADHD・ASD特性持ちで、涼太にだけ見せる不器用な愛が尊すぎる😭💕 「涼太はそこにいて。ごはん、冷める」のセリフ、胸きゅん不可避でした…! 3分で遠隔サーバー直しちゃう全能感と、耳赤くなるツンデレギャップにノックアウトされました🫠✨ 続きが気になりすぎるので、連載ゆっくり待ってます〜!