テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
短編ショウセツ!?タイトル
――ギョッとドキドキ恋物語♡
アニ〜サのキス――
作者:ケツカワアケミ
外は日照りが降り注ぎ、街ゆく人々はミニ扇風機を回して、加齢臭、つけ過ぎた香水、厚化粧、タバコ…様々な臭いを町中に漂わせていたのだ!……
そんな中、大きな声が響く……
(´◉◞౪◟◉)ドヤ顔!
(´◉◞౪◟◉)ドヤ顔!
凹(´◉◞౪(ドゴッ(=(゚ロ゚;凸
オウ (唐突) トツ
「お前!黙れーーー!暑苦しいし!うるさいし!それに、油ギトギトすぎるんだよーーーーーーーよよいのヨイ↑」
女性はキレ気味であったのだ…。
次回!アブラカタブラゼミ (蝉生[セミセイ]3日目) 死ス⭐︎選抜スタンバイ⭐︎
友人・恋人・パートナー、
この世の全てを持たぬ者……
周りの皆んなは、海に訪れ…ビーチキャンプで陽キャじみ、ナンパもされる…
スタイルも良く…まるで美男美女を見ている…いや…見える風なだけだな……
よくよく考えてみたら、陽キャしてるだけで顔面そこまでだし…なんなら私の方が可愛いのではないだろうか?何だあの顔!あの表情は!ナンシーが下駄箱をしてる時の顔をしやがってーーー!…ウラヤ……マ…
( ͡° ͜ʖ ͡°)「何か わかるマン」
∑(OωO; )「出だしから爆発してる」
そんな彼女は現在、ハ?ワイやんズ で夏を乗り越えようとプールに来ていたのだ!。
勿論!あの叫びは周りに見られていたのだった!実に滑稽だ!
「なんやアイツ!カ′イジやん」
ざわ……ざわ……
この空間に残っていたのは
圧倒的、目線!(CV. 立木)
「会長〜焼き土下座できましたよ」
「おお〜!美味しそうな焼き土下座」
「いらっしゃい〜いらっしゃい〜美味しい焼き土下座はいかがかな〜」
「外はパリっと中はジュウシーだよ」
いかにも怪しい海の店!
∑(OωO; )「まるで餃子 感覚に言うな!」
( ͡° ͜ʖ ͡°)「君楽しそうだね」
🙇「アァァ!アツイ↑アツイヨ!」
🔥「あぁぁ!キショ↑何で耐えれるんだよ?こっちとら1400°以上だぞ」
「うへ〜〜美味しそうな焼き土下座ダエ、それを5億で買うエ〜」
突然に現れる殴りたい顔の貴族⭐︎
「毎度あり!1つオマケしときますせ!」
店主がそう言い持ってきたのは…
**〈バァァァン〉**奇妙な効果音。
それと共に現れるド〇ゴンボールで見覚えのあるやられ方をしたタコ焼き(人)が…
まるで、ついさっきまで栽培したてが木っ端微塵[コッパミジン]に爆発した様な☺︎
「ヤ…ヤムチャさーーーーん!」
「ヤムチャしやがって……」…
付き人がそう呟く
「おい!モタモタするな!お付けのマヨネーズも忘れるんじゃない!」
忙しくなりゆく焼き土下座屋
「ハハハハ↑、儲けや儲けた」
高笑いする ご機嫌上昇の会長。
そんな最中、店内でも賑やかに…
「イチャイチャ♡」
「イチャ〜っ♡」
……何やら喧しいカップルが…
「どうしようかな〜〜」
「ふふ、貴方ったら…ちょと味気ない事言わないでよ…」
「ははは、ちょと からかっただけさ」
「もう、そんな事してたら…私が他の人に取られちゃうわよ」
「怖い事言わないでよ、君の事は1人にさせないさ…ずっと…」
「ずっと……」…
「と……」
「と?……」
#########
###🐟#### 🐟⁉️
#########
「取ったどぉーー!」🎣
漁師に取り上げられていた⭐︎
🐟「うわぁぁぁぁぁ!寝取られた!」
🐟「ごめんなさい、アジ男さん…さようなら……さようなら……左様おなら⭐︎」
アジ(鯵)のあるカップルは、開き直り無事に別れてしまった…
まさに、アジの開きってね
🐟「うぅ…さっきまでのは一体…」
泣き崩れるアジ男…
∑(OωO; )「途中マジで一体何見せられてたんだよ!アジのイチャイチャって何なんだよもぉぉぉ!」
( ͡° ͜ʖ ͡°)「魚と参で鯵[アジ]って読むのか」
……悲しみにくれるアジ男に、
突然!誰かが語りかけてくる……
「アジ男、アジ男、泣かないで…」…
アジ男に語りかける…
「シャァァァァァァ!」(cv.Chase)
「グロシ⭐︎www」(cv.水瀬)
作者「グロシが誤って出てきてしい、失礼いたしました」
∑(OωO; )「何してんの!」
( ͡° ͜ʖ ͡°)「摩耗」
……もう一度、アジ男に
「アジ男、私がついているわ」…
語りかける…謎の声。
「この声は…何処から?…」
アジ男は耳を澄まして聞く…
「どここからだ……」
聞こえて来る声と、自身の沈黙…
その先に行き着く感覚…
アジ男は気づいたのだった!
……ん?…
耳?耳なくね?
アジ(魚)だから耳なくね!
っと悟ってしまったのたっ!…っ…
……失礼…噛みました…
「それじゃあ、聞こえてる声の正体は一体何なんだよーーーー!」
怯え始めるアジ男…
だが安心しろアジ男、
お前みたいな魚の頭の中には、
内耳[ナイジ]や耳石[ジセキ]と言う器官がある!
お前は聞こえるのだ!
聞こえるんだぁぁぁ!
「うぉぉぉぉ直接語りかけてるのかーーーー!それはそれで怖いーー!」どのみち怯えまくるアジ男…ガタガタと……ぁぁっ…うん、余りにも滑稽な様であった。
「あ…アジ男?……」
「ガタガタガタガタガタガタ」
アジ男はガタガタしている…
「……私が居るから落ち着いて」
突然、アジ男の身ト肛門に電流が走る…
「ぬぉぉぉ!ケツガテンショウ!」
迫り来る謎の痛みがアジ男を襲う。
「のぉぉぉぉぉぉ!」
絶叫しするアジ男の声と共に、
「ぬぬぬぬぬ…卍開[バンカイ]!」
アジ男の踏ん張りがおさまり、
〈(アンダーテール) Bergentrückung 〉
謎の声の主が…にゅるっと現れる!
その正体は、ゆっくりと顔を出し…
ゆっくりと露わになる!
その見た目は、白く!細く!
「あゝゝ…あゝゝゝズゴア」『アジ男…やっと会えたね』▼
誰もが どう見ても理解できる見た目!
彼女はアニサキスなのだ!
「何て恐ろしいマモノでしょう!」
恐怖!アジ男は驚愕した!
自身の体にアニサキスが、当たり前かの様に帰省していたのだった!
「私の事覚えてる?アニーサよ」
アニサキスが語りかけ……
「きゃーーーー知らないー!」
アジ男は思いっきり否定する。
∑(OωO; )「寄生じゃないの⁈」
( ͡° ͜ʖ ͡°)「きゃーーは奇声☆」
「忘れちゃったのね……ミ○ンコの事も、エ美の事も…」……
アニサキスのアニーサは、見知らぬ名前を次々と出しアジ男に言う…
「何だ……この気持ちは……」
突如…流れでくる存在しない記憶がアジ男の脳内に再生される…
……誰かの笑い声が…
「あははは」
「きゃは↑おそ〜い」
「もう、2人とも速いよ〜」
「アンタが鈍いんだぞ〜」
「皆んなが速いんだもん」
「全く、本当に鈍いんだから……」
「釜オは」…
「辞めてくれよヤカ子」
「きゃは↑ホントそうだぞ」
……真面目に存在しない釜オとヤカ子と見知らぬオスガキがそこに居た…
「……てか、誰よ!この女!」
「ち…違うんだ!」
「きゃは↑何言ってんのパパ」
「パパって!」
〈ピーー〉っとヤカンが沸騰し
「この!はじをしれーー!」
「ちが……ぐぅぉぁぁぁぁ」……
……存在しない2人の子である……
「あはっ…こんなになっちゃた」
ボコボコにされた釜オが映る。
「タスケ……テ」
「なっちゃたからにはもう…ネ…」
「え?い…嫌…いやぁぁぁぁぁ!」
……こうして、ヤカ子とオスガキから産まれたのが、
「貴方を釣った漁師…松彦[マツヒコ]よ」…
アニーサが何か言い出した。
アジ男は何とも言えぬ顔で硬直していた。
……こうして、
謎多き彼女アニーサ と、
ごく平凡な養殖系アジ男 の
不思議な恋物語が始まったのだ。
〈 イエス/ Roundabout 〉
……ッーーーーテレン…♪
ッーテレレッテン〜♪
「は?……」
困惑するしかないアジ男…
ギョッとドキドキ恋物語♡
アニ〜サのキス
始まるよ〜
∑(OωO; )「強引に進めてやがった!」
( ͡° ͜ʖ ͡°)「エアコンから水垂れてきた」
……くそ暑い海辺近く、大きな水槽に1匹 泳ぐアジのアジ男がアニサキスのアニーサと一緒に外を眺めていた。…
🐠🐡🐠
🪱🐟 🦐🦞🐙<マジかよ。
∑(OωO; )「唐突の矛盾!」
エ美「わたくし以外にも沢山の食用が居ますのよ」
「見てアジ男、マイクロビキニよ」
アニーサがアジ男に伝える
「人間のマイクロビキニ何て…見たって何も面白く……何だあれは…」
2人の目に映る人物は…
可愛らしい柄のマイクロビキニを着た得体の知れない卵型の胴体をしたオレンジ色の肌をした…カワサキ料理長だった。
「きゃーーー変態よ!」
「ぐわぁぁぁぁ来るなーー!」
「目が!目がぁぁぁぁ!」
「ふぁはははは↑嬉しかなるとついやっちゃうんだ☆」
「うわぁ!ビキニを着たサングラスのオっさんが倒れたー!」
「死んだんじゃないの?」
「に…逃げろー!」
「最悪!せっかくナンパされる為に新しい水着買ったのにーーー!」
〈ブォォォォォォォ〉
緊急警報とサイレンが鳴り響く。
「B部隊!C部隊!同時に突入だ!」
明らかに国家軍事らしき人達が集まって来ている程の騒ぎになっていた。
「いや〜〜ん///」
「アラァァァ……」
「ェヘ!何をする!」
…たった数分で制圧される変質者達は、
「サヨナランチャ」
「あぁ…プールが粉々だ!」
〈ファン ファン ファン 〉🚓
パトカーに連行されていった。
∑(OωO; )「き…気分が…吐きそう」
( ͡° ͜ʖ ͡°)「何だか懐かしい」
一部始終を見ていたアジ男は死んだ魚の目で、一体何が起きていたのだろうかと呆気にとられていた。
「何だったんだ……」
「……あ、アジ男!」
気づかず内に、事件は…ゆっくりと迫っていたのだ!
暴れ散らかした警官の弾丸が、水槽に穴が開き、ゆっくりとアジ男は吸い寄せられていたのだった!
「うわぁ!めっちゃ吸い寄せられる」
「頑張ってアジ男!」
必死に流れに逆らうアジ男…
「大丈夫か〜い?捕まれ〜」
助けに来る🐙タコ…
触手を伸ば時救出しようとするが…
だが!さしだされた手(触手)は、
見事に食われていた!
「食われてやがる!」
アジ男は叫び驚く!
「あ、昨日かじってたの忘れてた」
よく見るとタコの足のほとんどが食べ千切ったであろう跡が…
「アンタ、またかじってたのかい?」
「人間が親指の爪を噛むことあるじゃん…何か似た様な事をついしちゃうんだよ〜〜ご〜め〜ん〜ねーーー↑」
こうして、アジ男とアニーサは…
変わらない吸引力で、
めっちゃ吸い込まれて行ったとさ。
「何てこっと!骨抜きされる部分すらないブヨブヨ!2度とその面さげて、誰かの役に立とうと でしゃばった事をするなタコやろう!隅[スミ]でも行って吐いとけ!」
めっちゃガチギレのエ美…
「うぉぉぉぅぉぅオクトパス」
泣いたと思ったらふざけるタコ…
数分後…救いようが無く…
2人は流されて外に、
タコはハリセンボンの針に刺されていた。
ぺち…ぺち…跳ねるアジ男は水溜まりを求めて移動していた…
「早く何処かに移動しなくちゃ……」
ペチペチ…ペチペチ…
一生懸命に移動した先には…
「アジ男!……」
アニーサが見た光景は!
ペチペチ…ペチペチ…
胸鰭が進化し手足のように動かしていた。
「うわぁ何だコレ!いつのまに」
驚くアジ男…
「見なさい松彦……アレが進化の過程よ!敬意を持って見送りなさい…」…
「叔父さん…何で おふくろの水着を着てんだよ!キモいって…親父も言ってよ」
意外!そこには釜オが居た!
「きゃは↑そのまま海まで行っちゃえ」
〈ガタン〉扉からヤカ子が現れる
「コラー!店内で暴れて起きながら食べ物で遊ぶな〜!」
ヤカ子はそのまま釜オを叩き倒す⭐︎
「なぜ……俺?」…
バタン…とやられ、
倒れこむ釜オの頭から海水が大量に流れて出てアジ男とアニーサを押し流される。
「アジ男!コレで海まで行けるわ」
「海までって…ここ初めて知ったが海上だったのか!」
……豪華!あまりにも豪華な海の家!
こんな所に変な無生物の器2人とオスガキが住み着いて家族ができているとは誰も思うまい!私ですらもな!…
〈イチャイチャ…イチャイチャ〉
「ねぇ、その「海月」てのやめたら?
だって水母さんが久羅下さんの人生のクラゲでしょ?」
〈ポチャ〜ン〉恋に落ちる音。
「あ……」…
鏡虫[クラゲ]は感じた…
一瞬、私の存在しないSi……
〈ブヨッ〉…
「松本さん!」
落ちてくるアジ男とアニーサによって貫かれるクラゲ(名前不明)。
「早くここから逃げたまえ… 早く!!」
めっちゃ元気そうだが急に消滅する。
「ワァワァワァワァ!」パクパクパク!
こうして何やかんやあって海に出た2人……いや待てよ…**2人と言うのかこれ?**人じゃ無えな…2匹じゃね?何だんだよも〜!
文字を変えるのが面倒なった作者の叫びを聞いて現れたのは!
ポセヌドン「可哀想なので、人になる呪いかけてあげますです」
海のネ申[カミ]降臨⭐︎
そして魔法をかけ始め…
アジ男とアニーサは…
「下半身だけじゃねえか!こんなケンタウロスの余った部分な姿は嫌だぁア!」
上半身はデカいアジ(魚)、下は人間の怖い化け物が誕生してしまった!
「見て見て手がある」
下半身はデカいアニサキス、上は人間の可愛い化け物が誕生してしまった!
〈ザァァッ……〉海の音…
∑(OωO; )「うわ!っ!ゲホゲホ…」…
( ͡° ͜ʖ ͡°)「あぁ焼きそばが勿体無い」
「ママ〜全●おじさん…後何か海に立ってるよ〜何アレ何アレ?」
「見ちゃダメ!行きましょう」
「マジか!パンツ流されたんだろうな」
「キャーー見て見て〜映エ〜〜」
「マジヤバくね」
ポセヌドン「なぁ″に↑!…何見てんのよ!……もう…見ちゃいやん〜♡」
めっちゃオネエ口調でそのまま立ち去るポセヌドンは佐渡島[サドガシマ]に帰った。
「**3回くらい間違えただけだろ!**少しくらい頑張れよ!」
嘆くアジ男…まるで化け物にされた少年少女の様な……まぁ…いいか。
だって、作者は暑すぎてやる気が出ないのだから!やってられるか!
アイス食って……溶けた・・・。
∑(OωO; )「開き直ってる!」
( ͡° ͜ʖ ͡°)「人間って42℃以上の所にずっと居ると熱凝固で動けず終わるんやで気おつけるんだよ🪦」
……そうしてる内に、見物しにくる人が増えてとんでもない事になってきていた。
「UMA〜UMA〜新種のUMA」
怪しい団体が何故かナスを持って現れる
「あのね〜あのね〜この人達は君達を捕まえに来たんだよ〜…きゃ言っちゃた⭐︎」
どこか見覚えのあるナス野郎が1人の団員に混じって持たれていた
「この茄子がーー!」
持っていた団員の1人がブチギレ気味に茄子を海に投げつける
つられて他の団員も訳もわからずナス投げ飛ばす…
「きゃーーーナスが飛んでくるぞ!」
「ナスだ!怖いよー!」
「ナスよーー!」
慌てふためく人々…
「アジ男…行きましょう、どこか遠くに」
「遠くにってどうやって……」
突然2匹…あ、2人に近づく黒い影が……
…目の前にナスの牛(精霊馬)
「なんだコイツ!ナスに割り箸刺した奴は!」
「丸々してて可愛い〜」
「!……次は何だ!」
振り返ると、
…目の前にはキュウリの馬(精霊馬)
「何なんだよもぉぉ!またかよ!」
「わ…私この子に乗るね」
……こうして2人はその場から立ち去ることができたのであった!
「グッ!ギァァァァケツガ痛えよ!」
キュウリのトゲトゲしてる部分がアジ男の股に擦れとんでもない事になっている。
遠くに…遠くへ…2人駆け落ちた…
向かう先々に色々な光景が見え、
ある場所は砂漠の様な砂浜…
「砂漠の様なって…伊豆大島の裏砂漠じゃねえかココ!」
「見て向こうで人間が踊ってる」
ある場所はまるで冬の様な雪があり…
「冬の様なって……こ…ここシベリア!!雪国!寒すぎ…る……」
「何だか…意識が…眠く……」…
(アニサキスはマイナス20度以下での24時間以上の冷凍で滅するらしい)
「誰でもこの寒さなら凍え死ぬって!…は…早く別の所へ……」
ある場所はまるで森の様な街があり…
「ミッケ〜〜」「ミッケ!」
「ミュッケ〜〜」
多くの人々が2人の方に叫ぶ…
「森の様なって……スウェーデンまで来ちゃってるよ!」
「森の隙間から凄い建物ミッケ!」
ある場所はまるでサンバの様な…
「サンバはサンバだけど……」
〈パァ〜ン……ッッッ〉
アジ男が見る先は、
ブラジルで派手な着物を着た…
〈 マツケンサンバⅡ 〉
「叩け!**煩悩!**日々毛!**散漫!**オノレ美波[ミナミ]のカルパナー!」
その派手な着物をきた人が振り返ると…全くの別人だった。
「誰も彼も打たれ騒ぎ来る焦[アセ]が弾け飛ぶ〜〜〜」
〈テテ↑ デデーン〉
賑やかな雰囲気とは裏腹にとんでもない事になりはじめていた。
突如に爆発する台車の風圧によりナスとキュウリが巻き込まれて粉々になりその勢いでアジ男とアニーサが天まで吹っ飛びとばされていった…
「きゃぁぁぁ!」
「うわぁうぁぁぁ!」
まるで流れ星の様に飛んでいった2人…
そんな2人は大陸を横断するのだった…
「オラオラオラオラオラ」
「オラオラオラオラ¡Hola!」
まるでどっかのバトル漫画の様に髭の取り合いをしている男性2人…
「おぉ〜らぁぁ〜〜」
繰り出される挨拶ラッシュにメキシコ観光客の付け髭が天に飛ばされ…
「ぐっ!痛えぇぇーーー!」
アジ男に髭が見事にヒットしさらに2人は遠くへと飛ばされる…
気づくと…見知らぬ場所についていた。
「はっ!どこだココ!」
気がつくアジ男、
その隣に何かうごめく…
「どこ……さ…ん」
岩陰に誰かがいる…声が聞こえる…
「ドコサ……」
小声で捉えづらくアジ男は近寄ると…
「あの……ここは…」
「ドコさ!ヘキ差エン3って!」
めっちゃヨボヨボになってる魚人がそこに彷徨[サマヨ]って叫んでいた!
「キェェェ!」
驚くアジ男。
∑(OωO; )「顔怖っ!」
( ͡° ͜ʖ ͡°)「魚に含まれる栄養素ドコサヘキサエン酸 ⭐︎」
「**ブヴゥアァァア!**くらえ!」
「必殺!ドコサヘキサエン酸!」
魚人が口から液体を吐く…
使い方すらも間違えている!
その汚物がアジ男に襲う!
「俺のそばに近寄るなー!」
めっちゃ叫び怯えるアジ男
そのまま無様に気絶し倒れる…
「オロロロロロロロロロロロ」……
思ってた以上に酔っ払いの吐き方をしそのまま魚人はぶっ倒れる。
そんな事はさておき、
心配して駆けつけて来るアニーサは…
倒れたアジ男を抱え起こす
「アジ男!……アジ男?」
顔を見て確認すると…
さっきまで吐いていた魚人だった⭐︎
「こ…こっち……こっち……」
意識が戻りしアジ男…
「間際らしい!」
スズキ(魚人)を取り敢えず引きずり回しアジ男の方へと駆け寄り抱き起こし直す
心配して駆けつけて来るアニーサは…
「アジ男!しっかりして!」
倒れたアジ男を抱え起こす
「うん、多分大丈夫…大丈夫だから……近づけないで、そのゲボってるの」
「どうも**スズキ(鱸)**です。こう見えて魚人歴は今年で9年目です。年齢28歳でアリエールに貯金を使って高級寿司屋に連れていったら……」…
「な!何て酷い…私が元は人参だと知ってこんな事するなんて…悲しいわ」(裏声)
…「と、やらかしてしまい海の呪いでこの姿になってしまいました。……所で貴方はどうして半分だけそんな姿に」……
喋る!めっちゃ喋るスズキ!
これ以上喋るし面倒なので!
アニーサ投げ飛ばされる!
「のぉぉ〜〜助け…ウッ……」
「何でぇぇ!」
飛ばされるスズキと巻き添えをくらうアジ男がかなり飛ばされる
何て怪力な!
「そこの奴ヘルプ!」
∑(OωO; )「おい!離れろスズキ!」
( ͡° ͜ʖ ͡°)「大丈夫か〜い」
「アジ男〜〜ごめんなさーい!」
こうしてまたはぐれてしまい
アニーサはまた長い旅に出たのだった
ほぼ世界一周したくらいの移動をしついにたどり着いた場所で疲れ果てる…
「アジ男……」
目の前が真っ暗になり倒れる…
うっすらと…意識が……
何か聞こえて……
「〜〜〜」……
〈 負けないで ♪ 〉
〈「ふとした瞬間んに視線がぶつかる〜」〉
TVの音だった
( 作 ͡者 ͡)( ͡° ͜ʖ ͡°)📺
浜辺でクソみたいに24時間マラソン見ている愚か者2名。
……ふと何故か気力が湧き上がりアニーサは気付けば走り出していた。…
走るアニーサは今までの旅を思い出し、
アジ男と過ごした記憶を思い出す…
それが一番の力になり
アニーサの足(仮)を動かす!
そしてついに、
たどり着いた場所は…
∑(OωO; )「あ、アニーサ来てる」
「また見覚えのある半人きよった」
出だしの海の家だった⭐︎
そこに向かって走る走る!
料理された魚が……
「アジ男〜〜〜〜!」
泣き叫ぶアニーサ
「スズキ(鱸)です(泣)」
「違う違う、あの半分魚なら向こうや」
松彦が指差した方向は、
一つの崖を指差していた。
「コレ持って行きな、達者で」
アニーサに何か袋を渡して見送る。
アニーサはその方向に走り行く…
〈 栄光の架け橋 ♪ 〉
お店を出て橋を渡り
階段を登り、
森に入り奥へと駆け抜け…
疲れが溜まっててもその向こうへ…
そして行き着いた先に…
まるで犬神家の絵面かの如く!見事に逆さまに魚部分だけ埋められたアジ男の姿がそこにあった!
「きゃーーーーーー!」
「ン〜〜〜!!」
腕の無いアジ男は自力で起き上がれない為そのままアニーサに助けられ起き上がる
気付けばもう夕暮れ…
「コレ松彦がくれたの一緒に食べよう」
「ずっと逆さまに埋もれて、お腹空いてたんだ……」
……無事に再会できた2人は、
美しい日の沈む海を眺めて松彦がくれた料理を食べて過ごす……
「アジ男、口に米粒ついてるよ」
そう言い手で取ろうと近づくが、
アニーサは少し考え止まり…
〈ちゅっ♡〉
「え……今…」
アジ男は驚く……
突然、アニーサはアジ男にキスをした。
一瞬にして空気が変わり
後から気づくアジ男は照れる…
「私にもして……」
アニーサはアジ男に上目遣いをし、
「わ…わかった」
アジ男は勇気を出して口(魚)を近づけ
水飛沫が上がる……
ポセヌドン「イヤァァ″ン!…言い忘れたけども、真実の愛のキスをすると呪いが解けちゃうんわよ〜♡」
「……何でこうなるんだよーー!」
「アジ男さーーん!」
アジ男は、人間なり!
アニーサは、アニサキスになっていた!
アジ男の体内にアニーサが入ってしまった!
こうして、アニサキスアレルギーになったアジ男は無事に病院に通勤⭐︎
アニーサは大好きなアジ男の体内に、また住み着いたのであった!
ポセヌドン「ん〜〜**美しい!**どんな事があっても愛は壁を越えるか」
勝手に感想述べて勝手に感動するくそ野郎。
寿司のありがたみを〜。
〈パチパチパチパチ〉
劇場に拍手が鳴り響く。
テ〜レ〜ン♪。
「うちの父もアニサキスアレルギーで結構大変だったわ」
「衛生管理は本当に大切だね…」
……次々と観客が寿司屋を食べに帰る…
( ͡° ͜ʖ ͡°)「日本行ったら寿司食うよ」
∑(OωO; )「衛生良くても白い筋が見えたら皆んなは気をつけて食べるんだよ」
アニ〜サのキス 完結!
ふう…外暑すぎだろ!溶ける!
もう1日27時間になって夜伸びろや☺︎
人類よ睡眠謳歌⭐︎
終
制作・著作
━━━━━
㋔㋻㋷
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!