オフの日
「涼ちゃん、
暇なら3人でゲームでもしよ~。
俺んち集合~。」
と、元貴からラインが来た。
コンビニで お菓子を買い込んで
元貴のマンションに 向かった。
「お邪魔しま~す。あれっ? 若井はまだ?」
「TVの収録が押してるから、
少し遅れるって、ライン来た。」
「そっか~。若井頑張ってるなぁ。。。
あっ、皆が好きなお菓子
いっぱい持って来たよ♪」
「ありがと~♪
飲み物用意するからさ、 座ってて。」
元貴の家はシンプルだが、
いつ来ても清潔に保たれてて、居心地がいい。
「お待たせ~。このジュース、
スタッフさんから貰ったんだけど。
めっちゃ美味しくてさ~♪」
コップに注がれたピンク色の飲み物を
一口飲んだ。
「ゴクッ、、!うわぁ~、本当に美味しいね♪ 」
「だろ?いっぱいあるから、
好きなだけ 飲んでね。」
「ありがと~♡」
二人でお菓子を食べながら、
何のゲームを 遊ぼうかと話をしていた。
いつの間にかコップが空になっており、
それを見た元貴が
「涼ちゃん、注ごうか?」
と言ってくれたので、コップを持ち上げた。
ガシャン!
僕の手から滑り落ちた。
「!!元貴、ごめん、落としちゃって、、、、
あっ、、れ、、?」
欠片を拾おうとしたが、体から力が
抜ける感じがして、上手く動けない。
「あ~、やっと効いて来たな~。」
嬉しそうに元貴が笑った。
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