囚われの身

本人様とは全く関係ありません

軍パロ

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視界が真っ暗闇の中とりあえず声を出してみる

拘束されている手足もそれとなく動かしてみる がやっぱり動かない

それにしてもあいつらも物好きなんやなぁ

僕なんか拉致ってもあの国は何にも変わらへん のに

ぶっちゃけあの潜入も特攻みたいなもんやし

使い捨てのおもちゃくらいにしか思われてへん

あたりを見回す

牢屋のくせに無駄に綺麗だ

敵陣の割には快適でしっかり睡眠も取れている

ご丁寧にちゃんと飯も出てくる

手使えんから口に突っ込まれるけどな

まぁ人質死なせる訳にはいかないってことやろうな

でも元気が有り余りすぎるのは良くないって 思ったんやろうな

いい感じに飯の量調整されてますわ

そんなことはさておき

さっきこの国に宣戦布告が来たらしい

どこの国とは言われんかったけど

大体予想はつくで笑

最近はその国のことで話題がもちきりや

大層なもんやな

きっとこの国はもう時期潰れる

さて大変なことになる前に自分で戻ろかな

実 は初日に抜け目見つけてたんよな

その夜敵陣の皆様が寝静まったのを見計らって

縄を解いてここから抜け出した

出れたのはいいものの、、

森すぎへん！？

なんでこの国こんな森の中にあるんや

流石の俺でもキツいで

整備をろくにしていないらしい

ここの管理係にキレながら雑草をかき分けて前に進む

もしかしなくても一応国な訳だから罠があるはずだ

え？？このままあの国に戻るかって？？

そんなわけないですやん

もちろん観光してから帰りますよ

あの噂のwrwr国へ

話によると頭領様が大の戦争好きで幹部も粒ぞろいでとても強いらしい

見てておもろそうやん？？

言い訳は視察とかでええか

なんて考えていたら後ろで今まで僕がとらえられていた国のものであろう警告音がなる

きっと戦争が始まったのだろう

＿＿＿誰かさんの楽しそうな笑い声が森に響いた

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大先生がwrwr国の軍に入るのはまた別のお話