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自己満

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自己満

13 - こいつだけは推さないって決めたのにラスト

♥

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2025年03月06日

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バンッ

後ろから銃声が聞こえ。

rdの肩が打たれていた

《猿山rd…。》


ギリッと歯を食いしばり眉間を寄せている



「ぇ、あ……」



だめ、

だめだめ

まって、仲良く

だめ






《連続殺人犯の罪で逮捕す》


言葉を遮る様にpnにクワを投げる



《ぅわッ!ちょ、……最後まで言わせろよ!



そこかよ



「ちょっと……」



rdは撃たれた肩を抑えながら

階段を上がって行った




《……》



《楓さんは早く逃げて》


「にっ、逃げるって…どこにですか、」



動画で見た時は校門が

しまってて出れない設定だったし…。



《ウサギ小屋の所、rbr達が隠れてる。》



《楓さん達はとにかく逃げて生き延びて



「ぁ、いや……いやだ…」





鬼になるのを止めるために話したのに



私は浮かれて、何も出来なくて…。






「……」


《rbr達が待ってる》




《頼んだ!!》












ザッザッ

ウサギ小屋の裏まで来た



「ろ…rbrくん?」



「いる?……」





ダメだ居ない

私足に自信ないからどうしようかな…。






リスポーンとか無いよね流石に、




「……」



顎に手を当てながら考える







一旦整理しよう




えっと。






かくがくしかじかで彼が鬼になって






どうやって戻すか…。












まず多分夢で黒いモヤ

何度もあって、 みたいな話してたから

操られてるんだ…よ、ね?




うん。





だから操られてるそのモヤを倒す…。





うーーん?……うーん、








あっ!



そーいえば



**体育館倉庫**の中でずっと

話してたって言ってたから



そこに居るんじゃ…。





「まず、pnさんを探して…」








シャキンッ…

「ひ……ッ」







え。あ、は、刃物?




恐る恐る震えながら上を見る




『あ”っはぁ笑』



『お前かぁ。』




『この子殺したら

どんな反応するかなぁ~ッ♡』




ヒョイっと怯える私を軽々持ち上げ


どこかに向かう

「……っ」



喋ったら首が飛ぶかも……




よく見ると左肩撃たれた肩震えている



一応鬼だから最強!とかいうのは無いんだ。





それにしても…。




こ、こう




下からこの新鮮な。


ジャージを着たこの、



ちょっと、いい雰囲気のrd…




イケメン……




って、今私死にそうなのに何考えてんの!?




え、あれまって

体育館と逆方向に向かってるよね?





『はぁ”。』



『あのpnとかいう

刑事が居なかったら終わってたのに』




ガタンッ


ドアを閉める



『ここで待っててね』



『最後に殺したげる』

口角を少し上げて


フサフサと頭を撫でる



「ゃ……やだ……ッ」





ガタンッ



瞬く間に扉はしまって彼は居なくなった






バンッ

ガタッ

ダダッ

外から荒っぽい音が聞こえる






ガチャッ

バコンッ


物凄い力で扉を閉めて鍵までしめる



《は、はぁッ……危な…》



《よかった、無事で》



「ぺ……pn……さん」



「……顔……」



《?あぁ、このくらい大丈夫》



推しの顔を…





あー!もう




アイツ“鬼”のrd嫌い!!




pnが縄を解いてくれる


「あ、pnさん!」



《ん?》



「その、もしかしたら

*力になれるかも*、だから」




「体育館倉庫に…」




《了解!》








付近にrdが居ないことを

確認して部屋から出ていく






めっちゃ怖い




「rbrくん達ウサギ小屋に居ませんでした…」




《……だい…じょうぶ!》



《俺の弟だから…。》






これは……好き



体育館倉庫




《俺は近くでここ守っとくから…。》



《探索してて》



「ありがとうございます!」




ガラッ


倉庫の扉を開ける




サーッと冷たい空気が私を覆い尽くす

「……さむッ…」








カタッ

体育マットの奥に何かいるみたいだ




「ら…rdさん……?」




『ふーッ…ふーッ……』



顔が青ざめている


『はッ…ふ……』



カタカタと全身を震わせて


顔は涙でぐちゃぐちゃだ




「rdさん!」



直ぐに着ていた服を羽織らせ



温める




「大丈夫ですか?」



『…ッ、あ……』



うっすら目を開く




『か…ッ……楓…』





手を伸ばす



ヒヤリと冷たい手が私の頬に当たる


『ご、ごめッ…』



『俺…っ、』

もしかして

自分が人を殺したことを知っているのだろうか





おれ、本当はそんなにつもりなくて



ち…ッ違くて……ッ




「大丈夫、大丈夫だから落ちついて…」




私の声が届かない。




ずっと何処か一点を見て

泣いては謝っている

「rdさん…!」





『ごめ……なさ…ッ』




グイッ



勢いよく、あげたマフラーを引っ張る

『……っあ』



「rdさん!!」

「…き…聞こえた?」



『……ッ』


コクリと何度も頷く




「rdさんは何も悪くないよ」



「謝る必要なんて無いんだよ。」








『……』 ぐずっ






「……そ、…それって」




震えた手で水晶を持っている






動画で見た…それ壊すと鬼が死ぬやつだ…!





バッバッ



さわさわ





「うん。よし」



rdがここにちゃんと

肉体としているか確認し







パリンッ



「……」



あれ……






ゴソ…

『……!』



『起き……』



『起きたーーーッッッ!!!!!!!!!!!』

ガタガタっと足音が聞こえる

《…っだ大丈夫!?》





《楓さん…水晶カチ割ったとき…》



《楓さんの後ろに鬼が居て……》




《気づいたら居なくなって》



《そしたら楓さん寝てたから…》




超猛スピードで話す




「そ、そうなんだ…。 」

「でも、ほら!生きてるから!」













後日談




「え?仕事がない?」




一応私も仕事この世界線じゃしてないんだよな




「うーん……ゲーム実況者とか…」




『ゲーム実況者…?笑』



「猿山声いいし」




『あー。ふーん?』



ウザイ顔……




「とにかくrdさんが配信したら

ずっと見るから」配信者になって!!





「1番推しになっちゃうかもね」

『そっ…それは!……やだ』





窓の方に目線をそらす



「えぇ?なんでよ!?」







だって推しじゃ無いほど恋愛感情持ってくれるんでしょ?






「。……な、…なんて?」





『何でも?笑』









全部丸聞こえだったんだよなぁ…













おしまい!


オチがないけど許して!

この作品はいかがでしたか?

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