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7話目
🔴 「ん?、あれ寝てた?、」
気づいたら蝶屋敷のベットにいた。
前回の義勇さんの噛み跡もまだ消えてなく、俺の首周りはボロボロだ。
宇髄様にお礼言いに行かないと、
胡蝶様にも迷惑かけたし、
義勇さんにも、ちゃんと謝らないと。
やだ、何も考えたくない。
もう疲れたんだな。
(🟠 「ケーキなら、ケーキらしくフォークに食われてればいいんだよ!!」)
フォークって、みんなこんな事思ってるのかな…。
そんなはずないと思うけど…。
怖いな、。
🟣 「小鳥遊さん、起きました?」
🔴 「胡蝶様!、ご迷惑の方おかけ致しました。誠にありがとうございます」
🟣 「いえいえ、それよりお身体のことについてお話してもよろしいでしょうか?、」
🔴 「はい、」
嫌な予感がする。
何となく、嫌な予感がする。
🟣 「朱祢さんは、貧血ですね。軽く聞こえますが、2、3ヶ月程薬を飲んでもらいます。」
🔴 「薬だぁ…」
薬が好きな人はまぁ、物好きだと思う。
ほんとに嫌い。
🔴 「あ、その間ケーキ役は…?、」
🟣 「本当は控えてもらいたいのですが、1ヶ月に2回。これが理想ですね。」
🔴 「2回…、」
このままだと、冨岡さんが暴走してしまうだろ、月2かぁ、
最低他のケーキの方をお借りしたり…、薬飲んだりでやりすごしてもらうか…。
嫌だけど…
🔴 「かしこまりました、それでは帰ります。」
🟣 「その傷で帰るんですか?!、」
🔴 「…?、はい。」
🟣 「…、いえ、何にもないです。」
診察室を後にしては、帰る支度をする。
義勇さんになんて言おう。
🔴 「なんて、ぼーとしてたら着いちゃった。」
どうしよう、まだなんて言うかも決まってないのにな。
🔵 「朱祢……!、」
🔴 「?!、義勇さん?、」
屋敷の入口にいた義勇さん。
走ってこちらに来る。
🔵 「悪かった、俺が悪かった。だから…」
🔴 「謝るのは、俺です。意地張ってすいません。」
義勇さんが俺の体を見る
🔵 「…、 そこ。 痛くないか?」
🔴 「はい。 任務に支障は出ません 。」
🔵 (そう言う意味では無いのだが 。)
🔴 「それより、義勇さん。どうして私が拓也の部屋にいると … ? 。」
🔵 「… 、お前の鎹鴉が、助けてくれって 。 俺が 行くべきだったのだが、慌ててしまい 。 不甲斐ない 。」
🔴 「いえ 、 ありがとうございました 。」
… 、 義勇さんがおろおろしてる 。
そういえば、拓也はどうなったのだろうか。
まぁ興味無い 。
それより疲れた 。
視界が… 暗く 。
倒れ… 死ぬ 。