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side zm
目の前で大事にしていた後輩が泣いている。
どうしていいか分からず俺は戸惑っていた。ヒリヒリと目の下が痛む。俺は上手に、嘘をつけていなかったのだろうか。悲しませたくなくて、いままで丁度いい距離を気づいていたなのに、俺は少しショッピの優しさに甘えすぎたのかと、少し反省をする。
早くあの男から離れたくて朝早く集合場所に着いてはショッピのことばかり考えてる。
なぜかわからないが、気が抜けるとかんがえている。この気持ちは今の俺の語源では説明できない。考えれば考えるほど、ふっと幼馴染の顔が浮かぶ。だが、今はショッピのことを考える。泣いているのは、一体なぜなんだろうか。俺のせいなのだろうか、脳内がぐるぐると回る。
「どうしたんだよ…?大丈夫か?」
やっと出した答えはこれだった。
ショッピは、涙を拭い笑顔でこちらを見る。
その顔はいつも通りの顔じゃなかった。「行きましょうか。」
進み出すショッピの背中をじっと見つめてしまう。
「ありがとう。」
気づけば俺はそう言ってた。振り返ったショッピは、聞こえてなかったようでこちらを不思議そうに見つめてくる。
「どうしたんすか?」「なんにも」ショッピの後を追いあるきだす。まだ朝なのに、まだ長い1日は、始まったばかりなのに。
最高潮にワクワクしてる自分がいるのだ。