テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠️ 閲覧注意 / ⚠️ ATTENTION
注意書きは前回してあるので省略致します。
⬇本編
「おいおい、なんだァこれは…」
鬱蒼とした木立を抜けた瞬間、世界の色彩が
一変した。そこには、陽だまりと温和な風の
吹き抜け、光の粒子を浴びてきらめくまる で
楽園のような緑の絨毯がどこまでも広がって
いた。
「こんなところ来たことねぇな」
おかしい、何かがおかしい。
この街にこんな草原が広がっているところは
ないはず。
「🤔……って、いない‼️」
さっきまで捕まえてたはずのKOZAKA-Cがい
なくなってる‼️
おいおい何をしている佐伯イッテツ‼️
すぐさま俺は回りを見渡し近くにいないこと
を確認し、来た道を引き返してみることにし
た。
林の中に入りしばらく歩いていた。
ふと、こんなことを考える。ずっと小脇に抱
えていたので落と すはずがないし縄で縛って
持っていたので離 すわけも無い…つまり、消
えたのか?
「🤔……まぁ、考えても分からないものはどう
しようもない‼️探すかぁ」
「あれ」
この倒木さっきも見たような…
いや、なんなら3回以上見ている!
俺は戻って確認しようと振り返る。
だが、そこには先程も見た草原が広がってい
た。
ループしてるってことか!?
なんなんだよここ…
林の中に行っても KOZAKA-Cの気配がなかっ
たので俺は草原の探索をすることにした。
気味悪いとこだか何故落ち着く。1度来たこと
がある、なんならしばらく生活したような感
覚がある。
不思議だなぁ
しばらく歩くと何かの施設のようなもがあ っ
た。それは植物に侵食されていてしばらく 人
が来た形跡が無さそうだった。
何故かそこに目が奪われる。
【懐かしい】
その感覚だけが体の中に残っていた。
俺は何かに誘われるようにその施設に足を踏
み入れた。
外はあんなに明るかったのに施設の中は薄暗
く少し足元が見えにくかった。
何かの気配がする。身近な人たちととても似
ている気配だか何か違う。だが懐かしい。
とりあえず近くにあった研究者室に入ってみ
た。そこには施設のブレーカーらしきものが
ありあげてみると電気が着いた。人が長く居
なさそうなのに電気が着くのかとも思ったが
明るい分にはいいだろう。何か無いかと辺り
を見渡す。すると、机 の上に何かあるのが見
えた。薄暗くて見えに くいがカルテのよう
だ。
「ッは…」
そのカルテをめくってみるとにわかに信じ難
い事が書いてあった。
【患者リスト】
No,1206
【赤城ウェン】 鱗病
じわじわと身体が恐竜のような鱗で覆われていく病気。だんだん自我が無くなっていき最後は自分で体の鱗を剥がして死んでしまう。
治療方法
今のところなし
備考
特別な絆創膏を貼ることで進行を遅らせることはできる。
No,0817
【宇佐美リト】 放電病
感情が高ぶると電気が身体の中に溜まってしまい何かに触れると放電してしまう。放電する時は痛みがあり溜まっていればいるほど痛みが強い。
治療方法
完治させる方法はまだ判明してない。
備考
こまめに放電させると楽なようだ。ライくんのエネルギー源。
No,0629
【緋八マナ】 蜜化窒息病
声を出そうとする度に喉の奥から蜜が溢れてくる病気。粘度が高く放置すると窒息してしまう。治すためには蜜を吐かなくては行けない。
治療方法
吐かせると窒息状態は直せる。
備考
夜に窒息状態になる可能性があるので気をつけましょう。ライくんと仲がいい。
No,1023
【伊波ライ】 機械病
全身が機械に変わってしまい人ではなくなってしまう。水に弱く触れると壊れてしまう。エネルギーを与え続ければ止まることはない。
治療方法
今のところなし
備考
意思疎通ができる子です。マナくんと仲がいい。他の子の面倒を見てくれています。
No,1125
【小柳ロウ】 無音病
喋ろうとしても声が出ないし、足音も呼吸音もしない。一応物を落として音を出すことはできる。精神が暗く沈んでしまうほど音が消える。
治療方法
すぐに気づけるようにする。気分を明るくさせる。
備考
彼もライくんのように他の子の面倒を見てくれている。こちらを警戒しているようだ。
No,0910
【星導ショウ】 星屑病
身体がどんどん崩れてしまう。身体が崩れる事に記憶が無くなっていき、最後は小さな星屑となってしまい風に飛ばされる。
治療方法
今のところなし
備考
彼は何を考えてるか分からない。特に症状が出て苦しそうな様子もない。要観察だ。
No,0226
【叢雲カゲツ】 常闇病
常に自分の周りが闇に包まれてしまう。本人の精神とリンクしており、負の感情が強いほど闇が広く深くなっていく。
治療方法
長期間負の感情をかけさせない。
備考
引きこもり気味。カゲツくんもロウくんと同じでこちらを警戒しているようだ。
「おい…なんでみんなの名前が…」
カタッ
突然扉の外から物音がした。
「ドワーー‼️だッ、誰だ!」
そう叫び扉を開けると、少し幼い、
るべくんがいた。
あとがき
続きを見て下さりありがとうございます。
投稿日については毎週日曜日の夜かなと考えております。お待たせして申し訳ないです。
コメント
1件
ああ、読み終わりました……! 第2話、めちゃくちゃ気になる展開ですね。 草原のループも不気味で、施設の中のカルテには思わず息を呑みました。どの病名も切実で、特に「星屑病」の描写が心に刺さります……。最後に現れたるべくんがまた謎を呼びますね。続きが待ち遠しいです!
#ご本人様には関係❌
1
四月一日 璃
307