君から見た僕はきっと__
「お前からしたら、ただの友達の友達だもんな…」
日に日に暑さが増してく7月
そんなことを思いかながら楽しそうに話す君を見ていた
俺はないこが好きだ
一目惚れだった
入学式の日俺に話しかけてくれたクラスメイト
そいつを呼びに来たときに見せた笑顔
あの笑顔があれならもう恐ろしい人だ
ないこはこの学校の生徒会長を勤めている昔からこの辺りに住んで居るようで、学校からは自転車で5分
高校入学まで海外に住んでいた俺とは違い友達も多い
俺は、君を惚れさせる黒魔術も、夏休み二人で海に誘う勇気も車もない
せめて、俺に何かあれば…そう思いながら今日も一人で昼御飯を食べる
俺は男だし、ないこのような人を惹きつけるルックスも持ち合わせていない
男が好きだなんて気持ち悪いそう思われるのは分かってる
でも、見たい
隣で目覚めて八重歯を見せ「おはよう」と笑うきみを
午後の授業も終わり生徒達は、部活に向かう
俺は軽音学部なのでないことは別方向だ
「はぁ、会いたいな…
そこの曲がり角から飛び出して来てくれればいいのに…
夏の魔物的な力で起こらないかな
あわよくば、俺のものになれば…」
そんな独り言を漏らし軽音部の部室に歩いていった
下校のチャイムが鳴り
俺は学校前のバス停へ向かう
そんなときでも考えるのは君のことだ
きっとないこの恋人になる子は、モデルみたいな可愛い女の子なのだろう
ないこより十センチ近く背が違う、キスをするときは背伸びして…
優しいないこは、頭を優しく撫でてあげるんだろう
だめだ何一つ勝てない
第一俺は男だ
身長もないこより高く華奢な体も持ち合わせていない
「いや待てよ、そいつ誰だ」
ないこが他の誰を好きだろうと偶然と魔法のような力で俺のものに…ってありもしない子に嫉妬して
俺の方が夏の魔物的なものに浮かれてるじゃん…
「ださ、」
あっという間に時が過ぎ、結局ないこと海に行ったり、夏祭りに行く約束をすることもなく明後日からは夏休みだ
夏休み前で早帰りだったためいつもの下校時刻より暑い
コンビニでアイスでも買お…
この味が好きなんだよな、
食べる相手もいないパピコをバス停のベンチで食べる
甘酸っぱい檸檬の味がした
?「ねぇ、俺に半分ちょうだい」
い「!?」
突然優しい声の誰かに話しかけられた
その声の持ち主はすぐに分かった
俺が大好きな声
ないこだ
な「あ、ごめんw
暑くてアイスが美味しそうで…
つい話しかけちゃったw」
い「パピコどうぞ…
い、一緒に食べましょ…」
ないこ?、
パピコを食べてるのは確かにないこ…だよな…?
い「あの!、
俺と付き合ってください…
入学したときから好きでした…」
きっと今俺の顔は真っ赤なんだろう
困らせちゃったよな、
な「え…?」
「今なんて?」
い「ごめんなさい、
一目惚れだったんです」
はあ、何言ってんだろ
消えたい…
な「とりあえず顔あげて?
俺、君と話した事ないし全然分からな
い…」
い「そうですよね
俺なんかがごめんなさい」
涙がこぼれそうになる
な「だから、夏休み中一緒に海行こ!」
い「え?」
な「LINE交換してくれる?」
い「はい…」
な「また明日ね!」
な「いふくん!
おはよう」
そう言いながら、とびっきりの笑顔で俺にも笑ってくれた
い「お、おはようございます…」
な「いふくん、耳貸して」
な「俺、いふくんの事好きになっちゃうか
も 海楽しみだね」
い「!?」
な「今日も頑張ろ」
夏の魔物の力で俺のものに_
歌詞パロ!どうでしたか?
はじめての作品なので緊張です!
良ければいいね、フォロー、コメント!お願いします!!!
コメント
1件
初コメ失礼します! 初めてには思えないくらいすごくてフォローさせていただきました! 見てて面白いし、展開が気になる作品でした! なので、♡を1000にさせていただきました!一応プロセカ民なのでね、行けるだろって思ったら肩が終わったわ♪(強風オールバック)←こういう人なんですいません でも、それくらい価値がある作品だと思いました!