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「幸せに死ね」
寂しい夜が
静かな朝が
怖くって
嫌になっちゃってさ
弱いところだけ見えてきて
震える手で君に電話をかけた。
「こんな僕でも生きてていいかな」
そんなこと言ったら君は、
笑った。
「なんだよ!そんなことかよ。
生きていいに決まってるじゃんか。
僕の隣で、僕の近くで、
愛に埋もれて生きていてよ。
そして誰よりも幸せになってから
微笑みながら死ねよ!」
携帯の向こう側
泣いてるような
笑ってるような
声が、聞こえた。
一人の夜が
見えない明日が
自分含めて 嫌いになっちゃって
弱いところだけ見せられて
泣きながら君に電話をかけた。
「こんな僕は、生きる価値なんてないよね」
そんなこと言ったら君は、
泣いた。
「なんだよ!そんなこと言うなよ。
僕は君に救われたんだよ。
僕の隣で、僕の近くで笑って寄り添ってくれたじゃないか!
『僕は誰よりも幸せだった』って思いながら死ねよ!
それが絶対叶わないなら、
こんな世界要らないよ!」
携帯の向こう側 必死な声が、聞こえた。