/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
💚
11月がやって来た。
今月は翔太の誕生日と俺の誕生日が重なる月だ。
なぜかグループのメンバーの誕生月は結構重なっていて、俺は翔太と一緒だった。翔太を意識するようになってから、それが毎年嬉しく感じて、現在に至る。
生まれた年は1年違うのに同じ季節の同じ月に生まれたというだけで、なんだか11月が特別に感じてしまうのは、俺の独りよがりな思い込みだろうか。
ましてや今年の翔太の誕生日は月が特大に見えるといわれるスーパームーン。
情報番組の打ち合わせでそれを知った時、何としても翔太と一緒に噂のスーパームーンを見てみたいと思った。同じタイミングで。一緒に。
「……」
スマホを持つ手が震える。
それなのに、スマホを握る手のひらにはじっとりと汗をかいていて、ただのメンバーに送るLINEならこんなに緊張しないのにな、と、ますます翔太を求める心を自覚した。
やっぱり俺は翔太のことが好きなんだ。とても特別な意味で。
迷った挙句。
その日がメンバー仕事の日だと言うことをすっかり忘れて、俺は、こんなメッセージを打った。
『11月5日の夜、翔太は何をしていますか？』
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ