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皆様がもう1話のワンクをよんだ前提でいきなり入ります🙏
地雷がある方、純水な方などは一度戻り
1話を確認してからでお願いします
本話の内容〜
・センシティブ
前戯〜(筆の進みによります)
・🐙→歪みました
👻→病みました
・感情がそれぞれ重いです
・血液、戦闘故のグロ
・愛に似た嫉妬で歪んでます。
・オリジナルで白狼に治癒速い設定つけましたが、そこまで影響はありません
・トチ狂ったプレイかもしれません。人外なのを良いことに、…
…という感じです(ざっくばらんすぎて申し訳ない💦)
くどいですが、自分は配信などを追えていなくキャラクター性が掴めていない、話し方が違う。等あるかと思いますが
修正しながら頑張るのでご容赦ください🍀
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無機質な建物内で、密かに事を進ませよう。
冬は寒い。今日、とっても寒い。
👻「んじゃ…好きに…して、く…れ゛」
そういいざまに、小柳くんはコンクリに倒れ込んでしまった。
🐙「小柳くんっ!?…ちょ…いや、そりゃあそうなるよな…」
俺は、小柳君の傷を優しく撫でてから覚悟を決めて彼を抱えた。
意外と軽い、女みたい…という展開を予想したが、流石は武人だ。
見た目は白雪姫のように優美な線だったのに、触ると筋肉質で武骨だった。ずっしりと重たいわけではないが、彼の質量が心に来る。
🐙「…小柳くん。」
瞼は開かないが、彼は無事だ。
🐙「……小柳君が負けた理由。俺は知ってるよ」
そういいながら、俺は部屋の大気を深く吸い込んだ。血液と……なんかの匂い。
いつになく重症な、小柳君を抱えて俺が歩いていった先はもちろん自分の住処。
処置をするにも、なににも、それが一番いい。
🐙「…なんか、疲れたな…。」
小柳君をまず手当てし、傷口を縫合した。
👻「……。」
赤黒さの引いてきた傷口を眺めながら、スタティックな寝息を立てる彼を見つめる。
すると、摩訶不思議を目の当たりにした。
🐙「…は?………凄い速さで、くっついて、いってる……?」
縫合部分が、通常より凄まじい速度で治りかけているのだ。
詳細はあまり知らないが、彼が「白狼」だと言う事実が絡むのだろう。暫く、小柳君を見下ろしながら動けなかった。
人間じゃないことを目の当たりにしても、
彼は俺にとって完璧だ。
🐙「……全治3日かな…。治る前に酷いことしたら、怒るかな」
間違いなくキレられるだろう。
俺は、彼の横たわる寝台を横に見ながら部屋をそっと後にした。
この3日を、情報収集に使う。それは…なによりも有意義で、彼にとってもいい選択だ。
それから、彼が起きるギリギリにすべての準備と仕掛けをしておこう。
俺はこの機会と、小柳くんの軛になるチャンスを逃しはしない。
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目やにが気持ち悪い。
丸2日も寝込んでいた俺の、お目覚め最初の感想はそれだった。
👻「…ここどこ…」
朦朧と揺蕩う意識が、だんだんと外気に触れ…覚めていった。
慌てて上体を起こすと、微かに骨が軋んで…少し痛む。
🐙「…起きましたか。小柳くん」
👻「……ほし…るべ?」
紫に蛍光青のメッシュの入った柔らかい髪。それを一括りにして、ずいぶんとラフな格好の星導が扉の前で腕を組んでいた。
👻「…なんで?おま…」
🐙「げ…覚えてないのかよ…」
俺が必然の質問をすると、星導は明らかに嫌な顔をした。彼の予想と少しズレた行動をとってしまったらしい。
👻「全部忘れた。おしえろ、」
🐙「嫌な口の利き方は忘れなかったんだね」
皮肉を言われたことに、少し苛ついたが…まあいい。
👻「…相変わらずなんだな」
🐙「…小柳くん」
急に名前を呼ばれて戸惑う。いつになく、真剣な瞳は信じられないほど艶めいてぬらぬらと光っていた。
さながら海洋生物だ…いや、たこだったか。
星導は、布団の上で上体を起こしているだけの俺の方へ歩み寄る。
何も出来ずに動きを見つめていると、どんどんと近づいてくる星導。
👻「んむ゛ッ…!?」
は……?
脳に情報が輻輳し、全てが答えを導かぬまま泡になった。
👻(は…?ちょ…これ、キス)
唇をそっと塞がれたことだけ理解できたところで、
🐙「…ち゛ュッ…る゛…」
謎の感覚がまた襲う。
今度はなんだ…?
口をこじ開けて、舌を押し入れられたのだ。
脳の奥が痺れ、ふわつき…身体の細部までが星導に集中していくことに屈辱を感じた。
無遠慮に口腔内を弄られ、俺は全身から力が抜けていった。星導はこんなことする奴だったか、知らないが…目の前にその白くて端正な顔があるのは、不覚にもそこまで嫌じゃなかった。
…まて。
ポンッとなにかが開いた音がし、俺は最悪なことを思い出した。
そう、おおよそ星導と深くキスをしたことの理由全部だ。
…俺に価値がないと知ったところまで全部だ。
いやらしい音をたてて、唇が外気に触れた。
👻「は…っは…っ…お、…おま…何すんだよッ」
息の整わなさを、声の量と剣幕で誤魔化しながら言った。こうなったのも、星導のせいではなく自分のせいなのは俺が一番よく知っている。
しかし、それを言うのはあまりにも恥だった。
🐙「…小柳くん、キス弱いね?ウブだったなんて…、俺、手加減は出来ないよ?」
星導は俺の唇をなぞっては、自分でその指を舐めた。恍惚の表情の片鱗が過ったことに、自分の選択を後悔する。
👻「は…っ。おい、質問の答えは?」
俺が記憶を飛ばしたと思ってさえくれれば、星導も正気になり
血迷った俺の…あの誘いは白紙になってくれるかもしれない。
🐙「はぁ…?ロウきゅんから誘ってきたって話じゃーん!」
おちゃらけた、砕けた感じで星導が言う。デフォルメされたみたいな表情は笑いものだ。
でも、その奥に潜んだ凶暴さが
俺の期待は淡いものだと突きつけていた。
👻「…なんのことだかな、まぁ…看病してくれたんだろ。礼は言うよ」
俺がそう言って、寝台から足を降ろそうとした時だった。
🐙「嘘つきは価値が落ちるなぁ」
【価値】
🐙「目の逸れ方、声の上振れ、口角……発汗……話の逸らし方。」
👻「は…?」
🐙「しょーもない嘘、バレないとか思ったの?舐めんのも大概にしろよ」
音が無くなった。
【価値】の言葉は俺の地雷になった。この2日で、埋め込まれた。
そして星導は全部分かってる。
俺が招いた結果だ。
でも、星導がここまで乗るなんて思わなかった。
あの時だって、血の迷いで…星導だってそれをまともに受けるはずなくて…。
👻「な、なあ……。るべ?」
そして、俺はやっと気づいた。
冷や汗が背中を伝う。
👻「…俺に、足枷…つけた?」
足に、明らかに違和感がある。冷たい金属だ。
🐙「うん、もちろん。小柳くん、うかうかしてると俺のこと倒そうとするっしょ?
安心してよぉ!…手は空けてるから、」
ヘラヘラとのたまうな。
俺は、必死に願った。これが夢であることを。
👻「…星導、ごめん。あの時は血迷ってただけで、、その帳消しn」
🐙「何いってんの?お前、価値ないから俺に審美を依頼したんだろ?」
👻「っ…」
価値。価値。価値。
地雷を押される事に、逃げられなくなっていく。
無駄な抵抗だとわかっていながらも、俺は反抗した。
👻「俺の価値とか…、敏腕な星導鑑定士ならもうわかったんじゃねえの?2回も俺の口の中探したんだから」
しかし、それは星導を煽っただけであり…無意味だった。
唇を奪わせるだけで終わってほしかった。
🐙「あは、わっかんないなぁ。」
星導は頭に手をやりながら、何処か歪で…見ただけで恐怖を与える笑みを浮かべた。ポケットからなにやら取り出して、それを意味深に押した。
カチッという音がして、それから2秒ほどあとに…
👻「う゛ぁっ…あ゛…な…ほしるべっ…なに゛ッこれ゛ぇ」
突然、震えだしたのだ。
俺のナカで…なにかが…。
🐙「寝てる間に入れといたの♡」
愉悦に浸った笑みを浮かべながら、星導はそっと俺にキスをした。
唯一、優しくて…俺への慈しみがあった。
そこに絆されるほど、俺は落ちぶれてない。
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閲覧ありがとうございました〜!
いやぁ…かいているうちに、着地が変わっていってしまう…。
大分やらかしたかもしれません!
♡、コメント、フォロー等励みになるので助かります!
いつも皆様、本当にありがとうございます✨️
それでは!次回〜