僕達は部屋から出て、周りを探索することにした。周りを探索していると、獣耳が生えている子に会った。「は、初めまして。えっと…小鳥遊さんと砂狼さん、そして先生、でしたよね?」僕が頷くと、「わ、私は滤泣願です。仲良く出来たら嬉しいです。」そういうとシロコが屈んで願の頭を撫でた。願は困惑しながらされるがままにしていた。そして僕は外でベンチに座って一服(シッテムの箱を)する事にした。
静かな夜の夜空に、ふっと不穏な影が見えた。するとその影は一直線にこちらに向かってきたが、運が良く間一髪で避けれた。ベンチは真ん中から粉々になり、そいつは正体を現した。次に見た光景は目が鋭く犬歯と爪が剥き出しなねこの姿が見えた。そのねこは地面を踏み込み僕の方に向かってきた。すると目の前に黒い盾が立てられ、ねこの攻撃を防いだ。後ろを見るとホシノが息を切らして盾を構えていた。そしてシロコが銃をねこに向かって乱射し、命中したがねこの傷口は一瞬で治り全治した。ねこは爪を振り回し、ホシノの盾に傷を付けた。そして衝撃波によりホシノと僕は少し飛ばされた。すると先程会った願が来てねこの攻撃を弾くと、歌澄のように技を繰り出した。「集録、第三の猫、猫額張滅!」願の腕と爪から出る一撃はねこに18の傷を付けた。ねこは切り刻まれ、再生不能となり、塵と化した。シロコはその光景を見て、願に近づき、また撫でた。願は照れくさそうに笑っていた。
それと同時に疑問が出来た。僕達であの起源化した住民を処理出来るのか?という疑問だ。これから更なる量と質の起源化と出会う事だろう。ホシノやシロコはまだしも、何も出来ない僕はどうすればいいのだろうか?
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