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𝕔𝕠𝕔𝕠
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あり
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ー逃げ道は君になった。ー
🩷佐野勇斗 攻
💛吉田仁人 受
🤍山中柔太朗
❤️曽野舜太
💙塩﨑太智
💛「……無理です。」
🩷「なんで!?」
💛「恥ずかしいので笑」
🩷「……。じゃー、いつか呼んでね。それまでは勇斗先輩でいいよ。」
💛「はい。分かりました。」
俺らは弁当箱を開けて、
いつも通りの会話をしながら、
ご飯を食べた。
いつもより少し静かで、
なんだか懐かしい気がした。
俺らは弁当を食べ終わると、
1年の教室に戻った。
別についてこないでいいと言ったが、
勇斗先輩がついていきたいらしく、
ついてきた。
勇斗先輩がしつこく手を繋ごうとしたが、
さすがに恥ずかしいので断った。
教室に戻ると、何人かが俺たちを見た。
👤「……え、佐野先輩?」
👤「なんで一年の教室に?」
俺は少しだけ気まずくなった。
そして先輩を突き放すように言った。
💛「……先輩、もう戻ってください。」
🩷「えー、冷たいなぁ。」
💛「だって目立ってますよ。」
🩷「いいじゃん。俺、目立つの好きだし笑」
💛「……そういう問題じゃないです。」
すると――
💙「お、帰ってきた!」
太智が俺のところまでやってきた。
💙「佐野先輩、遅かったですねぇ〜?」
太智がニヤッと笑った。
💙「仁人を独占できて楽しかったですかー?笑」
🩷「……」
勇斗先輩の頬が赤くなるのがわかる。
💙「楽しかったんだ笑 良かったね佐野せんぱーい笑」
🩷「そりゃ…楽しいでしょ///」
💙「へぇ〜笑」
俺の耳が熱くなる。
すると、太智の隣からニョキっと
柔太朗が出てきた。
🤍「ちょっとも〜笑 イチャイチャしずぎぃ〜笑 ねぇ、仁人くん!ゲームしよっ!」
💛「いいですよ。」
🩷「…………。」
まただ。
先輩が黙った。
💛「……勇斗先輩?」
🩷「……俺もやる。」
💛「え?」
🩷「俺も、そのゲーム。」
🤍「……勇斗、そのゲームやってなかったよね。」
🩷「今日からやる!」
💙「なんで急に!?笑」
俺は思わず笑ってしまった。
💛「……先輩、ゲーム苦手そう。」
🩷「仁人、今俺のこと馬鹿にした?」
💛「してません笑」
🩷「絶対した!」
そんなやり取りをしていると、
昼休み終了のチャイムが鳴った。
🩷「じゃあ放課後な!柔太朗、行くぞ!」
🤍「うん。じゃあね。」
💙「じゃーね!笑」
💛「さよなら。」
そう言って先輩は、
自分の教室へ戻っていった。
俺はその背中を見ながら思った。
――なんで先輩は、こんなに俺のことを気にしてくれるんだろう。
そして、その理由を知るのは――
もう少し先のことだった。
〜放課後〜
俺は帰る準備をしていると、
スマホが鳴った。
ピコン。
画面を見ると、柔太朗からメッセージが来ていた。
🤍『家帰ったらゲームの招待するね!』
俺は柔太朗からのLINEに
了解スタンプを送って、
スマホをしまった。そのとき。
💙「ちょっと見ーせて!」
太智が俺のスマホを取った。
💛「もー!太智!返してぇ!」
💙「やだもーん笑」
なんて会話をしていると、
勇斗先輩が教室に入ってきた。
🩷「おぉ。どうした?笑」
💛「太智が俺のスマホ、返してくれなくて!」
🩷「それは…太智?返さなきゃダメだぞ?笑」
💙「…はぁい」
太智はそう言うと俺にではなく、
勇斗先輩に俺のスマホを渡した。
勇斗先輩はすぐにスマホを俺に向けた。
でも、勇斗先輩は俺のスマホの中を
見てしまった。
そこには柔太朗とのLINEがあった。
🩷「…また二人でゲームしようとしてる…」
勇斗先輩はスマホの画面を見つめて、
悲しそうな顔をして言った。
💛「……勇斗先輩もゲームしましょ?」
俺はその悲しそうな顔からつい、
この言葉がでてしまった。
🩷「えっ!いいの?」
勇斗先輩はすぐに嬉しそうな顔する。
なんだか…可愛い。
いや、何考えてるんだ俺!
なんて思っているとーー
💙「え!俺もやりたい!やりたい!」
🩷「太智も?」
💙「だって4人でやった方が絶対おもろいやん!」
💛「じゃあ、4人でやります?」
💙「うん!そうしよ!」
🩷「よし!決まり!」
🩷「仁人〜フレンドになろ〜?笑」
💙「俺も俺も〜!笑」
💛「はいはい笑」
〜その日の夜〜
俺は柔太朗に、
『2人も誘いました!なので俺が招待しますね!』
とLINEした。意外と早く既読が着き、
OKスタンプが送られてきた。
俺はスマホを操作して、
3人にゲームの招待を送った。
すると、すぐに全員が参加した。
🩷「よーし!俺、絶対勝つから!」
💙「勇斗、初めてやろ?」
🩷「……そうだけど?」
💙「じゃあ最初は俺が教えたるわ笑」
🩷「いや、仁人に教えてもらう!」
💙「なんでやねん!笑」
🤍「……二人とも、始まってないのにうるさい笑」
💛「ふふっ……。」
気づけば、4人で笑っていた。
今までなら、
放課後は一人で過ごしていたはずなのに。
最近は、学校にいる時間が
少しずつ変わってきた気がする。
――そんなことを考えながら、
俺はゲームのスタートボタンを押した。
「READY」
画面に表示された文字を見て、
俺たちは一斉に声を上げた。
🩷「よし、勝つぞー!」
💙「負けへんで!」
🤍「……二人とも、落ち着いて笑」
💛「始まりますよ!」
そして――
俺たちのゲームが始まった。
コメント
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第6話、読ませていただきました🌷 勇斗先輩が仁人くんのスマホ画面を見て「また二人でゲームしようとしてる…」って言うところ、胸がぎゅっとなりました。あの、拗ねたような悲しそうな口調の中に、すごく純粋な気持ちが詰まっていて。それでいて仁人くんが「先輩もゲームしましょ?」ってさらっと誘う優しさ…。この距離感の変化が、本当に自然で温かいんですよね。 4人でのゲーム、画面越しに笑い合う声が聞こえてきそうでした。放課後が変わっていく感覚、すごくわかります。次も読むのが楽しみです🤍