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そうこうしているうちに、先生が
やって来た。
「銀、いやマスター。お前何でKINGに
しなかった?」
「何でってどゆこと?」
「KINGは、走り屋史上最高の名だぞ。
なのにお前は取らなかった。なぜだ?」
「えっとそれは..」
正直考えてない。そう言いたかった。
だが先生がそれを知ったら、はあ?と
なるだろう。そうはなりたくないので
こういうことにした。
「先生にはまだKINGでいて欲しいからです」
(ふっ。決まったぜ。これなら先生も
何も言うまい。)
「マ、マスター。お前って奴はほんとに、」
「ほんとに?」
「ほんとにいい奴だよ!ありがとうマスター
これでまだ走り屋を続けれるよ!」
俺はKINGと言われてもさっぱりわからない。だが先生が喜んでるなら、良かったと
思ったのだった。
「おっと、そろそろ時間だ。マスター。
明日学校で待ってるからな!」
そう先生は言ってGTRに乗り帰って行った。
「さぁて。俺も帰るか。」
俺もスープラに乗り家に帰った。
翌日、俺は、熱を出し、
学校を休むことになったのだった。
「ちっ、ちくしょ〜。」
また翌日。
元気になり俺は学校に向かった。
学校に向かってる途中、グラウンドに
車が止まっていた。先生達もいるが、
困ってそうにしている。
俺は無視しようとしたが、その車の所有者
らしきものが話して来た。
「お前が丸山銀か?」
「そうだ。じゃぁこの質問をそっくり
そのまま返す。テメェ誰だ?」
「自己紹介が遅れたな。我が名は、
南紀端だ。」
「端か。まぁいい。それよりも俺に何のようだ?」
「用はな。お前に挑戦状を出す!明日の夜、
竹口通りの所で待ってる。」
「待ってるのはわかってんだけど、そこで
何すんだよ。」
「あっほんとだ。」
こいつ天然か?と思うぐらいアホだった。
「れ、レースだ!レースでお前に勝つ!」
「はぁ。またレース?もう勘弁してくれ。
レースは、前やったぞ。」
「あんなのレースとは言わん!だから
俺と戦え!」
「何で戦えになるんだよ!ったく。わあった
勝負してやる。やけどな、テメェが負けたら
俺の部下になれ」
「上等だ!じゃあ明日竹口通りで待ってるぞ
丸山。いやマスター!」
「あのー、端君、君校則余裕で破ってるよ」
「あっすいません。」
こいつ、転校生なのか。まじかよ。後
こいつ天然だ絶対に。と思った俺だった。
とりあえず俺は教室に向かった。
そして授業が終わろうとした時、
恵が、こっちに来た。
「ねぇ、銀。」
「何だ?恵。」
「レースやってるの?本当に。」
「あぁ。やってる。何だ?お前応援して
くれんのか。」
「いや、そんなことじゃなくて、事故とか
怖くないのかな、て思ってね。」
「事故か。考えたことなかったな。」
「でしょ!やっぱりやめた方が…」
「いや、俺はやる。そして伝説の走り屋に、
なるんだ。恵。」
「そう。なら」
「ん?」
チュ。
「は?お、おい恵。お前何したのか..。」
「わかってるキスをしたのよ。次の、
レース頑張って欲しいから。」
「何だよそういうことか。もちろん
俺が勝つ!その一択だ!」
俺がそういうと、恵は、笑いどこかへ行って
しまった。
(何だったんだ恵。もしかして俺の事が、
いやないか。まあいい。今はレースの事
に集中しよう。)
授業も俺はレースのことで頭いっぱいだった
だがちゃんと授業も聞いた。大体、いや
ほとんど聞いていないかも。
俺は授業が終わり家に帰った。