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それで、ご要件は?
私は紅茶を用意しながら、奏斗に聞いた。
雲雀に全てを伝えたい。
、嫌だと言ったら。?
…まっさかー笑
無理強いはしないよ。
…私も考えてはいました。
でも、たらいが…。
僕も、そこで悩んだからアキラのところに来たんだよね〜笑
ま、僕がアキラと違うところがあるなら
“セラに嘘をつかせない” ってところぐらい。
ほう。
詳しく説明いただいても、?
僕達、付き合ったの。
僕が守るって、雲雀だと思っていいからって。
そんなこと言ったら、セラが
<いいよ、俺は雲雀じゃなくて、奏斗の事見てるから。>
っていわれちゃって。
無事お付き合いしたのはいいんだけど、セラはずっと頭のどっかで、僕じゃなくて雲雀のこと考えてる。
嘘つかせるのは、もうやなんだ…
貴方が、…そこまで言うなら。
少しずつお話してみますよ。
…覚悟は、あるんですね?
もちろん、
ありがとう。
奏斗は力強いようで、もろいその瞳で私を見つめた。
彼は、苦しみまで覚悟で。
今の幸せを、手放す覚悟でこの提案をしてきたのだと、否が応でも分かる。
そろそろ、
雲雀が帰ってくるので。
…そうだよね、じゃあ宜しくね。
また、来るよ。
えぇ、。
今夜は、考え事が煮詰まっていくような。
私にとっても。彼にとっても、苦しい夜になりそうだ。