テラーノベル
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K
のなな
「絶対にNo.1になる!」
想いだけは強かった。それ以外はどうだった?
「投げ出せば楽になる」
なんて頭に過るのも何回目なのかも解らない。見渡してもそんな弱気になっているのは、私だけ?
だから胸を張って、苦しい時だって笑って、だけどそんなの続けられやしないでしょ?
止められない想いや憧れの裏で育った劣等感が私を蝕んでいく。
なんで、どうして?ダメなんだ…って思わされる。あの人に届かないって解っていても諦められないのはまだ私を信じていたいから…
頭ではぼんやりと解っていた。努力してもこれ以上進めないことは
とうの昔に投げ捨てた筈のプライドが今さら私を動かす力になる。こうやって焦っているうちに君はどんどん遠くなって、追いかけ続ける自分が嫌なんだ。
「大丈夫、大丈夫だから…」
ずっとずっと隠し続けていた不安と焦燥で壊れかけた心
「もう、ダメなのかな?」
もう一度叶わない夢に手を伸ばす。
あぁ、諦めるってこんなに怖いことだったんだ…でも止まれない。まだ何もない私だからNo.1という輝きを手に入れるまで進み続けなきゃって諦められずにいる。だから想いや憧れの末に生まれた劣等感すら力に変えて進み続けてやる。
こんな自分を好きになれたその時は雨上がりの虹を掴むために行けるとこまで進み続けてやる。
「待ってろ…私のNo.1!」
コメント
4件
いいじゃないですか。 「諦めた方が楽なのに どうしてこの両手は届かない夢を掴もうとするの?」っていう歌詞を思い出した
最近は質が下がっている。残念です
うわ、この第8話、心の奥までえぐられるような感覚になりました。特に「諦めるってこんなに怖いことだったんだ」の一文にグッときましたね。追いかけるほど遠くなる憧れと、それでも手を伸ばし続ける強さ――劣等感すら力に変えるっていう最後の構えがカッコよかったです。内面の葛藤が生々しくて、まるで自分ごとのように胸が痛くなりました。続きが気になります!