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二十四章 決着
アメリカは5617に聞いた。
「お前、何で一人なんだ?AIなら操作するやつがいるだろ。」
「…」
「AI の反乱…で合ってるか?」
返事はない。
話し合うことはできない。
アメリカは5617との間合いを急激に詰めた。
5617はそのまま攻撃を弾く。
カキンという音がなった。
「カキン…?あッ、アメリカ…あなたそれ …」
イギリスの目線の先には刀があった。
「日本…いや、JAPAN!借りてるぞ!」
眠っている相手に、アメリカは呼び掛けた。
「アメリカ!チンタラ喋るんじゃねぇ!」
ソ連が叫んだ。
「狙え!」
その言葉を、アメリカは瞬時に理解し、
翔んだ。
「…!?」
イギリスが言葉を発する間も無く。
パン!
乾いた銃声が聞こえた。
そして翔んだアメリカは5617に向かって降下。
「5617…お前にとって俺はどう見える?」
返事を待つ隙も与えず、5617に斬りかかる。
「ごめん」
アメリカの悲しい声は誰にも届かなかった。
二十五章 エンド
ドサッ。
「…!アメリカさん!」
ベラルーシが顔色を変えてアメリカに近づく。
「イギリスさん!アメリカさんが…」
嫌な予感がイギリスを襲う。
「み…脈…ないんです…」
イギリスはため息をついた。
「よかった…」
「…は?」
ほっとしているイギリスを見て、ベラルーシはぶちギレる。
「息子死んだのになんですの?その態度!なんならあなたが死ねですw…」
しかし、その言葉は飲み込まれる。
イギリスのまわりが輝きだしたのだ。
そして…
「あ、あれ?わたくし、傷が…え?…え?」
「治癒魔法ですよ」
混乱するベラルーシに、イギリスはさらっと種明かしをする。
「この魔法は、死んだ者、怪我をした者を治します。」
「意識不明だと成功するか分からないんです」
イギリスの説明はベラルーシの頭に入らない。
「…?…?」
「あ親父、魔法使ったんだな」
「ええ。あなたが死んだのでね。」
「oh…」
ベラルーシは考えるのをやめた。
他の国々は知っていた、という顔をしている。
どのみち、ハッピーエンドである。
…一人を除いて。
「…はぁ…」
暗い、重いため息が聞こえる。
「我の出番、ほぼ無いアルね…」
「あとでアメリカに文句言ってやるアル」
「日本の兄は我アル!」
「何だと?」
「ひぇ!日帝…」
中国は全力で逃げた。
end
コメント
2件
中国さん,,,(笑) 神作品ありがとうございました!